コミュニケーション調査論
コミュニケーション調査論
学生証番号
姓
テーマ
0ALM1222
木村
未提出
鹿内
オートバイと男女の価値観について調査
若林
多食産業の広告比較
黒岩
インターネット社会における新聞の存在意義
佐野
アルバイトのメディア効果とその影響に関する調査
桜井
ヒットする日本映画についての調査研究
湯澤
観客が望む適正な映画料金
OAPB1104 鹿内
「オートバイと男女の価値観について調査」
1、研究目的
今日、オートバイは男の乗り物ではなくなってきた。最近ではオートバイ雑誌で女性が乗っているオートバイの特集があったり、街ではビックスクータに乗っているのをよく見かけるようになった。
今までは中型免許を取得するにはMTしかなかったのですが女性がバイクを乗る人口が増えたこととビックスクータというATのオートバイが増えたことによってAT限定を作る予定である。
女性がオートバイに乗っている映画やTV番組が最近増えてきたことによってそこから影響を受ける人が多くなってきている。
このようにオートバイは危険だからといって男の乗り物であったがビックスクータという女性でも比較的に安全なオートバイが流行してきたことによって男女におけるオートバイの価値観が変わってきたからです。
2、調査目的
本調査企画は性別によるオートバイに対しての考えを調査することによって、男女のオートバイに対する考えの違いを発見する。
3、研究方法
オートバイに興味がある人、そしてオートバイに乗っている人に調査
0APB1119 若林
外食産業の広告比較
<問題の提起>
ファミリーレストラン並びに外食産業は低価格化が飽和状態にあり、新たな売り出し方を見出すべきなのですが、広報の面ではまだまだ遅れている。
<問題の所在>
外食産業の低価格化が進み、どの企業も低価格に続く新たな付加価値を見出そうとしています。扱う商品はもちろん大事なのですが、PR活動に関しては外食産業はあまり目立った活動をしていません。そこで企業ごとの宣伝の仕方の違いや、その比重の置き方、効果を比較していきます。マクドナルドなど低価格一辺倒をやめて新たな売り出し方をしたにもかかわらず、あまり成功しませんでした。その事例と宣伝広告との関わりも調べていきたいと思います。
0APB2104 黒岩
インターネット社会における新聞の存在意義」
Ⅰ<問題の所在>
世界中に張り巡らされているインターネット網、今まででは考えられないほどの速さで世界のあらゆる情報を知ることができる。私たちも友人や海外の人とのコミュニケーションツールとして、毎朝メールをチェックすることが日課になっている人もいるだろうし、知りたい情報を簡単に得ることが出来る道具として、その可能性はまだまだ無限の広がりがある。
そのような中、一日の情報媒体の一つとしての新聞の存在に疑問を感じた。今私は新聞配達をしているが、販売所における扱い部数が新聞配達を始めた当初に比べ減少しているし、お客様の家に新聞の勧誘に行くとお客様から「インターネットがあるから新聞はいらない。」という言葉をよく聞く。確かに手頃な料金で、知りたい情報を得ることができるが、新聞は情報の信憑性や社会のさまざまな事象を伝達する速さ、また、おまけとして付いてくるチラシは今生活している地域の情報を得ることができることなど、インターネットでは得られない情報も多い。またその反対にインターネットでしか得られない情報もあることから、インターネットと新聞の良い点、悪い点は何なのか、どのようなとき使うのか、情報の信憑性などを調査、分析し、人々の意識を知ることによりインターネット社会における新聞の将来を考察できればと思う。
Ⅱ<研究の目的>
上記の問題の所在に基づいて、研究目的を以下のものとする。
第一に、調査票によるアンケート調査によって人々のインターネットと新聞に対しての考え方、使用目的、情報の信憑性等を調査し、考察する。
第二に、インターネットと新聞の発展をたどり、何故このようなサービスが始まったのか、そして普及したのかを考える。
第三に、インターネットの普及に伴って新聞の売上がどのように変化したかを調べ、これと比較することで新聞業界にどの程度影響を与えているのかを考察する。
第四に、新聞のチラシを利用している企業の件数や人々の意識を調べ、考察する。
各調査によって得られた結果から、このテーマに迫ってみたい。
Ⅲ<仮説>
仮説①、新聞のほうが情報の信憑性が高い。
仮説②、インターネットは新聞と比べて娯楽性が高い。
仮説③、インターネットの普及による新聞への影響はあまりない。
仮説④、宣伝・広告において新聞の存在は多大である。
【図式モデル】
仮説1
仮説2
仮説3
仮説4
Ⅳ<調査企画の手順>
1.調査の目的
① 人々のインターネットと新聞をどのように感じているか、それらを使う目的、どのような情報を得ようとしているか。また両者の信憑性についても調査し、考察する。
②過去6年におけるインターネットの普及率と新聞の発行部数および売上高をグラフ化、比較し、両者にどのような影響をもたらしたかを検証する。
③過去6ヶ月における今勤めている新聞販売店におけるチラシの総枚数、一日の平均枚数、業種別の比率について統計を取り、アンケート調査を参考にしながらその影響を考察する。
2 調査の方法
□アンケート調査
□国内のインターネット普及率と新聞の購読数の変化を年度別にグラフ化、比較
□勤務先の6ヶ月におけるチラシ枚数・業種の調査、グラフ化
3 調査対象
□学生
4 調査内容(アンケート)
□あなたはインターネットの情報に関心がありますか?
□あなたはインターネットを利用しますか?
□新聞の情報に関心がありますか?
□あなたは新聞を購読しますか?等
Ⅴ<調査結果>
ⅰ、アンケートの実施について12月2日から12月8日までの一週間の間に東海大学生にアンケート調査を行い、男性38名、女性29、全体で67名から回答を得た。
1、インターネットへの関心
男性
女性
全体
関心がある
100%
100%
100%
関心がない
0%
0%
0%
アンケート対象者全員が関心があると答えた結果からして、今の時代においてインターネッなくしては、社会が成り立っていかないことや、私たちの生活においてそれから得られる情報、とくに私たち学生にとっては授業の資料集めやコミュニケーションツールなどとしてなくてはならない存在であることからして、当然の結果であるといってよい。
2、インターネットの利用度合
男性
女性
全体
利用する
100%
100%
100%
利用しない
0%
0%
0%
アンケート対象者全員が利用すると答えた結果は、私たち学生にとって授業で利用することを考えると当たり前の結果であり、答えてもらわなくてもよかった質問かもしれない。
3、新聞とインターネットの利用目的
インターネットの利用目的
全体平均
男性平均
女性平均
Ⅰ.娯楽目的
2.9
3.1
2.7
Ⅱ.情報収集目的
2.9
3.1
2.6
Ⅲ.その他の目的
2.1
2.4
1.8
新聞の利用目的
全体平均
男性平均
女性平均
Ⅰ.娯楽目的
2.4
2.3
2.4
Ⅱ.情報収集目的
2.7
3.0
2.4
Ⅲ.その他の目的
2.3
2.5
1.9
結果を見ると、インターネットのほうが新聞と比べて娯楽目的で利用する割合が高いことがわかった。⇒仮説②が実証
また、男女を比べてみると娯楽目的の値はさほど変わりはないが、情報収集目的について男女では開きがあり、男性のほうが女性に比べて情報収集を目的としてインターネットと新聞を利用している頻度が高い傾向にあるといえるのではないか。
6、インターネットと新聞から得られた情報の信憑性
インターネット情報の信憑性
男平均
2.7
女性平均
2.9
全体平均
2.8
新聞情報の信憑性
男平均
3.4
女性平均
3.3
全体平均
3.4
結果を見ると、新聞から得られる情報のほうがインターネットから得られる情報より信憑性が高いと感じている人が多いことがわかった。 ⇒仮説①の実証
今回のアンケート結果では仮説が確かめられたが、インターネットの性格上、誰でもが情報発信できるという点で、それが利点でもあり欠点にもなる。なぜかというと、発信された情報が信頼の置ける発信下からか否かという点で新聞と比べると劣るからです。しかし、新聞を否定するわけではないがそれまで新聞などの情報はすべて信憑性があったと言えるのだろうか、誤った情報が流れ、全国的に混乱を起こしたような事例はなかっただろうか。
ここでやはり重要なのは、受け取る側の情報の取捨選択能力あるいは判断能力でしょう。こられなくしては、いずれの許認可や規制も無駄になり、また情報操作というきわめて好ましくない事態にもなりかねません。 情報を発信する側にのみ責任を転嫁するのではなく、情報を受け取りそれを判断する側にも当然責任が問われなくてはならないはずです。時には、正しい情報収集に資金を投入するという姿勢も必要になるかもしれません。このことにおいて日本人の性格上、現物ありきという意識、たとえば銀行から融資を受けるときにすばらしい技術や能力があるとしても、担保となる資産がないから融資できないことなど情報などの無形のものについてお金を払いたくないという日本人の悲しいサガがあり、このことを変えていく必要があるといえる。
ⅱ、私の働いている販売所における平成15年7月から平成15年12月までの新聞1部あたりのチラシの枚数を調査した。以下がその結果である。
総枚数
1684
一日平均枚数
9.2
業種別に表にすると
生活におけるチラシの有効性
男平均
3.0
女性平均
3.5
全体平均
3.2
結果を見ると、チラシ枚数については私が普段配達している新聞、とくにチラシについて参考になった。業種別のチラシの割合をみると、私たちの生活に密着したもの(スーパーや家電、量販店)の割合が全体の四割強占め、チラシの有効性をみると全体的に必要であると思っているひとが多いことからして、チラシが私たちの生活に与える影響やそれを利用して事業主の影響が高いことがわかった。⇒仮説④の実証
また、チラシの有効性について女性の値が高いところを見て、女性のほうがチラシから得られる情報に敏感であるのではないかと思った。
【参考】新聞屋のチラシ収入はどれくらいかと思ったので調べてみました。
6ヶ月間の販売所チラシ総枚数
4231770
チラシ一枚の平均単価(円)
\7.3
一日あたりの販売所の平均チラシ総枚数
22,998.8
一日あたりの平均チラシ収入(円)
\167,890.9
一ヶ月あたりの平均チラシ収入(円)
\30,891,921.0
感想:かなりの金額を得ていると感じた。
ⅲ インターネット利用者の増加によって、新聞の発行部数は影響を受けているか否かを調査し、過去6年間のインターネット利用者の動向と新聞発行部数の動向を表にして、検証してみた。
総務省通信利用動向調査(2003)と日本新聞協会 新聞の発行部数調査(2002)より作成
結果を見ると、インターネットの普及率と新聞の発行部数において、インターネットの普及により新聞の発行部数に若干の減少はみられるが、あまり影響は出ていないように見える。だが、売上のほうをみる過去6年において次第に売上高が減少してきているところをみると、新聞の発行部数がそのまま売上高に比例しているとは言えないのではないか。私の働いている販売所において、残紙となる新聞の部数が配達している部数とほぼ同じぐらいあるので、新聞の発行部数だけで新聞業界の規模を測ることは、少し乱暴であると言える。また、近年おける環境問題への対策として企業の社会的責任(CSR)や、社会的責任投資(SRI)の高まりなど、主に紙を媒体とした新聞が今までのような情報提供サービスシステムの抜本的な改革の時期に来ているのではいか。
Ⅵ.まとめ
1.総合考察
インターネットと新聞情報の信憑性や利用目的、チラシの有効性、インターネットの普及による新聞への影響を見てきたが、情報の信憑性については情報発信元への違いから両者にそれなりの開きがあり、私たちのような情報の受信者も感覚的にそのことを承知しながら利用しているのだと思った。このことは、受け取る側の情報の取捨選択能力あるいは判断能力が重要になってきているだろう。チラシの有効性は、私たちの生活に密着した情報を中心にチラシ利用業者もそのニーズに沿った情報を提供していることから、値段も安価で、私たちに与えるインパクトも大きいチラシは新聞のおまけ以上の役割を果たしていると感じた。そして、インターネットの普及による新聞への影響は、これからの新聞業界のあり方について本格的に考える時期に来ているのではないかと感じた。
日本における近代新聞の起源は、明治5年に創刊された東京日日新聞(現毎日新聞)であり、幕末から明治にかけての時期と見られている。つまり、近代国家としての日本が誕生したと同時に新聞も誕生したというわけである。以来、新聞は社会に様々な情報を影響し、議論を起こし、また歴史を記録してきた。しかし、新聞の歩みは、決して平坦なものではなかった。専ら政は御上が取り仕きるという時代には、民はそれに口出しすることは許されなかった。もちろん対外政策や国外の情勢は全くシャットアウト、知る由もなかった。それが、近代国家として明治政府が成立すると同時に、政は政治、御上は政府、民は国民に代わった。そこでは、自由民権運動にはじまる民主主義の潮流が生まれ、政治に国民が参加することを善しとされるようになった。制限選挙であったが、国民選挙も行われるようになった。だが、政治に参加し、選挙に参加し、選挙で投票するには、それなりの判断材料が必要となる。それまで、為政者が独占していた情報を広く国民に知らしめる必要が生じるわけである。これが、現在でいう国民の「知る権利」の発祥のわけ由来である。そこで、必然的に求められるのが「知る権利」を保障するための情報収集・提供・懐石である。新聞の誕生はまさに、この時代の必然的要請によるものだったが、それは同時に社会の木鐸としての使命が新聞に与えられたという意味を持つ。仮にこの時、時代の要請にもかかわらず生まれていなければ、政治は政、国民は民のままであったであろう。
明治・大正・昭和(1945年まで)と、新聞に与えられた使命をまっとうするに際して、為政者である政府あるいは軍隊から幾度となく厳しい検閲・統制を強いられた。とくに、戦時における情報統制が、徹底的であったことはよく知られている。結果、先の大戦において、国民は為政者に扇動され、玉砕覚悟の戦争にすら盲信的に勝利を確信していた。新聞にとっては苦難の時代であった。戦後、新政府・新憲法の下、新たな民主主義の再生が試みられ、「言論の自由」、「表現の自由」が国民に保障された。新聞をはじめとしたマスメディアにとっては、水を得た魚といったところだろう。
しかし、為政者が「明らかにされては困る情報」というのは、いつの時代もなくなるものではない。情報を隠したい側と報じる側の間には、基本的な対立構造が存在するということであろう。最近の自衛隊のイラク派遣の巡る与野党やマスコミ、国民の対立はこの構造を如実に示している。新聞などメディアが存在しなければ、当然こうした対立はないのだが、つまりこれは、為政者の独断で国家・国民が動かせるという状況を生むということである。
近年の目覚しい技術発展により、メディアは多様化し、マルチメディアと呼ばれるものも生まれた。新聞はもとより、インターネット(ウェブメール・メール配信)、携帯電話(文字情報)、CATV・BS・CS・地上波デジタル放送やファックスサービス、さらには街角の電光ニュースまでもが今では情報発信ツールとして大きな役割を果たしている。目下、IT(情報技術)をはじめとした急激な発展と見せているメディアの動向は、まさに「マルチメディア新時代」の到来を呼ぶに相応な状況である。さらに近い将来、音楽、写真集、ゲームソフトなどのさまざまな商品の「ノンパッケージ化」が進み、あらゆる情報は電子化された形で社会を行き交うことになるだろう。新聞記事も例外ではない。
とくに、新聞においてはインターネット新聞の登場や環境問題におけるCSRやペーパーメディア離れ、若者の活字離れ、新聞業界における「部数至上主義」という古い慣習、体質など新聞世界を取り巻く環境は甚だ厳しい。
では、もう新聞はお役御免かというと決してそうではない。日本の新聞は、そのほとんどが戸別配達で毎朝家庭へ配られている。したがって、情報の需要者は欲している情報を自ら探索するよりも容易に入手することが可能であり、もっと詳しい情報については図書館にいくなり、インターネットで探してみるなりすればよい。情報の氾濫や不正確性といった情報社会・マルチメディアの抱える影の部分を照らして余りある利点が新聞にはあるといえる。加えて、時代の見つめてきた新聞は、長く国民のオピニオンリーダーであった。正確な情報を確かな視点で解析し、議論する鋭い記事は、多くの国民の思考の材料となり、的確な視点を与えるだろう。そのオピニオンリーダーとしての役割を果たすためにも、今日のペーパーレス社会における対応としてインターネット新聞などのマルチメディア新聞のようはインターネット経由の情報発信の整備・拡充を推進し、環境問題に対応した今まで以上のリサイクルシステムの構築し、新聞業界だけでなく、それを取り巻く差様々な人たちに影響を与え、さらにはゼロ・ミッション社会を推進していくような運動を促してほしい。そのためには、新聞業界における「部数至上主義」という慣習に捕らわれない活気あふれる風土やインターネットなどのITと上手く利用し、マルチメディア社会の更なる発展に寄与してほしいものである。マルチメディア新時代を迎えた21世紀においても新聞の果たす役割は大きいといえる。
2.これから調べてみたいこと
この調査を通して新聞の将来性を見てきたが、最近におけるインターネット新聞などのマルチメディア新聞の登場について興味が沸いたので、このことについて調査・考察してみたいと思った。
また、これからの企業に求められる責任という議論で、企業における社会的責任(CSR)が高まっており、社会という利害関係者(ステイクホルダー)に対してどのように応えていくかというコーポレート・ガバナンスの問題について、日本企業や欧米各国の企業を対象にしてどのような取り組みをしているのか、また企業に対して何が必要とされているのかを調査し、これからの企業のあり方について考えてみたいと思った。
参考文献・URL
【参考文献】
・本郷美則 2000 「新聞があぶない」 文春新書
・門奈直樹 2001 「民衆ジャーナリズムの歴史」 講談社学術文庫
・春原昭彦 1985 「日本新聞通史」 新泉社
・岩瀬達哉 1998 「新聞が面白くない理由」 講談社
【URL】
・新聞の歴史について
http://www.lian.com/TANAKA/comhosei/newspaper.htm
http://www.church-in-osaka.com/greatest_event.htm
・新聞発行部数について
http://www.pressnet.or.jp/data/01cirsetai.htm
・新聞売上高について
http://www.pressnet.or.jp/data/03finuriage.htm
・新聞の将来性について
http://www5b.biglobe.ne.jp/~naoki6/politics/ronbun_seiron.PDF
http://www.geocities.jp/tomwatson1949/shortcolumnp12.html
・インターネットの歴史について
http://hp.vector.co.jp/authors/VA008237/f9.htm
http://hp.vector.co.jp/authors/VA008237/i-mode/rekisi01.htm
・インターネット情報の信憑性について
http://rods.plala.jp/~s002/diary/index051.html
・インターネット普及率について
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/pdf/030307_1a2.pdf
インターネットと新聞についてのアンケート
東海大学 政治経済学部 経営学科 4年 黒岩
<ご協力のお願い>
この度、インターネット社会におけるインターネットと新聞がどのように関わっているのかを調査することに致しました。ご協力よろしくお願いいたします。
Ⅰ. インターネットについてお伺いします。
Q1―1 あなたはインターネットの情報に関心がありますか?
1.ある 2.ない
Q1―2 あなたの家にパソコンはありますか?
1.ある 2.ない
Q1―3 パソコンを利用し始めてどのくらいですか?
1. 1ヶ月以内 2. 2~3ヶ月 3. 4~6ヶ月
4. 7~11ヶ月 5. 1年 6. 2年 7.3年
8. 4年 9.5年以上 10.利用しない
Q1―4 あなたはインターネットを利用しますか?
1.する →Q1‐5へ
2.しない →Q2へ
Q1―5 インターネットを利用し始めてどのくらいですか?
1. 1ヶ月以内 2. 2~3ヶ月 3. 4~6ヶ月
4. 7~11ヶ月 5. 1年 6. 2年 7. 3年
8. 4年 9. 5年以上
Q1―6 あなたがインターネットを利用する目的は何ですか?あなたのお気持ちに近いものをお答えください。
4……全くそう思う
3……どちらかといえばそう思う
2……どちらかといえばそう思わない
1……全くそう思わない
1.くつろぐため 4 3 2 1
2.世界中の出来事を知りたいため 4 3 2 1
3.ワクワクしたいので 4 3 2 1
4.時間潰しに 4 3 2 1
5.人生について知りたいため 4 3 2 1
6.気楽に楽しむため 4 3 2 1
7.自分自身を知りたいため 4 3 2 1
8.娯楽の対象として 4 3 2 1
9.寂しさを紛らわすため 4 3 2 1
10.冷静になるため 4 3 2 1
11.便利なので 4 3 2 1
12.情報を探すため 4 3 2 1
13.買いたい商品を知るため 4 3 2 1
14.見ることが習慣になっている 4 3 2 1
15.話題を提供してくれる 4 3 2 1
Q1―7 あなたはインターネットから得られた情報を信じますか?
1.信じる
2.どちらかといえば信じる
3.どちらかといえば信じない
4.信じない
Ⅱ.新聞についてお伺いします。
Q2―1 あなたは新聞の情報に関心がありますか?
1.ある 2.ない
Q2―2 あなたまたは家で新聞を購読していますか?
1.している → Q2‐3へ
2.していない → Q3へ
Q2―3 あなたが新聞を読み始めてどのくらいですか?
1. 1ヶ月以内 2. 2~3ヶ月 3. 4~6ヶ月
4. 7~11ヶ月 5. 1年 6. 2年 7. 3年
8. 4年 9. 5年以上 10. 読まない
Q2―4 あなたが新聞を読む目的は何ですか?あなたのお気持ちに近いものをお答えください
4……全くそう思う
3……どちらかといえばそう思う
2……どちらかといえばそう思わない
1……全くそう思わない
1.くつろぐため 4 3 2 1
2.世界中の出来事を知りたいため 4 3 2 1
3.ワクワクしたいので 4 3 2 1
4.時間潰しに 4 3 2 1
5.人生について知りたいため 4 3 2 1
6.気楽に楽しむため 4 3 2 1
7.自分自身を知りたいため 4 3 2 1
8.娯楽の対象として 4 3 2 1
9.寂しさを紛らわすため 4 3 2 1
10.冷静になるため 4 3 2 1
11.便利なので 4 3 2 1
12.情報を探すため 4 3 2 1
13.買いたい商品を知るため 4 3 2 1
14.見ることが習慣になっている 4 3 2 1
15.話題を提供してくれる 4 3 2 1
Q2―5 あなたは新聞から得られた情報を信じますか?
1.全く信じる
2.どちらかといえば信じる
3.どちらかといえば信じない
4.全く信じない
Q2―6 新聞についてくるチラシの情報はあなたの生活に役立っていますか?
1.大変役立っている
2.どちらかといえば役立っている
3.どちらかといえば役立っていない
4.全く役立っていない
Q3 あなたの性別を教えてください。
1.男 2.女
Q4 あなたの年齢を教えてください。
( )歳
ご協力有難うございました。
0APB2116 佐野
アルバイトのメディア効果とその影響に関する調査
① <本調査の背景>
現在、長引く不況に伴う雇用状況の悪化により、フリーターの数は年々、増加をたどっている。フリーターとは厚生労働省の定義によれば、低賃金、低技能のパート労働者であり、フリーターの数は、1982年の段階で50万人、1987年では79万人と増加していき、1992年では101万人、1997年では160万人にも増加した。1992年からは5年間で1.5倍にもなった。そして、現在の厚生労働省の調べでは、フリーターの数は200万人ともいわれている。総務省の調べでは、派遣社員や契約社員を含めるために、417万人にものぼる。いずれも対象は15歳から34歳のため、統計に入っていない36歳以上のフリーターの実態はわからない。
フリーターとは、そもそもフリー・アルパイターを略した造語であり、その意味は、文筆業など、すぐには生活基盤が安定しない目標を追いかけながら、生活のためにアルバイトをする若者への応援の気持ちを込めてつくられたものである。しかし、現在においては、その意味とは、大きくかけ離れたフリーターが多く存在するのが実態である。
フリーターの多くは、学校卒業して、すぐの若者と会社を辞めてしまった人などである。それらの若者の多くは就職をすることを諦めてしまい、フリーターの生活から抜け出すことができずに、就職せずに年齢を重ねてしまう。学校卒業後にフリーターの生活を長年続けてしまった若者は、会社に就職しようとしても、社会に出た経験がないし、就職しようとした気が感じられなかったということで会社の判断は厳しく、それだけで就職する機会を失ってしまう。卒業後、就職しないということは、その後もフリーターを続けることにつながってしまうのである。
現在の不況において、就職することは大変厳しく、若者たちが満足する就職先に就職することは、とても難しいであろう。そのため、若者が就職することを嫌い、フリーターとして生活していこうと考えるのもフリーターが増える要因のひとつともいえる。
しかし、このまま、フリーターの数が増加していくことは、日本経済においても労働力の減少を意味し、不況にさらに拍車をかけることとなるといえる。
高校、大学を卒業後、就職をせずにアルバイトで生活をしていく若者が増加している現代、若者はどのような目的を持ち働き、アルバイトからどのような影響を受けているのだろうか。
② <調査の目的>
学生時代にアルバイトを経験する若者は多数存在し、そのアルバイトは多少なりとも学生の進路に影響すると考えられる。アルバイトを経験することにより、学生は少なからず学生時代において社会勉強をすることができ、それは就職先を選ぶとき、もしくは就職後、仕事についてからも何らかの影響があるはずだからである。この調査は、学生のアルバイトに対する目的意識等を調べ、アルバイトが学生にどのような影響をあたえるかを考察する。
そして、男女によって仕事に対して職場で重要視するもの、目的、仕事を辞める理由など異なる理由があるはずであり、アルバイトから受ける影響も様々なはずである。この調査は、それらすべてを考察し、男女それぞれのアルバイトにおける影響を調べることが目的である。
仮説
1.男女によって、アルバイトを探す時に、重視するものは異なるはずである。
2.アルバイトをする目的は、将来の就職先での仕事の目的と同等のものであり、その目的は、男女によって異なるはずである。
3.アルバイトを辞める理由は、将来の就職先での仕事を辞める理由に、少なからず関わるものであり男女によって異なるはずである。
4.学生時代のアルバイトの経験は、その後の進路決定になんらかの影響があるはずである。
③ 調査方法
調査時期 2003年 12月
調査対象 東海大学文科系学生
調査方法 配布回収法
④ 結果と考察
表1「アルバイトを探す時、重視するもの」
そう思う……4 少しそう思う……3 あまりそう思わない……2
全くそう思わない……1
4
3
2
1
計(%)
職種・仕事内容
男
女
81.8
42.8
15.2
57.2
0.0
0.0
3.0
0.0
100
100
給与・賃金
男
女
63.6
57.2
24.3
35.6
12.1
7.2
0.0
0.0
100
100
勤務地
男
女
60.6
64.4
21.2
28.4
15.2
7.2
3.0
0.0
100
100
やりがい・面白さ
男
女
33.3
50.0
36.4
42.8
9.1
0.0
21.2
7.2
100
100
勤務時間
男
女
48.5
35.6
27.2
64.4
15.2
0.0
9.1
0.0
100
100
職場の人間関係
男
女
24.3
21.4
33.3
50.0
27.2
21.4
15.2
7.2
100
100
表1の調査の目的は、学生がアルバイトを探すときに、何を基準に仕事を選んでいるのかをとらえるのが目的である。男女比較することによって、それぞれの重視するものは何か考えることができる。この表1の結果は、少なからず学生が就職先を選ぶ時にも関係するといえる。
表1の結果を考えてみると、第一に「職種・仕事内容」については女性よりも男性の方が重視するといえる。
第二に、「やりがい・面白さ」については、男性より女性のほうが求めがちである。
第三に、「職場の人間関係」においても男性よりも女性の方が重視する傾向があるといえる。 アルバイトを探すとき、男性は、その職場での楽しさを基準に探すのではなく、職種・仕事の内容を重視しアルバイトを探すといえる。仕事内容が職場の決定に大きく左右している。女性はその職場でのやりがい・面白さや職場での人間関係を重視し、男性よりも職場での楽しさを重視し、アルバイトを探しているといえる。男性、女性それぞれアルバイトを探すときの重視するものは大きく違っている。
表2「アルバイトの目的」
そう思う……4 少しそう思う……3 あまりそう思わない……2
全くそう思わない……1
4
3
2
1
計(%)
お金を稼ぐため
男
女
91.0
85.8
9.0
7.1
0.0
7.1
0.0
0.0
100
100
時間を有効に使うため
男
女
9.0
21.4
42.6
28.6
27.2
42.9
21.2
7.1
100
100
自分自身を成長させるため
男
女
15.1
42.9
42.6
35.7
24.2
21.4
18.1
0.0
100
100
職種に興味を持ち経験したいため
男
女
18.1
28.6
24.2
50.0
36.5
21.4
21.2
0.0
100
100
社会性を養うため
男
女
21.2
50.0
45.5
35.7
21.2
14.3
12.1
0.0
100
100
友好関係を広げたいため
男
女
15.1
42.9
24.2
14.3
36.5
35.7
24.2
7.1
100
100
表2の調査の目的は、男女それぞれ、どのような目的を持ってその仕事で働いているかをとらえるのが目的である。アルバイトに対して、どのような意気込みで取り組み、そこで何を得ようとしているのかを考えることができる。これは、将来の就職先での目的と同様のもの、としてとらえることができると考えられる。
表2の結果を考えてみると、第一に男性は、主に「賃金を稼ぐこと」が、アルバイトの目的だといえる。
第二に、女性は「自分自信の成長」や「職種への興味」、「社会性を養うため」などの比率が男性と比べ格段と多い。
第三に、「友好関係を広げたい」という点においても、男性より女性のほうが多くアルバイトの目的としている。
アルバイトの目的は、男性は賃金を稼ぐことを最も重視しており、その他のことはそれほど重視する傾向にないといえる。女性は男性と違い、賃金を稼ぐこと以外に、多くのことを目的としており、その職場での自己の成長をうながすことを重視し、男性より職場で得ようとするものは多い。その職種に興味を持ち経験することとがアルバイトの目的としてとらえていることなど、仕事の目的への考え方は非常に顕著なものである。女性は、友好関係を広げることも仕事の目的に繋がっており、賃金だけを重視する男性とは、仕事の目的の違いに大きく異なるものがあるといえる。
表3「アルバイトを辞めた理由」(複数回答形式)
男(%)
女(%)
賃金の不満
18.2
0
職場の人間関係
18.2
35.7
仕事内容が辛いから
15.2
7.1
勤務時間の不満
27.3
7.1
勤務地の不満
3.0
0
長く働き仕事内容に飽きたから
6.0
0
他のアルバイトを経験したいから
6.0
7.1
目的の金額を稼いだから
6.0
7.1
アルバイトを辞めたことがない
15.6
42.9
表3の調査の目的は、学生がアルバイトをどのような理由で辞めているかをとらえるのが目的である。男女それぞれの辞める理由の違いを表し、仕事を辞めてしまう原因や仕事への取り組みを考えることができる。
表3の結果を考えてみると、第一に、男性の辞める理由はさまざまであることに比べ、女性は主に「職場の人間関係」が辞める理由となっている。
第二に、「アルバイトを辞めたことがない」という女性が非常に多くおり、男性に比べ仕事を辞めにくいといえる。
アルバイトを辞める理由は、男性は勤務時間の不満が一番多いが、辞める理由はさまざまである。女性は仕事や賃金、時間などは、直接それほど辞める理由にはならず、職場の人間関係で辞めることが主な理由といえる。女性はアルバイトにおいて人間関係を重視しているといえる。アルバイトを辞めたことがないという女性の比率は多く、男性よりも女性のほうが仕事に長続きするといえる。しかし、職場の人間関係が仕事を辞める理由につながるということは、職場の人間関係が悪化してしまったり、もとから人間関係の悪い職場であったりしてしまうと、男性よりも仕事を辞めてしまう比率が多くなってしまうとも考えられる。
表4「アルバイトの進路決定への影響」
男(%)
女(%)
多大に影響を受けた
0
14.3
少し影響を受けた
18.2
28.6
どちらともいえない
27.3
50.0
あまり影響を受けなかった
21.2
0
全く影響を受けなかった
33.3
7.1
100
100
表4の調査の目的は、アルバイトの経験が進路決定の影響へ左右するかをとらえるのが目的である。アルバイトという社会に触れることによって、学生はその後の進路決定など考え方が変わったかを考えるものである。
表4の結果を考えてみると、第一に男性よりも女性のほうがアルバイトの影響が非常に大きいといえる。
第二に、女性がアルバイトから影響を受けなかったという比率は非常に少なく、多くの女性がアルバイトから影響を受けている。
第三に、アルバイトから影響を受けたと感じる男性はあまり多くなく、男性はあまりアルバイトから影響を受けない。
アルバイト経験からの進路決定への影響は、男性よりも女性のほうが影響を受けやすく、影響を受けない女性はあまりいない。そして、男性は女性よりもアルバイトからの影響は受けにくいといえる。女性の場合は、アルバイトは進路決定へ大きく左右していると考えられる。男性はそれに比べ、アルバイトの経験は、それほど進路決定へ左右しない。
⑤ まとめ
総合的に考察してみると、アルバイトのメディア効果とその影響は、男性を考察してみると、男性は主に賃金のために仕事をし、アルバイトを選ぶ基準は職種・仕事内容を最も重要視する。そして、仕事を辞める理由はさまざまであり、アルバイトからそれほど多くの影響は受けない。これは主に賃金を目的として働いているからだといえる。
女性を考察してみると、女性は仕事の中で、賃金の他にも重要視するものが多数あり、自己の成長や経験、社会性を養うため、友好関係を広げるためなど多くのことが働く理由となっている。仕事によって得ることを自分自信の成長に繋げており、仕事をより楽しむ姿勢がある。そして、多くのことを学ぶ姿勢からか仕事が男性よりも長続きする傾向にある。しかし、女性は職場の人間関係を仕事の中で、非常に重要視しているため、仕事を辞める理由の多くは人間関係である。職場の人間関係が悪くなってしまうと、成長性、仕事の継続性など、さまざまな女性の利点はなくなってしまうと考えられる。
アルバイトから受ける影響は、女性の場合、非常に多く進路へ影響する。これは女性が男性と違い、仕事の中から多くのことを学ぼうとする姿勢から、つながるものと考えられる。仕事から多くを学ぼうとするため、その分、男性よりアルバイトからの影響が進路の左右へ影響するのだといえる。
調査で分かったことおよび目的との対応は、男性は賃金が主に働く目的であり、仕事先を選ぶ際には職種・仕事内容を重視する傾向にあるといえる。そのため卒業後、就職する際には賃金、職種・仕事内容を選びすぎるため、フリーターとなる若者が、現在では多いのではないかと思われる。自分が納得しない就職先では就職しようとしないのである。
女性はアルバイトから非常に多く影響を受ける。女性は男性よりも、仕事に対して前向きであり、自己の成長や経験、社会性を養うため、友好関係を広げるためなど、仕事に対して賃金以外に多くの目的を持っている。しかし、賃金を主な目的としていないということは、給料を稼ぐことに、男性よりも執着がないともいえる。そして、職場での友好関係を多く重視しているため、就職し、ひとつの場所で働き続けることは、向いていないともいえる。女性は、就職し働き続けることは男性よりも得意のように思われるが、職場の友好関係が悪い場合や、自己の成長を望む姿勢が認められない場合は、男性よりも就職後に辞めてしまうこことが多いと考えられる。
今後の研究課題は、今回の調査は東海大学の文科系学生を対象としたものであり、とくに学年を指定しなかったため、学生の詳しい進路予定先の調査が行えなかった。次回の調査は、大学4年生を対象としたものとし、内定後の進路など、詳しい進路予定先の調査を行えるようにしたい。
そして、アルバイトの学生に対する影響においても学生がアルバイトからどのような影響を受けたのか、詳しい内容を調べる必要が次回はあるといえる。影響を受けたか、受けてないかだけでなく、その詳しい内容においても調査することができれば、多くのことがその調査内容から考察できるはずである。
アルバイトのメディア効果とその影響に関する調査票
0APB2116
佐野
アルバイト経験についてお伺いします。
Q1.あなたはアルバイトをしたことがありますか?
1、したことがない → (調査終了)
2、したことがある → (以下の質問にお答えください。)
Q2.あなたは今まで、アルバイトをいくつ位したことがありますか?
1、1つだけ 2、2~3ぐらい 3、4~5ぐらい 4、6~9ぐらい 5、10以上
Q3.あなたがアルバイトを探すとき、重視するものは何です?あなたの気持ちに近いものをお答えください。
(4そう思う 3少しそう思う 2あまりそう思わない 1全くそう思わない)
1、職種・仕事内容 4 3 2 1
2、給与・賃金 4 3 2 1
3、勤務地 4 3 2 1
4、やりがい・面白さ 4 3 2 1
5、勤務時間 4 3 2 1
6、職場の人間関係 4 3 2 1
7、その他( )……お書き下さい。
Q4.あなたはアルバイトに対してどのような目的で働きましたか(働いていますか)? あなたの気持ちに近いものをお答えください。
(4そう思う 3少しそう思う 2あまりそう思わない 1全くそう思わない)
1、お金を稼ぐため。 4 3 2 1
2、時間を有効に使いたいため 4 3 2 1
3、自分自身を成長させるため 4 3 2 1
4、その職種に興味を持ち、経験したいため 4 3 2 1
5、社会性を養うため 4 3 2 1
6、友好関係を広げたいため 4 3 2 1
7、その他( )……お書きください
Q5.あなたが一番長く働いた(働いている)アルバイトはなんですか?
1、レストラン 2、居酒屋 3、コンビニ 4、ファースト・フード
5、販売員 6、引越し 7、工場・倉庫内作業 8、一般事務
9、イベント軽作業 10、カラオケ屋 11、派遣アルバイト
12、その他( )……お書き下さい。
Q6.あなたは週に平均何日ぐらい働いていましたか(働いていますか)?
1、1~2日 2、3~4日 3、5日以上
Q7.あなたは1日に何時間ぐらい働いていましたか(働いていますか)?
1、1~2時間 2、3~4時間 3、5~7時間 4、8時間以上
Q8.あなたがアルバイトをして、一番長く働いた(働いている)期間はどのぐらいですか?
1、1ケ月末満 2、1ケ月以上 3、3ケ月以上 4、6ケ月以上
5、1年以上 6、2年以上 7、3年以上 8、5年以上
Q9.あなたがアルバイトをして、一番早く辞めた期間はどのぐらいですか?
(短期雇用のアルバイトは除く。)
1、3日以内 2、1週間以内 3、1ケ月以内 4、3ケ月以内
5、6ケ月以内 6、1年以内 7、3年以内 8、辞めたことはない
Q10.あなたがアルバイトを辞めた理由はなんですか?
(一致するもの全てマルをつけてください。)
1、賃金の不満 2、職場の人間関係 3、仕事内容が辛いから
4、勤務時間の不満 5、勤務地の不満 6、長く働き仕事内容に蝕きたから
7、他のアルバイトを経験したくなったから 8、目的の金額を稼いだから
9、その他( )……お書き下さい。
Q11.あなたの現在の進路予定はどこですか?
1、民間企業の正社員 2、公務員 3、派遣社員 4、契約社員 5、自営業主
6、自営業の家族従事者 7、自由業(弁護士、開業医、プロスポーツ選手等)
8、フリーター 9、学生(大学生、大学院生、専門学絞生等)
10、その他( )……雇用形態をお書き下さい。
Q12.あなたのアルバイト経験は、進路予定先決定への影響はあったと思いますか?
1、全く影響を受けなかった。
2、あまり影響を受けなかった。
3、どちらとも言えない。
4、少し影響を受けた。
5、多大に影響を受けた。
Q13.あなたの性別はなんですか?
1、男性 2、女性
アンケートにご協力感謝いたします。
0AET2233 桜井
「ヒットする日本映画についての調査研究」
1.調査背景と目的
日本映画といえば巨匠「黒澤明」があげられる。黒澤明の作品は、海外での評価も納得出来るものであり、ヴェネチアに留まらず、翌昭和27年の米アカデミー賞最優秀外国映画賞を受賞したことにより「世界の黒澤」が誕生したのである。以降約15年間にわたり、黒澤は絶頂期を迎える。昭和27年に「命短し、恋せよ乙女」で知られる名作『生きる』(東宝)、最高傑作といわれる『七人の侍』(東宝)が、そのわずか2年後の昭和29年、昭和32年にはシェークスピアの「マクベス」を戦国時代に置き換えで翻案した『蜘蛛巣城』、更に同年、今度はゴーリキーの『どん底』を江戸時代の長屋ものに翻案、意欲的な活動で周囲を唸らせた。昭和36年、37年には人気の高い娯楽活劇『用心棒』(東宝)、『椿三十郎』(東宝)を続けて発表。昭和38年、スリル溢れる現代物の『天国と地獄』(東宝)で映画ファンを魅了し、昭和40年、再び時代劇の大作『赤ひげ』で本領を発揮した。これが日本映画の絶頂期である。しかし、70年代から日本映画は衰退の道をたどっていき現在まできている。
このような日本映画の絶頂期の時代もあったが、現在の若者から見れば生まれる前の話である。若者の視線から見れば日本映画のイメージは内容が難しい、話が暗いというイメージがあることから、外国の映画(洋画)はヒットしているが、日本映画はヒットしていないというイメージが成り立つと考えられる。しかし、近年では洋画もヒットしているが、テレビドラマで大ヒットし、その後、映画化された「踊る大走査線」、深作欣司という巨匠が中学生に戦争をさせる内容の「バトルロワイヤル」、オダギリジョウ、浅野忠信の三人のモデルが主演の「アカルイミライ」などヒットしている日本映画もある。
今回は、ヒットする日本映画にはどのような理由があるかを目的として調査してみたいと思う。
仮説
1:日本映画は、洋画に比べると見ていない傾向がある。
2:ヒットした日本映画を作った監督がいることから、監督によりヒットする日本映画がある。
3:テレビ番組で映画特集のコメントを聞いて鑑賞する場合がある。
4:人気のある俳優の出演により、ヒットする日本映画がある。
5:口コミにより、映画の面白さを伝えられたことによりヒットした日本映画がある。
6:近年の傾向からテレビドラマの映画化によってヒットずる日本映画がある。
7:一部の映画館での上映ではなく、多くの映画館での上映がヒットにつながる。
8:目的とは少し異なるが、日本映画の内容の難しさにより日本映画は全体的にヒットしていないのだろう。
2.調査方法
調査対象
今回のアンケートは、東海大学の学生50人に自記式によるアンケート調査を行う。
調査期間
調査時期は、2003年12月2日から12月9日に行う。
3.結果と考察
仮説1:日本映画は、洋画に比べると見ていない傾向がある。
表1:日本映画の観賞頻度
頻度
性別
良くみる
(%)
少しはみる
(%)
あまり見ない (%)
全然見ない
(%)
計(%)
男
37.5
34.4
15.6
12.5
100
女
22.3
50
27.7
0
100
計
32
40
20
8
100
この表は、「あなたは、日本映画をどれくらい見ますか?」という質問の結果を表にしたものです。この質問の意図は、ヒットする日本映画の理由を知るとう目的に対して日本映画を見る人が一人もいなかったらヒットする日本映画の理由を知ることができないので、はじめに日本映画を見る人はどの程度いるのかということを調べてみなくてはいけないのではないかと考えたことがこの質問の意図です。
第1に男性の方は、「よく見る」「少しは見る」が約4割ずつ、「あまり見ない」「全然見ない」が約1割ずついます。このことから、男性のほうは日本映画を見る人から見ない人までと幅広くいることが分かった。
第2に女性の方は、「少しは見る」が半数の5割、「よく見る」が約2割、「あまり見ない」が約3割、「全然見ない」という人は1人もいませんでした。このことから、女性のほうは日本映画を全然見ないという人はおらず全員が少しでも日本映画を見ていることが分かった。
第3に全体的に見ても、はとんどの人は日本映画を少しでも見ているということが分かる。このような結果になったのは、やはり人気監督映画作品の人気、ミニシアター系映画の人気や、テレビドラマの映画化の人気、人気モデル主演の映画の人気などが考えられるのではないだろうか。この考えが正しいかは仮説2、4、6、7より判明するであろう。
仮説2:ヒットした日本映画を作った監督がいることから、監督によりヒットする日本映画がある。
仮説3:テレビ番組で映画特集のコメントを聞いて鑑賞する場合がある。
仮説4:人気のある俳優の出演により、ヒットする日本映画がある。
仮説5:口コミにより、映画の面白さを伝えられたことによりヒットした日本映画がある。
表2:見たい日本映画を選ぶときの理由
性別
種類
男
女
計
内容(%)
25
22
24
出演者(%)
23
28
25
監督(%)
9
17
12
脚本化(%)
10
6
9
雑誌などの批評を読んで(%)
7
14
9.8
話題の作品だから(%)
16
3
10
テレビでのコメントを聞いて(%)
1.7
3
2.1
口コミ(%)
7
6
7
アニメ(%)
0
0
0
その他(%)
0
0
0
計(%)
100
100
100
この表は、「日本映画の作品で見たいと思うときの理由は何ですか?」という質問の結果を表にしたものです。この質問の意図は、日本映画を見たいと思うときにはどのような理由があるかを調べたいと思ったからです。
次にこの表から分かることは、
第1に、「内容」「出演者」という理由で選ぶ人は男女ともに同じくらいであることが分かる。「内容」という理由の場合は、感動や共感できる内容であれば誰しもが見てみたいという気持ちになるのだろうと考えられる。また「出演者」の場合も同様で、人気のある俳優に好感を持っていれば内容に問わず出演さえしていれば見てみたいという気持ちになるのだろう。
第2に、「脚本家」「話題の作品だから」という理由で選ぶ人は男性の方が多いという事が分かる。「話題の作品だから」という理由が男性のほうが多いのはマスメディアの影響を受けやすいのだろう。次に、「脚本家」という理由の場合は、人気のある脚本家の以前の脚本の内容に共感を得ていればおのずと次の脚本も共感できる内容であるという予想が立ち、見てみたいという気持ちになるのであろう。
第3に、「監督」「雑誌などの批評を読んで」という理由で選ぷ人は女性の方が多いという事が分かる。「雑誌などの批評を読んで」という理由が女性の方が多いのは雑誌の中身を詳しく読んでいるからであろう。次に、「監督」という理由の場合は、人気のある監督の以前の作品に共感を得ていれば次回の作品も共感の得られる作品であるという予想が立ち、見てみたいという気持ちになるのであろう。
最後に全体的に見ると、日本映画を選ぶ理由としてほ「内容」「出演者」という回答がほとんどであるが、「監督」「脚本家」「雑誌などの批評を読んで」「話題の作品だから」「口コミ」という理由で選ぶ人も少ないとは言い切れない部分があるということが分かった。
仮説6:一部の映画館での上映ではなく、多くの映画館での上映がヒットにつながる。
表3:一部の映画館でしか上映しない事に対する意識
頻度
性別
良いと思う(%)
普通(%)
もっと多くの映画館で上映してほしい(%)
計(%)
男
18.7
50
31.2
100
女
11.1
38.8
50
100
計
16
46
38
100
この表は、「日本映画の作品によっては一部の映画館でしか上映していませんがどう思いますか?」という質問の結果を表にしたものです。この質問の意図は、映画の内容、出演者が良いものであっても一部でしか上映していなくては見たいと思っても簡単に見られるものではないと考えられます。もし多くの映画館で上映すればヒットにつながるのではないかと考え調べて見ました。
次にこの表から分かることは、
第1に男性は、「普通」という回答が半数で、「もっと多くの映画館で上映してほしい」という回答は約3割であった。男性は上映する映画館の数にはあまり関心がないのであろう。
第2に女性は、「もっと多くの映画館で上映して欲しい」という回答が半数で、「普通」という回答は約4割であった。女性は男性と比べれば、一部よりは多くの映画館で上映して欲しいという希望があるのだろう。
第3に全体的に見ると、「普通」が約5割、「もっと多くの映画飯で上映して欲しい」が約4割という結果になったことから、一部の映画館ではなく多くの映画舘で上映して欲しいということが分かる。このことから、一部の映画館ではなく多くの映画館で作品を上映すればヒットする映画作品が増えるということがわかった。
仮説7:近年の傾向からテレビドラマの映画化によってヒットする白木映画がある。
表4:テレビドラマの映画化に対する評価
頻度
性別
大変良い(%)
良い(%)
あまり良くない(%)
良くない(%)
計(%)
男
9.3
43.7
28.1
18.7
100
女
11.1
61.1
27.7
0
100
計
10
50
28
12
100
この表は、「近年、テレビドラマのヒットにより映画化された作品がありますが、どう思いますか?」という質問の結果を表にしたものです。この質問の意図は、近年テレビドラマの映画化でヒットした映画があり、その作品に対してどのような考えを持っているのかということを知りたいと考えました。
次にこの表から分かることは、
第1に男性の回答結果を見ると、「良い」という回答が約4割で「あまり良くない」という回答が約3割、「良くない」という回答が2割という結果になっておりほとんどの人がテレビドラマの映画化を悪いとは思っていないが、「良くない」という回答が約2割あることから必ずしも良いというわけではないということが分かる。
第2に女性の回答を見ると、「良い」という回答が約6割で「あまり良くない」という回答が約3割、「良くない」と回答した人は1人もいなかった。このことから女性の場合はほとんどがテレビドラマの映画化を悪いとは思っていないことが分かる。また、男性よりもテレビドラマの影響を受けやすいということが予想される。
第3に全体的に見ると、「良い」という回答が5割、「大変良い」「良くない」が1割、「あまり良くない」が3割という結果になった。このことから、テレビドラマの映画化はヒットする日本映画の理由になることが分かる。
仮説8:目的とは少し異なるが、日本映画の内容の難しさにより日本映画は全体的にヒットしていないのだろう。
表5:日本映画の内容に対する評価
頻度
性別
大変難しい(%)
難しい(%)
普通(%)
難しくない(%)
計(%)
男
0
34.3
28.1
37.5
100
女
0
11.1
72.2
16.6
100
計
0
26
44
30
100
この表は、「日本映画のイメージとして洋画よりも内容が難しいという点が上げられると思いますがどう思いますか?」という質問の結果を表にしたものです。この質問の意図は、日本映画の内容は簡単に理解できるような内容ばかりではない。例えばハッピーエンドの内容にしても、洋画のように内容が薄く最初と最後を見れば理解できるわけではなく。中盤の内容が一番濃いので中盤の内容をしっかりと理解しなければ結末がハッピーエンドであるということを理解することができない場合が多々ある。このようなことから、日本映画は、内容を重視しているところがあるので内容が難しいというイメージが付くと考えられるので、日本映画は内容の難しさによりヒットしないのではないかと考えられるので、実際のところはどうなのかということを調べてみようと思ったことがこの質問の意図です。
第1に男性は、「難しい」と「普通」という回答が約3割で、「難しくない」という回答が約4割になった。この結果より分かることは、「難しい」と思う人も「難しくない」と思う人も同じくらいいるということが分かる。このことから、「普通」という回答を除くと「難しくない」という回答のほうが多いので日本映画の内容は男性の場合は難しくないということが分かった。
第2に女性は、「普通」という回答が7割でほとんどの人が内容に対して難しいとも難しくないとも思わないことが分かる。
第3に全体的に見ると、「難しい」と「難しくない」が3割ずつ、「普通」が4割という結果になり、「普通」という回答を除くと「難しい」と思う人も「難しくない」と思う人も同じだけいるということが分かる。このことから、日本映画の内容は難しい内容の場合もあれば、難しくない内容の場合もあることが分かった。
4.結論
調査結果より仮説を検証すると、
仮説1:日本映画は、洋画に比べると見ていない傾向がある。
表1より仮説を検証すると、仮説では日本映画を見ていない傾向があると予想したが実際は良く見ている人はいないが少しでも見ている人がいるということがわかった。
仮説2:ヒットした日本映画を作った監督がいることから、監督によりヒットする日本映画がある。
伝説3:テレビ番組で映画特集のコメントを聞いて鑑賞する場合がある。
仮説4:人気のある俳優の出演により、ヒットする日本映画がある。
仮説5:口コミにより、映画の面白さを伝えられたことによりヒットした日本映画がある。
表2より坂説を検証すると、日本映画の作品で見たいと思うときの理由で多かった理由は、内容、出演者、監督の3つである。このことから仮説2と4が成り立つことが分かる。その他の仮説3と5の場合、回答率はそれなりに高いことからある程度は仮説が成り立っていることが分かる。
仮説6:一部の映画館での上映ではなく、多くの映画館での上映がヒットにつながる。
表3より仮説を検証すると、ほとんどの人が普通という回答結果だったが、同じくらいの回答率でもっと多くの映画館で上映して欲しい回答があることから仮説6は成り立つということが分かった。
仮説7:近年の傾向からテレビドラマの映画化によってヒットする日本映画がある。
表4より仮説を検証すると、半数の人がテレビドラマの映画化作品に対して良いという回答を占めす結果になった。この結果から仮説7は成り立つということが分かる。
仮説8:目的とは少し異なるが、日本映画の内容の難しさにより日本映画は全体的にヒットしていないのだろう。
表5より仮説を検証すると、「普通」という回答がほとんどで、「難しい」と「難しくない」という回答が同じくらいの結果になった。このことから一部の人には日本映画の内容は難しいと思われているがほとんどの人が日本映画の内容は難しいとは思っていないことから、仮説8は成り立たないことが分かった。
以上のことから、ヒットする日本映画の理由として2つあげる事ができる。1つ目の理由は、映画の内容と人気のある俳優と監督である。2つ目の理由は、テレビドラマのヒットによる映画化作品である。
また、改善すればヒットする日本映画が増えるのではないかという理由としては、一部の映画館だけで上映するのではなく、もっと多くの映画館で上映をしていけばもっと多くの日本映画がヒットするのではないかと考えられる。
今回、私は日本映画を見ることが好きなので、このような調査課題を決めました。私の中で日本映画を見る人は少ないという予想がありましたが、実際に調査をしてみると予想とは反し半分以上の人が見ているという結果が出たことに驚きました。また、見たい日本映画を見る基準に内容、俳優、監督が選ばれていたことにも驚きました。
調査書
今回は日本映画(邦画)について伺いまず。昔から日本映画は洋画の陰に隠れていると思います。本調査では、皆さんが日本映画についてどのように考えているかを、お聞きしたいと思います。なお、このアンケート調査は授業の資料とさせていただきます。この結果を授業以外の目的で使用することはありません。
1:あなたは、日本映画をどれくらい見ますか?
4.よく見る。 3.少しは見る。 2.あまり見ない。 1.全然見ない。
2:日本映画を見る時に一番利用するのは何ですか?最も当てはまるのを1つお答え下さい。
□映画館。 □DVD。 □ビデオ。 □テレビ。
3:日本映画の情報を得るときは何を利用しますか?
□雑誌。 □テレビ。 □インターネット。
4:日本映画の作品で見たいと思うときの理由は何ですか?(複数可)
□内容。 □出演者。 □監督。 □脚本家。 □雑誌などの批評を読んで。
□話題の作品だから。 □テレビでのコメントを聞いて。 □口コミ。 □アニメ。
□その他( )
5:日本映画の作品で見たくないと思うときの理由は何ですか?(複数可)
口内容。 □出演者。 □監督。 □脚本家。 □雑誌などの批評を読んで。
□話題の作品だから。 □テレビでのコメントを聞いて。 □口コミ。 □アニメ。
□その他( )
6:日本映画の作品によっては一部の映画館でしか上映していませんがどう思いますか?
□良いと思う。 □普通。 □もっと多くの映画館で上映して欲しい。
7:日本映画のイメージとして洋画よりも内容が難しいという点が上げられると思いますがどう思いますか?
□大変難しい。 □難しい。 □普通。 □難しくない。
8:近年、テレビドラマのヒットにより映画化された作品がありますが、どう思いますか?
□大変良い。 □良い。 □あまり良くない。 口良くない。
9:テレビドラマの映画化作品と普通の日本映画では、どちらに良く行きますか?
□テレビドラマの映画化作品。 □普通の日本映画。
10:あなたの性別と学年を教えてください。
(1) □男。 □女。
(2) □1年。 □2年。 □3年。 □4年。
参考文献
・『キネマ旬報』キネマ旬報社
・『PROGRAM』株式会社ダイヤモンド社
・『ロードショウ』集英社
・『プレミア』株式会社アシェット社
・『CUT』株式会社ロッキング・オン
参考URL
・http://www.aaa.or.jp/~yamasaki/eiga/
日本映画史断面 映画史 映画館史 劇場史
・http://www.kmoviefc-jp.co/jmovie.htm
日本映画の部屋
日本映画応援サイト-JMP Japan Movie Project-
・http://isweb38.infoseek.co.jp/cinema/jukurata/japan-eiga_ring.html
日本映画リング
・http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/1604/
日本映画の世界
日本男児万歳!日本映画をお気軽みーはーに
・http://www.bb.wakwak.com/~yas/jmovie/jmovie.htm
日本映画普及委員会
・http://member.nifty.ne.jp/mxb01265/
日本映画が好き!
・http://www.asahi.net.or.jp/~ut5m-ok/japan/
日本・映画通り
・http://www.sadanari.com/nihoneiga_menu.html
若人のための日本映画入門
9JPE1116 湯沢
「観客が望む適正な映画料金」
1 問題の所在
清潔で洗練された空間で映画を鑑賞できるシネマコンプレックスの出現によって、映画館は若者にとって身近な存在になった。
しかし各国の年間観客動員数と人口を比較すると、日本人の映画館利用数は少ないといえる。映画が文化として根付いているフランス・アメリカの総人口をそれぞれ日本の総人口と同数にして年間観客数を比較すると、フランスは日本の2.65倍、アメリカは4.7倍、映画館に足を運んでいることになる。もちろん、これらの数値は各国によって、映画館数や文化的背景、代替的娯楽設備数の大小などが異なるため、一概には比較できないだろう。
しかし日本人が映画館に足を運ぶことを妨げている最大の要因は高く設定された映画料金ではないだろうか。日本が1800円に対してフランスは940円、アメリカは1030円(2002年8月20日現在円換算)となっている。財務省でも指標に使われる、マクドナルドのピックマックの価格に基づいた各国の購買力平価を差し引いても、1800円という料金は各国のそれとは大幅に乖離している。
独自の割引サービスが充実しているシネマコンプレックスでさえ、1800円という固定料金が維持されている。それは割引や前売り料金は自由に設定できるが、通常料金は一度下げると簡単に元に戻せないということだろう。
しかし、果たして1800円という独占禁止法スレスレの価格は映画館・配給会社と消費者にとって、適正な価格といえるのだろうか。
2 調査の目的
私は1800円という高く設定された映画料金は映画館・配給会社と消費者の双方にとって、有益ではないと考える。消費者(特に中高生などの若者)は高価格のため他の娯楽を選択するだろうし、同じ映画でも映画館よりは安価なレンタルビデオショップを利用しようというインセンティブが働く。これによって消費者は鮮明で迫力ある映像や音響などを享受する機会が損なわれていると言えよう。
また、供給する側にとっても高価格な料金は獲得でき得る最大利潤を押し下げている。実際に「ショコラ」という映画を水曜日に限り女性1000円としたところ、日曜日の3倍以上の観客動員数を獲得した。注目すべき点は「ショコラ」に特に興味が無いと答えた人が水曜日に訪れた客の大半だったということだ。
つまり、観客動員数は料金と密接に関わっていることがうかがえる。この調査では需要者と供給者の利潤が最大になるような価格をさぐることを目的として企画した。
目的1) 大半の人はハリウッド映画を好み、邦画はあまり見られない
目的2) 多くの人が映画館を利用したいと望んでいるが、高い映画料金がそれを妨げている
目的3) 映画の観客動員数が伸びないのは、レンタルビデオの存在も要因の一つである。
3 調査の方法
映画館、レンタルビデオショップの利用回数と理想的な映画料金を東海大文系学生50人にアンケートする。
4 結果と考察
4―1 ハリウッドと邦画の現状
表1 好きな映画のジャンル
ロマンス
アクション
ホラー
時代劇
サスペンス
コメディー
計
男性
12%
46%
7.5%
12%
16%
7.5%
100%
女性
39%
17%
17%
0%
17%
10%
100%
全体
22%
36%
10%
8%
16%
8%
100%
映画には様々なジャンルがあるが、最も好まれているのがアクションで全体の36%、次いでロマンス22%、サスペンス16%となっている。男女別に見ると、女性はロマンスと答えた人が39%で最も多く、男性はアクションと答えた人が46%で最も多かった。
以上のことから、男女間において、映画の嗜好は大きく異なることが分かる。表1から見て取れるように、ロマンスとアクションでは男女間の数値が逆転している。
男性はアクションを好み、女性はロマンスを好む。これは男性が暴力的や視覚的なものに興奮を覚えるのに対し、女性は物語性や情緒的なものに感動や共鳴を覚えるのだろう。
表2 好きな映画の国・地域
ハリウッド
邦画
ヨーロッパ
アジア
南米
計
男性
81%
15%
4%
0%
0%
100%
女性
67%
17%
11%
5%
0%
100%
全体
76%
16%
6%
2%
0%
100%
表2から、全体の76%がハリウッド映画を好んでよく見ると回答している。一方、邦画は全体で16%にとどまっている。また、女性は比較的、様々な国の映画を見ていることが分かる。
以上のことから、ハリウッド映画が圧倒的に好まれていることが分かる。特に男性は8割以上のひとがハリウッド映画をよく見ていると答えている。また、女性も圧倒的にハリウッドを好んで見るが、それ以外は男性と比べると多岐にわたっていることが分かる。
邦画は表2の数値からも、興行的に厳しい状態にあると言えよう。自国の映画産業を保護するにも、邦画料金の引き下げを検討してみても良いのではないだろうか。
表3 映画を選ぶ基準
監督
俳優
脚本家
ジャンル
国
計
男性
15%
46%
4%
31%
4%
100%
女性
22%
56%
0%
22%
0%
100%
全体
18%
60%
2%
28%
2%
100%
観客が映画を選ぶ際、決め手になるのは俳優が全体の50%と最も多く、次いジャンルが28%、監督が18%となっている。男女別に見ると、女性が男性よりも映画を選ぶ際、俳優の次に監督を重視しているのに対して、男性はジャンルを重視している。
表2で8割以上の人がハリウッド映画を好んで見る、と答えた。しかし、映画を選ぶ基準において、「国」と答えた人は全体の2%に過ぎない。つまり観客が必ずしも、ハリウッド映画だから見る、ということではない。
観客が映画を選ぶ時、最も重要視するのは「俳優」である。よって、表2に見られたハリウッドと邦画の人気の差は日米の出演者の集客数に起因しているのではなかろうか。映画から世界的なスターを生み出すハリウッドに対して、日本はドラマからスターが生まれ彼らはドラマに主戦場を置く。邦画の人気を高めるためにも、積極的にスターを映画に起用すべきではないだろうか。
4―2 1800円という料金は適正か
表4 映画館利用回数(年)
1―3回
4―6回
7―9回
10―12回
20回以上
見ない
計
男性
50%
25%
16%
3%
0%
6%
100%
女性
22%
67%
0%
11%
0%
0%
100%
全体
40%
40%
10%
6%
0%
4%
100%
一年間に大学生が映画館を訪れる回数は全体で1から3回が40%、4から6回が40%となっている。男女別に見ると、男性は1から3回と答えた人が50%で最も多く、女性は4から6回と答えた人が最も多かった。
日本人の年間観客動員数は欧米各国と比べると少なく、年間1人平均1度、映画館を利用する計算になる。しかし、以上のことから見て取れるように、年に4回から6回利用すると答えた学生は4割にのばる。ゆえに、大学生の映画館利用回数が決して少なくないと言える。
また男女別にみると、女性の7割近くが年間4回から6回映画館を利用している一方で、男性は年に映画館を4回から6回利用していると答えた人は25%に過ぎない。つまり、女性は男性よりも頻繁に映画館を利用していることが分かる。それは配給会社のPRにも現れており、彼らは女性に訴えかけるような宣伝方法を展開する。
表5 レンタルビデオの利用回数(月)
1―2本
3―4本
5―6本
7―8本
9―10本
11本以上
計
男性
50%
31%
0%
12%
0%
7%
100%
女性
67%
17%
5%
11%
0%
0%
100%
全体
56%
26%
2%
12%
0%
4%
100%
大学生のレンタルビデオの利用回数は月に1本から2本と答えた人が56%と最も多く、次いで3本から4本と回答した人が26%となっている。男女別に見ると3本から4本利用すると答えた人が女性の17%に対して、男性は31%にものぼる。また、男性は月に11本以上利用すると回答した人は7%もいる。
以上のことから、大学生のレンタルビデオの利用回数は月に3本から4本(年間36本から48本)と回答した人が26%にのぼり、頻繁に利用していることが分かる。
男女別にみると、月に3本から4本利用すると答えた人が、女性の17%に対して、男性は31% にものぼる。さらに男性は月に11本以上、利用すると答えた人は7%もいる。つまり、男性は女 性よりも頻繁にレンタルビデオを利用する。
以上により、男性が女性よりも映画を見ないということにはならない。女性は映画を映画館で鑑賞し、男性は映画を自宅で鑑賞しているのである。これは男女間における行動の積極性の差が反映されているのであろう。よって、観客動員数の低さは高く設定された映画料金やレンタルビデオの存在の他に、男性の積極性の低さも原因の一つではなかろうか。
表6 観客が望む適正な映画料金
2000円
1800円
1500円
1200円
1000円
800円
600円
計
男性
0%
3%
12%
12%
56%
6%
11%
100%
女性
0%
0%
5%
11%
67%
11%
6%
100%
全体
0%
2%
10%
10%
60%
8%
10%
100%
人々は、いくらが妥当な映画料金と思っているのだろう。「1000円」と答えた人が圧倒的に多く、60%(女性は67%)にものぼる。次いで、「600円」・「1200円」・「1500円」が10%となつている。1800円と答えた人は2%に過ぎない。
以上のことから、現状の1800円を適正な価格と答えた人は2%に過ぎず、大半の人は1000円を適正な価格と思っていることが分かる。
ここで、仮に需要者はアンケートに答えた人のみとし、配給される映画の内容の質には差異がないと仮定して、総売上を考えてみる。現行の1800円を映画料金とすると、総売上は1800円×(0+2)=3600円となる。
最も多く回答された1000円を映画料金とすると、総売上は1000円×(0+2+10+10+60)=8200円となり、大幅に上昇する。
しかし現実は、俳優、監督や予算などにより映画の内容が異なり、1000円を固定料金にすると割安感は薄らぐ。そのため、以上のような結果は得られないかもしれない。それでも表6から見て取れるように、1800円の料金は映画会社の利益を損ねているのではないだろうか。
4―3 レンタルビデオと映画館
表7 観客が映画館利用をためらっていると思われる原因
平均点
Q 映画に興味がない
1.66
Q 特に見たい映画が無い
2.30
Q 映画料金が高い
3.08
Q レンタルビデオの存在
2.78
注)非常にそう思う……4 どちらかといえばそう思う……3 どちらかといえばそう思わない……2 全くそう思わない……1
映画館を利用しない理由に、「映画に興味がない」と答えた人は全体平均で1.66、「見たい映画が無い」と答えた人は2.30と低い数値になっている。
逆に、高い数値となっているのが「映画料金が高い」と答えた人が全体平均で3.08、「レンタルビデオの存在」を挙げた人が2.78となっている。
以上のことから、映画に興味がない人は1.66と低い数値となっており、つまり人々は映画に高い関心を示している。また、「見たい映画が無い」と答えた人は2.30で、やや高い数値となっている。これは現在、観客を惹きつける映画が少ないのだろう。よって、映画のソフトの充実が急務である。
また表6で見られたように、観客動員数の低下の一因は安価なレンタルビデオの存在もある。1800円の映画料金に対して、レンタルビデオは少し待てば450円程で視聴可能である。しかも、レンタルビデオは好きな時間に自分のペースで視聴出来るという利点もある。表7で見て取れるように、レンタルビデオの存在が映画舘利用をためらっている、と答えた人が2.78にのぼる。しかし、映画に対する接触は個人の自由であり、レンタルビデオの利点を考えると、社会全体の効用は大きい。そのため、レンタルビデオに対する規制は社会的損失が大きいので、規制はあってはならない。
また、「映画料金が高い」と答えたひとは3.08と高い数値となっている。表7から見て取れるように、1800円という高い料金が映画舘利用を阻んでいるというのは間違い無い。
表8 映画を見る理由
平均点
自己確認
(自分の視野を広げたい・映画から自分の考え方、行動の模範にしたい)
2.93
気晴らし
(スッキリした気持ちになれる・リラックスできる)
2.90
人間関係
(会話のネタになる・友達、恋人と同じ時間を共有できる)
2.98
人々が映画を見る理由について、「自己確認」と答えた人は全体平均で2.93、「気晴らし」と答えたひとが2.90、「人間関係」と答えた人が2.98と、どれも高い水準となっている。
以上のことから見て取れるように、人々は映画からあらゆる情報を得ようと要求し、映画は多くの情報を人々に提供する。
5 まとめ
日本の映画料金は世界一、高い。日本の1800円に対し、アメリカは1030円、フランスは 940円、イギリスは890円、ドイツは680円となっており、その数字は群を抜いている。
それでは、なぜ映画料金がこれほどまでに高いのだろう。配給会社の説明では、ロイヤリティーの高さを挙げる。資金が潤沢にあったバブル時代、各社が競うように映画を買いあさった。その結果、ロイヤリティーが高騰し、現在までその状態が続いていると言う。
しかし、ハリウッドリポーター紙の「ザ・ゴーイング・レート」によると、フランスやドイツとロイヤリティー料は変わらない。よって、配給会社の説明は詭弁である。
実際のところは、配給会社が1800円を維持していることにある。映画を上映するにいたって、上映先の映画館選択は配給会社にイニシアチブがある。当日の映画料金の売上は、映画館と配給会社が分け合うシステムになっている。仮に、料金を下げて、観客動員数が少なければ、売上も減り、配給会社の収入も減少する。そこで、配給会社は映画館に圧力をかけ(価格を下げた映画舘には配給しない)、価格を堅守しようとする。そのため、映画舘は価格を自由に設定できない。
しかし果たして、高価格な映画料金は利潤を最大にしているのだろうか。需要者は価格が高ければ少なくなり、価格が低くなれば多くなる。一方、供給側は価格が高い所で多く供給しようとし、価格が低いところで少なく供給しようとする。そして両者が効用を最大化しようと行動した所(供給曲線と需要曲線が一致する点)が両者の最大利潤となる。
しかし表6から見て取れるように、両者が大幅に乖離していることがわかる。価格が度々、変化するというのは消費者に混乱を与え、良いとは言えないが、独占禁止法すれすれの高価格に設定された料金は問題がある。両者の利益のために、また均衡価格を知る上でも値下げをするべきではないだろうか。
映画館は高いのは映画料金だけではない。映画館で購入する飲食物やパンフレットも価格が高く設定されている。それは映画館にとって、重要な収入源となっているからだ。映画館経営は鑑賞料だけでは成り立たず、本編前に流すCFの上映媒体料・フーズ&ドリンク・パンフレットの売上が補完するという形をとっている。
しかし、問題は価格にあったサービス、努力がなされていないことではないだろうか。例えば店員のサービスの向上やオリジナル商品の開発などが挙げられる。映画館外のコンビニと全く同じものを割高価格で販売するのは、あまりに露骨すぎる。
以上のように、映画料金、飲食物、パンフレットの高い料金が観客にマイナスイメージを与え、映画館へ足を運ぶのを妨げているのではないだろうか。
表7からも多くの人々が映画に興味があると答えていて、高い映画料金は彼らから、そのチャンスを奪っていると言えよう。
日本では年間、約650本の映画が上映されその内の約4割が邦画である。しかし、表2から見て取れるように、邦画は厳しい状態にある。その理由は邦画が低予算で暗いというイメージに加え、出演者のネームヴァリューの低さが挙げられる。そのイメージを覆し邦画の人気を高めるためにも、人気俳優の起用やエンターテインメントを追及した映画などを、より多く作る必要があるのではないだろうか。
また自国の映画産業を保護するためにも――映画はその国の文化や主張が反映されるので一種のプロパガンダになる――邦画の映画料金の引き下げも検討してみてはどうだろうか。
年間観客動員数の低さの要因は映画料金の他に、表7から見て取れるようにレンタルビデオの存在がある。大型レンタルビデオチェーン店によって、多くのソフトを手軽に安い料金で視聴可能になった。映画1本の料金で、新作映画4本レンタルすることができる。また、DVD・ホームシアターの普及によって、家庭でも鮮明な映像・音響で楽しめるようになった。さらにDVDには未公開映像やインタビューなどの特典もある。このようにレンタルビデオの存在は確実に映画館から客を奪った。
しかしレンタルビデオは映画を身近にした。レンタルビデオの台頭は利便性や価格だけが要因ではない。表4、5から見てとれるように男性は映画を鑑賞する際、映画館よりもレンタルビデオを選択しているのが分かる。それは自宅で好きな時間に、自分のペースで、複数回鑑賞できるというレンタルビデオの利点からであろう。また純粋に映画が好きな人は数多くの映画に接触できる。よって、レンタルビデオの存在は映画全体のことを考えればプラスとなっている。
1958年、観客動員数は11億人を超えていた。しかし、現在は1億4000万人まで停滞している。それは年々、娯楽の選択の幅が広まったからであろう。シネマコンプレックスの台頭の陰で、老舗の映画館が営業停止においこまれている。そのなかで映画館は観客を惹きつける空間構築とサービスの提供が急務である。
註)
書籍
桂英史(1996)「マルチメディアの諸相とメディアポリティクス」徳島書店
経済企画庁物価局編集(1996)「公共料金ハンドブック」東京出版
インターネット
「外国の料金ってどのくらい?」
http://cinemasaloon.com/fpreogn_theaterfare.html
「映画振興」
http://www.chron24.net/contdd/movie_do1.pdf
「映画料金についておもうことなど」
http://park2.wakwak.com/ana/episode3.htm
「映画を安くみるには」
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/montyan/subhtml/cinema/cmoney.html
「ギャガコミュニケーションズ」
「TSUTAYA online」
http://www.tsutaya.co.jp/index.zhtml
「@nifty:Finance」
http://finance.nifty.com/stocks/servlet/forex001/
「シネマメディアージュ」
http://www.cinema-mediage.com/
「まちづくり関連用語」
http://www.udit.co.jp/www37.html
「新局面を迎えたシネマコンプッレクスの展望」
http://www.aozorabank.co.jp/report/pdf10430217948318.pdf
「観客が望む適正な映画料金」
9JPE1116
湯沢
映画についてお伺いします。
Q1 あなたは一年にどれくらい映画館を利用しますか?
□1―3回 □4―6回 □7―9回 □10―12回 □20回以上 □見ない
Q2 あなたの好きな映画は?(次の中から一つお答えください)
□ロマンス □アクション □ホラー □時代劇(洋画含む) □サスペンス
□コメディー
Q3 あなたの映画を選ぶ基準は?(複数回答可)
□監督 □俳優 □脚本家 □ジャンル □国〔ハリウッドなど〕
Q4 あなたがよく見る映画は?(複数回答可)
□アメリカ〔ハリウッド含む〕 □邦画 □ヨーロッパ □アジア
□南米 □その他
Q5 あなたは月に何本、レンタルビデオを借りますか?
□1―2本 □3―4本 □4―6本 □7―8本 □9―10本
□11本以上
Q6 あなたが思う適正な映画料金は?
□2000円 □1800円 □1500円 □1200円 □1000円 □800円
□600円
Q7 あなたはなぜ映画を見るのですか?次に伺うことについて、あなたの気持ちに近いものをお答え下さい。
全くそう思う……4 どちらかといえばそう思う……3 そう思わない……2 全くそう思わない……1
1 出演者のファッションが参考になる □4 □3 □2 □1
2 見た後にスッキリした気持ちになれる □4 □3 □2 □1
3 自分の視野を広げることができる □4 □3 □2 □1
4 時間つぶしになる □4 □3 □2 □1
5 会話のネタになる □4 □3 □2 □1
6 その国の文化を知ることができる □4 □3 □2 □1
7 迫力のある映像・音響で楽しみたい □4 □3 □2 □1
8 主人公の考え方・行動が自分の模範になる □4 □3 □2 □1
8 友達・恋人と同じ時間を共有できる □4 □3 □2 □1
10 感情が豊かになる □4 □3 □2 □1
11 現実を忘れてリラックスできる □4 □3 □2 □1
12 現在・過去の世界情勢を学べる □4 □3 □2 □1
Q8 あなたが映画館を利用するのにためらっているとすれば、その理由は何ですか?次のうちから、あなたの気持ちに近いものをお答え下さい。
全くそう思う……4 どちらかといえばそう思う……3 そう思わない……2 全くそう思わない……1
1 映画館内が不衛生だ □4 □3 □2 □1
2 映画料金が高い □4 □3 □2 □1
3 人が多くて映画の内容に集中できない □4 □3 □2 □1
4 特に見たい映画がない □4 □3 □2 □1
5 少し待てばレンタルビデオ屋でレンタルできる □4 □3 □2 □1
6 自分のペースで鑑賞したい □4 □3 □2 □1
7 一人では行きづらい □4 □3 □2 □1
8 CMから判断してつまらなそう □4 □3 □2 □1
9 行く暇がない □4 □3 □2 □1
10 映画に興味がない □4 □3 □2 □1
性別〔男・女〕 年齢〔 〕 職業〔 〕
以上で終了です、お疲れ様でした。お忙しいなか、ご協力ありがとうございました。
時野谷の研究で用いた理論的枠組み
文献資料
時野谷浩、田中伯知 (1990) 「児童・生徒のマス・メディアの利用と満足に関する国際比較研究」 日本新聞学会配布資料
時野谷浩、田中洋 (1989) 「児童・生徒の広告への態度・評価・行動に関する日米比較研究」 『広告科学』 No. 20.
時野谷浩 (1986) 「老人視聴者の動機・充足に関する研究――利用満足理論による検討――」 『社会老年学』 No. 23, pp. 52-64. 参照