本研究では、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国に存在するサプールに注目し、ファッションと精神の関係性を明らかにする。特に、精神の中でも自己の形成に注目した。本研究の目的は、二つである。一つ目に、ファッションが自己形成にもたらす影響を明らか委にすること。二つ目に、サプールの人々の精神にもたらす影響である。
本研究では、目的達成のために制作活動を行った。服と映像という二つの制作物によって、研究の結果を表現した。サプールは、ファッションによって理想の自己の形成を行い、精神的にも理想に近づけている。この効果は、ファッションのメリット利用に関する、タイプ別の分析と関連があると言える。したがって、本研究では、ファッションによって理想の自己や精神を形成することが可能であると考える。