おすすめ本紹介:
『人はこうして「食べる」を学ぶ』
ビー・ウィルソン 著、堤 理華 訳、原書房、2017年。
by 小林 碧(西南ヨーロッパ第一地域)
いきなりですが、皆さんにとって「食べる」ことはどんな存在ですか?私にとって食べることは「幸せ、楽しみ」そのものです。食べ物に関することならどんなイベントでも、授業でも、本でもつつっと興味を惹かれてしまいます。しかし、それと同時に私は食べることが怖いとも思っています。食べることをうまくコントロールできないからです。
いきなりですが、皆さんにとって「食べる」ことはどんな存在ですか?私にとって食べることは「幸せ、楽しみ」そのものです。食べ物に関することならどんなイベントでも、授業でも、本でもつつっと興味を惹かれてしまいます。しかし、それと同時に私は食べることが怖いとも思っています。食べることをうまくコントロールできないからです。
たとえばクッキーの袋を開けると一人で全部食べてしまったり、作り置きしようと思って多めに作った料理をその日のうちに食べてしまったり。ドカ食いしてしまうのが怖いからお菓子は買わないようにしていますが、お菓子を食べられないとなると常にお菓子のことが頭から離れなくなります。さて、どうしたものか。
たとえばクッキーの袋を開けると一人で全部食べてしまったり、作り置きしようと思って多めに作った料理をその日のうちに食べてしまったり。ドカ食いしてしまうのが怖いからお菓子は買わないようにしていますが、お菓子を食べられないとなると常にお菓子のことが頭から離れなくなります。さて、どうしたものか。
私のように食べることとの関係がうまくいっていない人に読んでほしいのがこの一冊です。肥満、変色、拒食、過食といった食との関係がうまくいかないことで起こる不都合なことに対して、私たちは何ができるのか、何をすべきなのか、そもそもどうしてたくさんの人が食べ物との関係にぎくしゃくしているのかなどの疑問に対する答えがこの本に書かれています。人間ならだれでも経験する「食べる」といシンプルな行為を見つめなおすのにぴったりの一冊です。
私のように食べることとの関係がうまくいっていない人に読んでほしいのがこの一冊です。肥満、変色、拒食、過食といった食との関係がうまくいかないことで起こる不都合なことに対して、私たちは何ができるのか、何をすべきなのか、そもそもどうしてたくさんの人が食べ物との関係にぎくしゃくしているのかなどの疑問に対する答えがこの本に書かれています。人間ならだれでも経験する「食べる」といシンプルな行為を見つめなおすのにぴったりの一冊です。