企画展

ガザ・フェイス

〜私たちは数じゃない!〜


開催期間:2024年10月5~21日・午前8時から午後20時まで
於:東京外国語大学府中キャンパス・研究講義棟1階ガレリア

“5月にTUFSパレスチナ連帯活動が発足して以来、初めての写真展と講演会を開催します。私たちは「ガザ・フェイス〜私たちは数じゃない〜」の展示に向けて、約2ヶ月間、準備を進めてきました。この展示と講演会が、多くの方にパレスチナ問題に関心を持っていただくきっかけとなれば幸いです”
(小森まな、TUFS連帯活動メンバー/TUFS Oishi Seminar 4年)

「ガザ・フェイス〜私たちは数じゃない!〜」は,2023年10月からのガザ侵攻で亡くなられた方々の生前の写真とお名前をオンライン上に記録するプロジェクトです。

この度,その「ガザ・フェイス」日本語版の第一回ポスター展を開催します。

ガザ侵攻で亡くなられたパレスチナの人々の顔やお名前は,多くの場合主要メディアで報じられることはありません。代わりに,毎日死者数だけが更新されていきます。

パレスチナの人々には,抑圧や暴力を受ける,あるいは外部からの支援を受けるだけの存在ではなく,それぞれに顔や人生があります。誰かがつけてくれた名前があります。空手選手,詩人,大学生,農家さん…。厳しそうな皺をたたえて笑う人,無邪気に笑う子ども。

今回の展示では,そういった個々の人びとに焦点を当てたいと思っています。

また,『現代詩手帖』2024年5月号や,Passages Through Genocide(パレスチナの詩人や作家の言葉を集めた刊行物およびウェブサイト)から引用したパレスチナの詩人による詩も展示します。

パレスチナの人びとや歴史や文化や,イスラエルによる占領・虐殺が76年間にわたり続いているパレスチナの状況について,興味をもっていただくきっかけになれば幸いです。ふるってお越しください。

■使用言語:日本語,英語

■共催

TUFSパレスチナ連帯活動(主催),TUFSフィールドサイエンスコモンズ,東京外国語大学大石高典ゼミ,東京外国語大学坂井真紀子ゼミ,東京外国語大学アラビア語専攻有志

■協力

東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター,Shkran,Gaza des Visages

写真1:ガザ・フェイス展のポスター表面

写真2: ガザ・フェイス展のポスター裏面

最終更新:2024年9月23日