R02/05/08公開 5/16 追記
macOS Catalina 10.15.4
ネタですが、
/Applications/Cinebench.app/Contents/MacOS/Cinebench g_CinebenchCpuXTest=true g_CinebenchMinimumTestDuration=14206 | grep "CB " > ~/Documents/cb.txt
上記はCINEBENCH R20 をターミナルから使うさいのコマンドです。GUI に対してCUI で使うという表現も出来ますね。
説明しておくと、
g_CinebenchCpuXTest=true : マルチコアでベンチマークを行います。
g_CinebenchMinimumTestDuration=14206 : 連続でベンチマークを行います。
ベンチマークの結果を複数取るためと言うよりはCPU に負荷を掛けて熱環境をテストするのが目的のパラメータではないかと思っております。この例ですと「14206」秒動き続けます。「100」にすれば100 秒動きます。経過後、最後のテストが強制的に終了するのか切りよく終わるまで続けるのかは確認していません。
「|」以降はcb.txt と言う名前のファイルに結果を保存する機能です。「"CB "」の部分は「"Values:"」でもよいですが、出力をExcel などで処理するには不要な文字を除く必要があります。
ちなみにMac Pro (Late 2013) 6 Core D500 のモデルだと14206 秒(3 時間56 分46 秒)だと104 回程度のベンチマークが取れます。電気代が勿体ないです。
マウスでRun ボタンを押すより数値が良く、また安定してでるようです。
5/16 追記。
/Applications/Cinebench.app/Contents/MacOS/Cinebench g_CinebenchCpuXTest=true g_CinebenchMinimumTestDuration=14206 | grep "Values:" > ~/Documents/cb.txt
上記のコマンドで記録すると下記のような記録となります。
Values: {2122.756,2119.998,2119.731} -> Avg/Deviation: 2120.828/1.368
これは3回のベンチマークの結果が表示されたモノです。回数を重ねるたびに{2122.756,2119.998,2119.731} の部分がどんどん後ろに長くなります。
Values: {2122.756,2119.998,2119.731} -> Avg/Deviation: 2120.828/1.368
Values: {2122.756,2119.998,2119.731,2119.355} -> Avg/Deviation: 2120.460/1.345
こんな感じです。このままではExcel などで計算や加工をするのに不便です。なので私は下記のコマンドで最後の数値(ここでは2119.731 と2119.355) だけ取り出して使っています。
awk '{print substr($0, index($0, "}") - 8, 8)}' ~/Documents/cb.txt > /Users/Shared/test01.txt
見ての通りawk です。index 関数で「}」を見つけ出し、その前の8 文字をsubstr 関数で取り出します。ファイル名は各自で調整を。
なおawk は不慣れなので、これで正しいのかは不明です。とりあえず動きます。