★9月28日(木)★「教師が(学校が)忘れてはならない瞬間」について真面目に考える~「アフター授業談義」の場面で思う~★
現在、9月28日(木)18時00分。校長室にて。この日の感激と感謝の気持ちは、ホットなうちに記しておこうと思い、PCを開き、ブログページを立ち上げました。
昨日の記事に続いて、「教師とは」そして「学校とは」ということについて記します。昨日は「はつらつ先生」について記事にしました。さて、今日は本校はどんな日だったかと言いますと、「西部地区の先生たちが80名近くも参集する大きな大きな授業研究会の会場提供の日」だったのです。(正式名称→「西部地区道徳教育研究協議会」の2日目)
これだけ規模の大きい授業公開をすることは、教師にとっては、「超一大イベント」です。大勢の方(しかも同業の方ばかり。そして、県の教育委員会の先生方もいらっしゃいますから)に授業を参観いただく訳ですから、多少なりとも緊張もするでしょうし、不安だってあるでしょうし・・・しかし、そんなことよりも、こんな時の教師って「気合いが入る」わけです。
今日授業を公開した3名の先生たち。それはそれは準備を頑張ってきました。自分のクラスの子供たちのことを頭に思い浮かべながら「あの子はどんな反応をするかな?」とか「どんな意見が出そうかな?」とか「どんな展開で進めていこうかな?」とか・・・いろいろなことを考え、万全の備えをして今日の日を迎えます。とにかく、授業者3人、そして、3人を支えてきた、本校全職員に感謝の気持ちを伝えます。
授業の様子やその後の熱心な協議会の様子は、掲載写真にてご確認ください。
ここからが本タイトル記事のメインとなります。
先生たち。相当疲れたに違いありません。協議会の全てが終了し、私から職員に労いの言葉をかけて、全体を解散してから1時間。そして、そこからの西小の先生たちの姿に私は、「教師とは」「学校とは」の神髄を見た気がしたのです。
ふむふむ。校長室から聞こえてきます。なにやら、職員室内がいつも以上にワイワイ盛り上がっています。聞こえてくるのは「あの時の〇〇さん、本当にいい意見言っていたよね!!」「あの子のあの切り返しは凄かった!!」「あそこでああいう発言ができるって凄いですよね!!」「あの時もっとああいう展開をしてもよかったかもしれないよね・・」まあ、続く続く。そして、盛り上がる盛り上がる「アフター授業談義。」思わず語らずにはいられないのです。
これは教師にとって極めて大切なマインドです。いやいや、今日1日、そして、今日に向けての準備で、相当に疲れているに違いないのです。しかしです。それでも語りたくなるマインド。そして、それをお互いに気兼ねなくワイワイと共有し合える西小というチーム。ここに私は感激をしたのです。
働き方改革。もちろん大切。これは疑いのないことです。しかし、このような瞬間もまた、教師にとって、そして、学校にとっては本来忘れてはならないこと。私は強く、そして深く思います。
西小の職員に心からの感謝と敬意を表します。今週はあと1日。運動会、そして今日と駆け抜けてきた9月も終わります。
土日はゆっくりと休みましょう。
★9月27日(水)★The はつらつ先生~「魅力的な教師とは」について真面目に考える~★
「はつらつ先生」という先生がいます。あまり、聞きなれない方が多いのかと思いますが、埼玉県では、毎年、県内の優秀な先生を「はつらつ先生」という形で表彰しています。令和4年度は、県内で25名が、この表彰を受けています。そして、その一人が本校に勤務しているA先生です。
今日は、そのA先生の、元気はつらつな授業を公開した日でした。そして、県内・町内の先生たちがA先生の授業を参観に来てくださいました。
さて、ところで、魅力ある教師とはどんな教師なのでしょう。授業が面白い。授業が分かりやすい。話をよく聴いてくれる。とにかく頼りになる。元気である。親身になって相談にのってくれる。いろいろあるでしょう。また、授業はどこか不器用なところもあるけれど・・・とにかく本気である。使命感に燃えている。燃えたぎっている。・・・・とにかく、これらの他にも、挙げれば幾つもキーワードは出てくるでしょう。
色々とキーワードを挙げましたが、上記に挙げたキーワードの全ての大前提となる要素。それは表情でしょう。なぜそうか。「目は口ほどにものを言う」からです。人の表情は、目や口や筋肉等、いろろいな要素で表出されるものですが、「目が笑っていない」という言葉に表されるように、やはり「目」とは重要です。目には心が現れるといってもよいでしょう。
今回の記事には、本校の「はつらつ先生」であるA先生の「Theはつらつ表情」を6カット掲載しました。私は、A先生のどの表情にも、「本気さ」「使命感」「子供のように楽しむ心」等を感じ取りました。(というか、私は普段のA先生の様子からいつも感じ取っていますが。)
中には、表情なんて、、、と思われる方もいるかもしれません。そんなことはありません。なぜなら「人の表情が人を安心させる大きな大きな要素だから」です。しかも、人は、対面している相手の言葉の内容とかよりも、相手の表情から安心感を得ることが多いと考えます。
安心感って大切です。最近は「心理的安全性」という言葉をよく耳にします。8月のブログにて、お笑い芸人のオシエルズさんの講演の話題を掲載しまたが、一貫されたテーマは、まさにこの「心理的安全性」でした。
小学校において、この心理的安全性がちゃんと確保されている学級。そんなクラスは、「誰がどんなことを言ったって茶化されませんし、笑われません。」「誰だって、どんなチャレンジをしても認められます。」
これらの要素がちゃんと醸成されているクラスは、「学びに向かう集団」として日々成熟していきます。この「成熟」という言葉の意味が実に深い。と私は考えます。(今回はそこは深くは記載しませんが・・・)
さて、話は戻りまして、A先生。いい表情。あ、もちろん、A先生の魅力はこれだけではありません。そんなことは皆さんご存じかと思いますが。
魅力ある教師とは。この命題とその答えは、私たち教師はいつも持っていないといけません。
最後に。A先生。肝心なお顔の許諾について快諾してくれてありがとうございます★★授業中、目の前に起きる子供たちの様々な反応。それら一つ一つを「うんうん」と楽しみながら授業を航海・公開していくその姿は、なんか・・・日本酒の味わいの変化を楽しんでいるかのように映りましたよ。楽しかったです。
★9月17日(日)★DJ校長としてお祭りに参加しました★~西地区の夏フェス2023~★
DJをしました。どこで行ったかと言いますと、「西地区の区長会主催の夏祭り」においてです。
地域にある学校の学校長として、このような地域のお祭りに参加できることは幸せなことです。しかも、この度は、私の前職でもあるDJという経験をそのまま生かせる場まで企画してくださいました。今回の企画・提案をしてくださった区長様の志に敬意を表すとともに、感謝の気持ちをお示しします。
西小の校長として、壇上においてDJプレイをするということのインパクトは、私なりに理解しております。「校長先生が、地域のお祭りのステージに。」「しかも、(恐らくは多くの方にとっては、見慣れないし、聞きなれない)DJという営みを見る。」
私は、今回のステージを通して、子供たちに「自分という人間のアイデンティティであるとか、自己存在感であるとか」あるいは「心の奥底から本気で何かを楽しむこと」であるとか、何かしらの好影響となるきっかけになるとよいなと考え、今回の出演を喜んで引き受けました。また、地域の皆さんが(コロナ禍以降久しぶりに)こうしたお祭りを、より楽しむきっかけになるとよいなと考え引き受けました。
そして何より、地域の皆様が「西小の校長って、面白そう人だなとか、興味あるな」とか感じてくださるとよいなと考えています。そして、結果、地域とともにある学校づくりに生かしたいと考えています。
来場してくださった子供たちも、保護者の方たちも地域の皆さんも、とにかく、皆さんが笑顔満開でした。そしてもちろん…久しぶりに人前でDJをした私も。
ステージ後に子供たちと撮影した記念写真。私の宝物になります。
★9月16日(土)★情熱・パワー・絆・スマイル★~これらが、見る方にちゃんと伝わった。そんな運動会でした。~★
運動会を開催しました。タイトルのとおり、今年のテーマのキーワードである4つ(情熱・パワー・絆・スマイル)が、ちゃんと見る者に伝わる。そんな運動会であったと思います。
テント内や校庭からは、「うわー!感動した!」という趣旨の感想があちらこちらこら聞こえてきました。西小の子供たちは凄いと思います。なぜなら、見ている人を感動させているわけですから。人を感動させる、あるいは、人の心を動かせるって凄いことです。なかなかできることではありません。
私は運動会の子供たちの様子を見ていて思いました。人が感動する時とは、恐らく、こんな時なのだろうなと。それは、「人と人とが心と心を合わせている、あるいは一生懸命に合わせようとしている様子」人は、恐らく、この姿に感動しているのではと。
例えば、組体操。隣同志、ペアを組んでいる子供同士、あるいは、朝礼台の上に立ち、笛の音を通して、子供たちに語りかける担任と、それを受け止めて行動する子供たち。あるいは、リレーにおいて、次の走者に「頼むぞ!」という願いを託してバトンを渡す瞬間の様子。とにかく、この日の運動会の様々な場面において、西の子供たちが「心と心を合わせる様子」があったから感動を呼んだのだと思います。
ところで、子供たち。疲れたことと思います。しかし、その疲れは、本気で取り組んだことから感じる疲れであったはずです。こいういう疲れとは、人生においても、そんなに回数のあるものではありません。今回の経験は西の子供たちの成長のワンステップになったことを確信する。そんな運動会でした。西小の運動会。大成功と言えるでしょう。
★9月15日(金)★わずか1秒★~突然のどしゃ降り。さすが西小の先生たち~★
明日は運動会です。そして、学校において、その前日準備とは、それはそれは大変な作業となります。けれど、子供たちの晴れの舞台の一つである運動会。職員は全力かつ、愛情をこめて環境を整え、様々な準備をし・・・その最終確認が今日の作業です。
テントを設置し、椅子を並べ、音響機器を設置・リハーサルをし、受付を設置し、万国旗を設置し・・・そして、これらの他にも様々な準備を整えた上で運動会を迎えます。
15時25分。ひととおりの作業終了を確認し、私は西小の先生たちに対して、作業のお礼と明日に向けての心意気等について話をしていました。そして、ちょぅど私の話が終わった15時30分。
吉見町に突然降ってきたザーザー降りの雨。まったくの無音だった校庭に、突然のゴーーーーッというご轟音とともに、大量の雨が降り注ぎました。
そして、すごかったのが、その瞬間の先生たちです。1秒。いや、1秒もなかったかもしれません。職員室にいた全ての先生たちが「パッ!!!」と立ち上がり「音響!!音響!!」「チューナー!!チューナー!!」と、互いに声を掛け合いながら一気に校庭に出ていきます。
(しかも・・・みんなびしょ濡れになりながら・・・)
これぞ西小の底力。これぞ西小のチームワーク。これぞ西小のレスポンス。
私はこんな西小の職員が大好きですし、誇りに思っています。
明日は運動会です。主役の子供たちはもちろんのこと、先生たちにも達成感を味わっていただきたいと心から願っています。なぜなら、教師の元気が子供を元気にすると考えているからです。
明日の運動会。楽しみです。
★9月12日(火)★運動会まであと4日です★
9月16日(土)は運動会を予定しています。テーマは「情熱パワー! みんなの絆で スマイルわかせ」です。
こちらのテーマの文言一つ一つをじっくりと読み込みますと、それぞれの言葉には、西小の子供たちの思いを感じ取ることができます。
「情熱パワー」➡優勝という一つの目標に向けて、みなぎる思いの強さと受けとめました。
「みんなの絆」➡赤黄青組それぞれ仲間同士の協力や助け合い、励まし合い、そして、達成感だと受け止めました。
「スマイルわかせ」➡競技や演技を披露する自分たちはもちろんのこと、見にきてくださる、保護者や来賓、地域の方達も笑顔にさせたい。そんな思いと受け止めました。
当日は、これらのキーワード全てが「見える化」される形での運動会となれば嬉しいです。
そして、それはイコール成功ということになると思います。
ご来校いただく保護者様、来賓様、地域の皆様。当日はどうぞよろしくお願い致します。
★9月5日(火)避難訓練(今年度2回目)をしました&「ある担任からの嬉しい報告」について~
9月1日の防災の日と合わせて、避難訓練をしました。想定したのは震度7の地震と、それにともなう火災発生です。子供たちは真剣に校庭に避難をします。
今回、4月の実施時に変化をつけたのは、消防署の方お2人を指導者としてお招きしたことです。本物の消防士さん、そして、本物の消防車の登場に子供たちも興奮したに違いありません。放水体験をしたり、消防車をまじかに観察したりと、なかなかできないレアな体験をさせていただきました。その様子は写真にてご確認ください。
ところで、本ブログ記事を綴っていたところ、校長室に本校の特別支援学級を担任している職員が「校長先生。ぜひ共有したい出来事があります★」とある報告に来てくれました。私は、その報告を聞いて、「子供の学びの尊さ」「子供の素直さ」「教育という営みの尊さ」について強く強く感動したのです。ということで、その内容を記します。
特別支援学級で学ぶ女子児童(Aさんとします)の話です。Aさんは、普段は、自分の感じたことを上手に言葉に表して相手に伝えることに困難さを抱えている子です。と同時に私たち(教職員)は、Aさんの純粋で素直な心の側面を理解し、そのよさを生かそうと指導・支援にあたっています。
さて、そんなAさんが、先の担任と廊下を歩いていた時のことです。普段は、自分から意思表示をする場面はそんなに多くはないAさんですが、Aさんが、ある掲示物を指さして、「ねぇ!これ!」と担任に伝えてきたとのこと。さらに、場面変わって、昇降口付近にて。通路の隅にちょこんと置いてある消火器を見て再び「ねえ!これ!」と嬉しそうにニコニコの笑顔で伝えてきたのだそうです。
これは本当にすごいことだと私は受け止めました。教育という営みに毎日携わっていて、こんなにダイレクトな感情に襲われることはなかなかありません。正直、私は日頃の学校生活において、先のポスターや消火器の存在を特段に意識していることはありません。Aさんが、この2つの場面で、自ら意思表示を担任にしてきたこと。そしてなんと言ってもそのきっかけとなっているのが、午前中に行った避難訓練であることは間違いないことなのです。
とにかくこれはすごいことです。そしてこうも思います。この報告を私にしてくれた担任の気持ちにも感謝の思いを伝えたいわけです。教師の仕事のやりがいの一つには、今回のように「○○さんのこんなところが成長したよね!!」のような事柄を共有し合うこともその一つだと考えています。だから、私は、ダブルで嬉しかった。というお話です。
★9月1日(金)2学期が始まりました😊~引き続きどうぞよろしくお願いします~
9月1日は教師にとって特別な日です。(私がそう考える理由の詳細は、ぜひ、今月の学校だより記事をご覧ください。)
一学期の終業式の時のブログ記事にも「同じ坂道を上りながら登校する子供の様子」を掲載しました。そして、長い夏休みを経て、今回も同じアングルの写真を掲載しました。終業式の時と同じ光景なのですが、私には「子供たちがなにかしらの成長を遂げてどこか大きくなったように」見えました。夏休み中の様々な思い出や経験を経て、人として成長をした。そんな風に私には映ったのです。
急な坂道を元気に、ぐんぐんと、たくましく歩いてくる姿を目にするだけで、どこか感慨深く感じます。
子供が元気であること。これが一番です。西小の子供たち。いわゆる夏休み疲れのような印象は私にはまったく感じませんでした。そして、そのためには、教師が元気であること。これが本当に本当に大切です。
2023西小の2学期が始まりました。西小は元気よく歩みを続けていきます。引き続きどうぞよろしくお願いします。
★8月25日(金)お笑い芸人さんをお招きしました☺☺~吉見町の教員研修会~
笑いとコミュニケーション。私が大切にしている、幾つかの教育信条の中の一つには、この2点、つまり、「笑い」と「コミュニケーション」があります。学校は勉強するところ、遊ぶところ、失敗を経験するところ、成功を経験するところ、努力を経験するところ、挫折を経験するところ・・・・いろんな言い方ができるかと思います。しかし、とにかく、学校というところは「人と人とが関わり合うところ」。これだけは間違いのないところです。その意味で私は、「笑い」と「円滑なコミュニケーション」は極めて大切だと考えています。
例えば、授業一つを例にとって考えてみましょう。教師が同じ内容で、同じ教え方をしたとします。しかし、そこにさらに笑いもあって、円滑なコミュニケーションがあったら・・・その効果は前者と比べものにならないくらい、後者のほうがよいと私は考えています。というか、確信しています。
要は「楽しい授業」「楽しいクラス」ということです。「この先生の授業(クラス)ってなぜかいつもワクワクする」これが学力向上の一番の近道。私はそう考えています。そこには、いかなる方法論も太刀打ちできない領域。それこそが、「学級経営」だと思います。
前置きが長くなりました。お笑い芸人さんをお招きしました。吉見町には7つの学校があります。そして、全ての学校の先生たちが会員となっている「町の教育研究会」という組織があります。そこで、夏休み中のこの時期に、町内全ての先生たちで一斉に集まる研修会を開催しています。西小は、輪番制により、今年度の事務局です。そうしますと、そこの校長である私は、その会を運営する会長ということになります。
毎年開催しているこの教育研究会の講師を誰にするか??毎年の会長さんが悩まれる問題です。しかし、私は、大分前から決めていました。オシエルズさんというお笑い芸人さんにやっていただきたいと。オシエルズさんは「日本一学校を回っているお笑い芸人」というキャッチフレーズで活躍されているお笑い芸人さんです。以前から、YouTubeチャンネルやテレビ出演、雑誌や新聞の記事にふれ、一ファンでもあった私は、4月の西小着任当初から、こちらのオシエルズさん招聘に向けて計画・準備を進めておりました。つまり、念願かなっての講師の方ということなります。
私は、教師になったのが遅く、37歳で小学校の教師となりました。その後、たくさんの講演会や研修に参加し、その全ての会において、大きな学びを得ることができました。そして、校長という役割を任せていただくこととなった今、私の脳裏によぎるのは、「その人の歴代1記憶に残り、その後の教師生活にも良い影響を及ぼす講師を選定したい」ということです。そして、私が大切だと考えている「笑い」と言う要素について、単なる笑うということにとどまらず、「学力向上という観点から、笑うという営み」について考える契機としてほしい。そんなメッセージを吉見町の先生たちに届けたい思いから今回の企画をしました。
さてさて。当日の会です。本当に楽しかった。心から笑いました。本当に納得しました。本当に理解しました。本当に試してみたくなりました。そんな会でした。そしてなにより‥‥学校の先生たちが、研修会にあんなに楽しそうに参加している様子が見られた。。。それが本当に嬉しかったのです。
さあ。2学期が始まります。私たち教師も、つかの間の夏休みモードから2学期モードへのスイッチ切り替えです。今日の講演会でスイッチ。入れられたのではないでしょうか。オシエルズさん。ありがとうございました。
★8月25日(金)人権教育に関する研修会をしました~吉見中との合同研修~
人権教育は大切です。今日、様々な人権課題があります。例えば、外国人、女性、子供、北朝鮮当局による拉致問題、高齢者、同和問題、LGBTQ、ハンセン病、ヤングケアラー・・・と様々なキーワードが挙げられます。
そして、西小と吉見中では、毎年夏休みのこの時期に「合同での人権研修会」を開催し、人権教育に対する理解を深めています。今年は、埼玉県教育委員会 人権教育課の指導主事 大谷 直紀 先生を講師にお招きし、充実の研修会とすることができました。今回は「人権教育とは何か」「同和問題の理解」という2つの柱でご講義いただきました。
人権教育を推進する上で大切なキーワードは、知的理解にとどまらず、人権感覚を身に付け、実践的行動力を身に付けることです。これらのことについて大谷先生より、具体的な事例紹介やペア学習を織り交ぜていただきながら、分かりやすくお教えいただきました。
子供たちへの人権教育を充実させるべく、2学期以降の指導に生かしていきます。大谷先生、ありがとうございました。
★8月某日のひとこま~➀夏休みだからこそできる(夏休みでしかできない)教員同士のこんな関わり合い~➁何かに夢中になるって大切
夏休みです。以前も記事にしましたが、先生には、夏休みといっても、子供と同じ日数の休みがあるわけではありません。しかし、そうだとしましても、夏休み中の学校というのは、普段、学校に流れている空気とは大分違います。つまり、空気の流れ方がゆっくりとしています。これが普段の授業実施期間中となるとなかなかそうはいきません。
子供にとっても、教師にとっても、保護者にとっても、この夏休みとは、普段のそれぞれの空気とは少し違ったものなのだと思います。
さて、そんな夏休み中の学校だからこそ目にすることのできる光景。そして、いつも仲の良い西小の教員だからこそ見られる光景。それは教員同士のちょっとした和気あいあいトークです。まぁ・・・これができるのって、この時期くらいだと思いますが、だからこそ貴重です。
本題です。冒頭の写真の先生は誰でしょう?もちろん、西小の関係者の方たちならお分かりでしょう。西小一の昆虫博士。あの方です。夏休みの機会に、自身の昆虫フィギュアを披露してくれました。先生同士で「うわーーすごいねぇ・・!!」と話に花が咲きます。
ところで・・人間、何かに夢中になれることって大切です。私もいつか、自身の過去のDJ時代からため込んでいるレコードコレクションでも披露する機会があるといいなぁと、ふと思いました。
ということで夏休みもあと少しです。