税経新人会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
税経新人会は1957(昭和32)年に現在の東京税経新人会が創立、1965(昭和40)年に全国協議会が創立されました。
税経新人会は「憲法にもとづく国民の諸権利を擁護することを使命」(会則)とする理念のもと、税理士を中心に公認会計士、弁護士、社会保険労務士、学者、研究者など租税及び会計に関する専門家約850名が全国18地域会に分かれて研究活動を行っています。
主な活動を紹介させていただきます。
(1)税務行政・税務調査に対する研究を深め、経験交流や意見表明を積極的に行います
「憲法にもとづく国民の諸権利」が侵害されているかどうか?真っ先に現れるのは税務調査です。
税経新人会では、憲法の視点から国税通則法を研究しています。また、税務調査の傾向や事例については例会等で経験交流や対策を行っています。
(2)消費税率の引き下げとインボイス制度の廃止を求めます
憲法に掲げる税金の原則は「応能負担」です。この原則に反する消費税の税率引き下げを求めます。
また、中小業者に過重な事務負担を求め、免税事業者に課税事業者の選択か取引から排除されるリスクかを迫るインボイス制度の廃止を求めます。
(3)隔月刊で機関誌「税経新報」を発行しています
A4判約60~80ページで機関誌「税経新報」を発行しています。会員のみなさんの英知を結集した論文や事例が多数掲載されています。「税経新報」を通じて全国のみなさんと交流することができます。
(4)全国研究集会、各地域会の例会等を多彩に行っています
地域会を活動単位として例会、研究会、講演会、レクレーションなど多彩な活動が行われています。また、全国の会員が参加できるオンライン研修会も行われています。
全国協議会としては毎年9月に2日間にわたって全国研究集会を開催しています。毎年全国各地を回って、分科会、懇親会、記念講演、全体会などが行われます。勉強も交流もできて観光もできる行事です。
新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年は中止、2021年はオンラインでの開催となりましたが、2022年は和歌山、2023年は仙台、2024年は熊本で開催しました。2025年は9月5日(金)~6日(土)に茨城県水戸市で開催します。
以上簡単ですが税経新人会の活動を紹介させていただきました。
興味をもたれた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。例会等の見学も可能です。
ご入会を心よりお待ちしております。
井上 礎幸