★3月1日(金)★時を超えての再会★~ある生徒との出会い★~
「6年生を送る会」の感動に浸っている放課後、突然、私のもとをある親子さんが訪問してくれました。
その生徒さんと会うのは、おそらく、、、、7年ぶりぐらいでしょうか。初めて出会ったのは、彼が小1の頃です。あ、その子を私が担任したという訳ではありません。私の過去の勤務先で、あるきっかけを契機にその子と出会い、その後、彼が小3以降からおよそ7年間は会ったことはありません。しかし、私にとっては、「教え子」と言ってもよいくらいの関係性を、出会ったその時期に築いたと思っています。
今日は県立高校の入試合格発表の日でした。なんと、合格の報告をしに訪れてくれたのです。いやはや、思いもかけぬ再会と、成長した彼の姿に私は心から感動しました。私は、歯医者の予約があった関係で実際に話せたのは20分くらいでしょうか。しかし、約7年ぶりぐらいの再会であっても、そして、わずか20分くらいの時間であっても、心の距離感の近さは「あの時」と変わっていないことに気付きます。
私が今回の記事で伝えたいことはこういうことです。
(恐らく)関わった長さではなく、関わった質こそが、人間関係の深さになるのであろうということです。(まあもちろん、長さもそこには重要な要素にはなるのでしょうけれど)そして何よりもう一つあります。それは「教師という職業が、子供の人生の一部に及ぼす影響の尊さ」ということです。先人のいうところの「教育は人なり」という言葉を実感しながら家路につきました。
写真は、恐縮ながら、その親子さんから頂いた贈り物です。よく見ると、そこには「時計のイラスト」が。長い時間と月日を経ての再会。そこに込められたメッセ―ジを、私はちゃんと受け止めました。
教師とは尊い仕事だと、改めて感じた3月1日です。
★3月1日(金)★ちゃんと届いたよ。互いの気持ち。★~6年生を送る会~
3月です。1年間とはかくも早いものなのですね。学校の3月は「卒業モード」に入ります。今日は「6年生を送る会」でした。各学年が趣向を凝らした出し物で、体育館内を爆笑の渦にしてくれました。
笑うことを通して人は通じ合えます。笑いとは大切です。もしかしたら、人生において、笑うという営みが一番大切なのではとさえ思います。「笑う門には福が来る」「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」こんな名言の深い深い真の意味は、この年齢になってしみじみと実感します。
さて、6年生を送る会とは、全国どの学校においても結構なイベントです。かくいう私も、担任をしている時は、命をかけてと言ってもよいほどに気合いを入れて取り組んでいました。そして・・・・どの子供よりも担任の私が楽しんでいたのかもしれません。ああ、懐かしや。楽しかったなぁ・・・。
西小の子供たち。送る側の在校生も。送られる側の6年生も。まあ、どの出し物も楽しいこと楽しいこと。今日に至るまでの準備や練習のご苦労を想像すると、頭が下がります。いや・・・・もしかしたら、「苦労」だなんて感じていないかもしれません。なぜなら、「やりたいからやっている営み」には「苦はそんなにはともなわないから」です。今日の子供たちを見ているとそう感じました。
ところで、今日の主役の6年生。「愛されていたんだな」と改めて感じます。在校生から見える6年生とは「かっこよくて、頼もしくて、優しくて、面白くて、かしこくてて・・・・」そんな6年生だったということが、各出し物からも伝わりました。
体育館に飾られた「テーマの文字」。これまた味わい深い。気持ちとは、こういうところからも伝わります。
「ちゃんと伝わった・伝わり合った時間」それが今日の「6送会」でした。
★2月22日(木)★楽しかったなぁ★~PTA行事~
昨年は、校庭で「逃走中」を行いました。今年はあいにくの雨により、体育館にて行ったPTA行事です。
保護者の方がピラミッド状に隊形を組み、子供たちが、じゃんけんで勝ったら、次の保護者の方と対戦という形式での「じゃんけん大会」。前回の「昔遊び」の記事でも書いた「ゲーム性」というやつです。面白かったです。
保護者の方が円陣を組んで、ほぼ同時にあるジェスチャーをします。そして、子供たちは、そのジェスチャーの起点は誰か?を当てる「震源地ゲーム」。これも盛り上がりました。
最後は、西小の校内全体を使っての「学校かくれんぼ」です。「どこかなーー?」「ここじゃないかな?」「ああ!! いたーーーーー!!」これもまた盛り上がりました。
来年もぜひやりたいと思います。PTAの皆様、ありがとうございました。
★2月13日(火)★うわー!楽しいなー!~昔遊び体験をしました(1・2年生)
町の社会福祉協議会と地域のボランティアの皆様のご協力により、1・2年生が「昔遊び体験」をしました。
体育館内は「うわーーー超おもしろい!!」「早く、次やりたいよーー!」等の歓声が響き渡ります。
今日(こんにち)の、いわゆる出来上がった精度抜群の高性能なゲームに慣れ親しんでいる子供たちが、こうした昔ながらの遊びに夢中になっている様子を見ていると、「遊びの原点に通じる何か」を感じます。
私自身もゲームは相当に大好き人間ですので、いろいろと考えた1日になりました。それは、ゲーム性さえ高ければ、そこに見た目のカッコよさや制度など関係ないのではないかということについてです。
★2月6日(火)★わーーーーい!!雪だぁ!!★~2月6日は雪~
私の記憶が正しければのお話ですが、私が吉見町の学校に着任してからの3年間。3年連続で、「2月の第2週に積雪」を記録しています。
今回の雪。結構降りました。大人にとっては、心配の種でしかないであろう雪でも、子供にとっては「滅多に経験することのないお宝的な自然の恵み」です。そこで、せっかくですので、全校一斉に校庭で雪遊びをしてもらいました。
これこそ学校の醍醐味。つまり、それは「友達といっしょに雪でたわむれる」という営みです。そう。「いっしょに」というのが大切なのです。
令和6年2月6日雪の日。子供たちにとって一生の思い出となりますように。
★2月6日(火)★万が一の時の備え★~避難訓練(不審者対応を想定)~
「不審者侵入」を想定した避難訓練です。つい昨年にも、県内の学校に不審者が侵入するという事案がありました。そして過去には、言葉に表すことも辛いほどに悲しい事件も学校で発生しています。
学校に不審者が侵入だなんて、おそらく誰も考えないと思います。しかし、「うちの学校は大丈夫」と思ってしまうその根拠には、何の理論的なものはありません。
万が一の可能性であるにせよ、そのための備えや訓練はやはり大切です。
写真は今日の訓練の様子です。子供たちも真剣。そして、教師ももちろん真剣です。
ところで、少し話はズレますが、防犯の観点から言いますと、「夜の学校」も同じです。夜暗くなってからも遅くまで残業をしてくれている職員がいます。(心苦しく、そして「お疲れ様」と心から申します。)私が着任後、時々のことですが、夜暗くなってからも、玄関が開いたままになっていることがありましたので、「暗くなったら閉める」ように指導しています。
田舎町吉見町は大丈夫と根拠なしに言える時代ではなくなっています。一人しか職員の残っていない学校に、フラリと不審者が侵入してきたら・・・・適切な対応をとることは難しいと考えます。
学校が地域に開いていることは大切。しかし、同時に警戒も大切。
いやはや、大変な時代になったものです。
★2月2日(金)★心の中に鬼はおらんかぁ~~!!★~節分にちなんで~
今朝、正門前で登校する子供たちを見守っていますと、ある子が「ねえねえ・・・今年もあるのかなぁ・・・。」とつぶやいている子がいました。その後、昨年度も本校に勤めていた教頭と主幹教諭から、その発言の真意を教えてもらいました。
西小では、節分にちなんで、この時期に「鬼が校内を練り歩く」と。
ということで、今年も鬼に扮した2人が、給食のタイミングに合わせて、校内を練り歩きました。
嬉々とした様子で、鬼とのやりとりをひとしきり終え、鬼のキャプテン(どちらがキャプテンかはご想像を)から、「みんなの心の中に鬼はおらんかぁ?」との問いかけを受け、心の中の邪気を払えるように、みんなで「鬼はーー外ーーー!!」「福はーーーーー内ーーー!!」と唱えて、楽しいひとときは終了しました。
鬼さんたち、おつかれさまでした。
★2月1日(木)★新1年生の入学をお待ちしています★~昨日は「入学説明会」でした~
昨日(1/31)は、「入学説明会」を行いました。令和6年度4月に、新たに本校に入学する児童は13名です。西小の教職員一同が、そしてなにより、本校の在校生たちが、新しい仲間の入学を心待ちにしています。
さて、昨日は、保護者の方に対しては、本校の概要についての説明会を、そして、13名の子供たちに対しては、頼れる先輩(今の1年生たち)が、歓迎の会を開き、入学前に交流を深めることができました。
子供同士の交流会の様子そのものは、(私は説明会に参加しておりましたので)確認することはできませんでしたが、掲載した写真からだけでも、充実した様子が伝わってきます。なにより、1年生の子供たちの「真心」が伝わってきます。
新1年生となる皆さん、あと2か月で入学ですね★
4月には、西小の児童数は、113名となる予定です。
★2月1日(木)★卒業式まで・・・あと・・・〇〇日★~もう2月です。早いものです~
6年生の教室前の廊下には、「卒業までのカウントダウンカレンダー」が掲示されました。なんとも早いもので、もう2月です。小学校生活の締めくくりとなるこの2か月間。どうぞ、一層充実した濃い期間となりますように。そして、感動の門出の日となりますように。
小学校生活における「6年生」。それはやはり特別なものです。
★2月1日(木)★西小のよいところの一つ。それは、集会の時のピンとした姿勢です。★
西小の子供たちのよいところ。たくさんあります。例えばあいさつ。私が着任した時の様子と、今の様子を比べるだけでも、学校全体として、そのあいさつ度数は確実に高まってきていると感じます。(まだまだ成長の余地は多くありますが)
朝の登校時、元気な声が正門付近に響きます。休み時間、廊下内ですれ違う職員に対して、元気よくあいさつをする子供たちの声が聞こえてきます。
さて、今回は、体育館での集会時に見せてくれる、「ピン」と引き締まった姿勢です。今回の写真は、つい先日の児童集会の時の様子ですが、こうした様子は、何もこの日だけの特別なものではありません。いつもこのように、気持ちのよい姿勢を保っている西小の子供たち。これだけで嬉しい気持ちになります。
これも一つの「心の表れ」なのだと考えます。
★2月1日(木)★「にこチャレ」という取組をやっています★
2学期から取り組んでいるのがこの「にこチャレ」です。概要を記しますと、このような内容の取組です。
【★主なねらいはこうです】
➀子供たちの表現力を養う機会としたい。
➁校長が、子供たちの「個の側面」について知る機会としたい。
➂家庭と(本取組の様子を)共有したい
【★内容はこのようなものです】
➀児童は休み時間に、タブレットを持って校長室を訪れます。
➁校長があらかじめ示した「トークテーマ」について「1対1でトーク」をします。
➂その様子をタブレットで録画します。
➃その様子を(ぜひとも)家庭でも視聴していただきたいと考えています。
⑤「週単位で、取り組む学年を指定し、その順をローテーション」していきます。
9月から行っている本取組。私自身、とても楽しく行えています。なにより、子供たちの色々な側面が見られます。例えば、軽やかに会話のキャッチボールをする子、あらかじめ話す内容を用意してくる子、リアルなアドリブで会話を楽しむ子、暗唱のステージでは、自身の合格・不合格に本気で嬉しい・悔しいの気持ちを表現してくれる子。自分の趣味や特技について嬉々として話をしてくれる子、私からの質問に対してじっくりと考えてから話す子、入室・退室のマナーがとにかく素晴らしい子。とにかく色々なことに気付くことができます。恐らく、学級担任も知ることのないような側面も表れているのが、この「にこチャレ」だと感じています。
ただし、この「にこチャレ」は休み時間を使って行っているものですので、私としても「マスト感」は求めていません。ですので、担任にも「それでいい。」と話しています。校長も、担任も、子供も、とにかく「そこに負担感」があるのならやらなくてよいと考えてるのがこの「にこチャレ」です。また、こういうものに「ハマる子」もいればそうでない子もいると思います。あくまでも、(子供たちの成長に係るスイッチが押される可能性につながるであろう)一つのきっかけです。
ところで、「にこチャレ」をやっていて、強く感じること。それは、この「にこチャレ」の成否は、「話す力」よりも「聞く力」の方が大切だということです。(※このことについては、ブログで記していくと、膨大な文量となってしまいますので、いつかの機会があれば記したいと思います。)
聞く力=引き出す力=コーチングとも言えると思います。
これからの学校教育。ますます、このコーチングの力。大切です。私はそう考えます。
★2月1日(木)★祝★文部科学大臣賞~本校の主幹教諭が、大臣からの賞を受賞しました~
何がもやっとするかと言いますと、本校長ブログを、なかなか更新する時間がないことです。特に「12月と1月」の更新頻度は・・・いやはや反省です。
さて、2月です。一気に掲載したいと思います。
記事の内容は、1月の出来事なのですが、とにかく、このことを早く掲載したかったので、2月のトップ記事はこちらとします。
本校の主幹教諭のH先生。この度、文部科学大臣からの表彰を受けました。「優秀な教職員」としての名誉ある受賞です。
去る1月下旬、受け取った賞状を携えて、吉見町の町長さんのところへ「表敬訪問」に行ってきました。写真はその時の様子です。
国の大臣からの表彰。こんな名誉ある受賞を受けた職員が西小に、そして、吉見町に勤めていること。とても嬉しく、誇りに思います。