南新井自主防災会では「白いハンカチ運動」を使っての安否確認訓練を、毎年2回実施しています。家族全員が無事だという「標示」として、道路から確認できる場所である玄関外ノブ又は門扉に、白いタオル(白布)を結んで掲示します。結ばれていれば、家の中で家族全員が無事である、あるいは、避難所や知人宅に無事に避難されたと判断いたします。ご近所での「共助」を行う上で、避難行動の援助が必要な方への支援をより早く行う目安となります。
来る、2月9日に、令和6年度2回目の「安否確認訓練」を行います。皆様、「白いハンカチ運動」にご参加いただくとともに、スマホをご利用の方は是非とも「デジタル白いハンカチ運動」にもご参加ください。
皆様の参加が地域の安全を確保する上で大変重要です。ご協力、よろしくお願いします。
安否確認訓練実施日令和7年2月9日(日)午前8時~9時半(雨天決行)
デジタル安否登録時の際に、LINEから「安否確認訓練」を押すと、「このリンクは安全ではない可能性が有ります」と表示されますが、「開く」を押していただいて大丈夫です。
※これはLINEの仕様によるものであり、安全確認を促すものです。
現在の安否確認状況は、こちらで確認できます。
数は軒数ですが、重複(同じお宅で複数回答、デジタルとハンカチの併用など)があります。
「白いハンカチ運動」は、防災先進都市である静岡県富士宮市で始まった「わが家は大丈夫!黄色いハンカチ作戦(R)」を参考にした南新井自主防災会での安否確認方法として行っています。
この「黄色いハンカチ」等による安否確認は、災害時に安否確認を短時間にするとともに、「救助が必要 な人がいるか」を即座に判断できる目印となることから、大阪府箕面市など全国的に取組みが広がっています。
南新井自主防災会では、「黄色いハンカチ」等よりもどのご家庭でも準備のしやすい「白い布」を使って安否確認ができるように、「白いハンカチ運動」として活動することにしました。大地震の後、家にいる家族が全員無事だったら(救助などの必要がない状況だったら)、白いハンカチ(大きく目立つ白い布)を玄関先に掲げてください。
目安として「震度5強以上」の地震の際には、この安否確認を実施しましょう。
災害時、地域の住民の安否確認は自治会などの地域コミュニティ単位で、地域住民相互に行うことが基本です。
※大阪府箕面市ホームページより
今年も実験的に「デジタル白いハンカチ運動」も実施します。これは、安否確認をLINEやホームページにより行うものです。災害時の安否状況の連絡手段の一つとして、デジタルの有効性を検証します。
デジタルの特徴を生かして、住民の安否状況を詳細に把握できます。
本人と家族の安否状況の把握(「白いハンカチ」は「家族全員の無事」を示すのみ)
高齢者や心身障害者等の災害要援護者の把握
災害要援護者の避難や救出救護の手伝いが出来る支援者の把握
安否確認訓練実施日 令和7年2月9日(日)午前8時~9時半 (雨天決行)
1 「白いハンカチ運動」での参加
・朝8時半までに、配布した「無事タオル」または、白いタオル(白布)を「玄関外のドアノブ」または「門扉」に結んでください。
集合住宅の方は、道路から見える場所に掲示してください。ベランダでも結構です。
・8時半から自治会組長が掲示を確認しますので、10時まで取り外さないようお願いします。
・掲示が無いお宅には、訓練のため声掛けをさせていただきますのでご了承ください。
2 「デジタル白いハンカチ運動」での参加
スマホをご利用の方は、「白いハンカチ」と併用で構いませんので、ご参加ください。
訓練時に外出される方や、「白いハンカチ」の掲示が困難な方もこちらをご利用ください。
・訓練日までに、LINE公式アカウント「南新井デジタル自治会」のオープンチャット「南新井 おしらせ」にご参加ください。(既に参加されている方は、改めての参加は不要です)
・当日、訓練時間になるとLINEで安否確認訓練開始のお知らせが届きますので、 その内容に従って、災害時を想定して安否状況の登録をお願いします。
・今回はデジタル安否確認の有効性を検証するために、安否登録時に住所または氏名の
入力をお願いしています。この実証実験にご協力ください。
訓練の実施対象:南新井地区の自治会員世帯および非自治会員世帯(今回は戸建て、家族向け集合住宅)
実施方法:「白いハンカチ」の掲示、および、LINEによる安否状況登録
組長の役割:
災害時を想定して、組エリア内住民の安否確認を行う訓練です。
8時半から9時半の間に、組エリア内住民宅の「白布」を確認してください。
チラシを配布した自治会員以外のお宅も、出来る限り確認ください。
「白布」が掲示されていないお宅には、お声掛けをお願いします。
(ご不在のお宅には、何もしなくて結構です)
※デジタル白いハンカチ運動での登録状況は、右のQRコードから「安否状況確認」をタッチし、組名を選択することで参照できます。
全戸の確認完了後、次のいずれかの方法で確認結果を報告してください。
① 自治会組長:安否状況報告フォーム
右のQRコードからホームページを開き、「安否状況報告フォーム」をタッチして、画面の指示に従って、報告事項を入力してください。
② LINEオープンチャット「南新井自治会役員」
トーク画面から、報告内容をメッセージ入力してください。
③ 堀田自治会長への電話連絡
連絡する内容
① 安否確認ができた戸数(白布で確認できた戸数)
② 組内の安否確認にかかった時間(開始から終了まで)
災害時を想定して、ブロック内住民の安否確認を行う訓練です。
ブロック全戸の確認が完了したら、会長および防災オブザーバーに連絡してください。
連絡する内容
各組ごとの、安否確認ができた戸数(白布で確認できた戸数)
連絡方法
会長:四役メール<minamiarai-4yaku@googlegroups.com>、または、携帯電話
防災オブザーバー:携帯電話
安否確認の登録状況を見守る上原会長
2022年2月26日の安否確認訓練「白いハンカチ運動」では、「令和3年度東京都地域の底力発展事業助成」対象事業としての助成を受けて、「デジタル白いハンカチ運動」の実証実験を行いました。
「安否確認訓練・通信訓練」実証実験
地震発生を想定して、安否確認用の白いハンカチを各戸に掲示してもらい、組長が担当エリアの安否確認を行いLINEにより本部に状況を報告する。同時に、自治会ホームページに安否情報を直接入力してもらう形で、デジタルでの安否確認も行う。本部ではiPadで情報を取りまとめ、プロジェクター・スクリーン・無線LANを使い状況表示する。
家で地震が発生した場合に、適切な行動がとれるよう、心構えを身につけておきましょう。
東京消防庁「地震 その時10のポイント」などを参考に、地震発生から避難までの行動をまとめ、避難生活に関するポイントも紹介しています。
→「地震 その時10のポイント」のページ(東京消防庁) (外部リンク)新しいウィンドウで開きます
地震だ!まず身の安全
揺れを感じたり、緊急地震速報を受けた時は、身の安全を最優先に行動しましょう。
丈夫なテーブルの下や、物が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」空間に身を寄せ、揺れがおさまるまで様子を見ましょう。
テーブルや机の脚を両手でしっかり持つことを忘れずに!
※普段から家の中の安全チェックをしましょう。また、住宅用火災警報器も設置しておきましょう。
落ちついて 火の元確認 初期消火
火を使っている時は、揺れがおさまってから、あわてずに火の始末をしましょう。
出火した時は、落ちついて消火しましょう。
あわてた行動 けがのもと
大きな揺れがあったときは、家の中にも物が散乱して危険です。
室内の様子を見る前にまず、靴を履いてください。
それから家の中を点検し、二次被害の予防をします。
ドアや掃き出し窓を開けるなど、出口を確保
家にいる家族の無事を確かめる
余震で落ちそうなものを床に下ろす
確かめ合おう わが家の安全 隣の安否
南新井自主防災会では、安否確認の方法として「白いハンカチ運動」を実施します。
わが家の安全を確認したら「白いハンカチ」を掲げましょう。
近所の人に「うちの家族は大丈夫!」と知らせる目印です。
目安として「震度5強以上」の地震の際には、この安否確認を実施しましょう!
協力し合って救出・救助
倒壊家屋や転倒家具などの下敷きになった人を近隣で協力し、救出・救護しましょう。
火災が起こったり指示があったら 確かな避難
地域に大規模な火災の危険がせまり、身の危険を感じたら、一時集合場所や避難場所に避難します。
避難が必要な時には、ブレーカーを切り、ガスの元栓を締めて避難する。
(2022年10月15日)令和4年度第一回「白いハンカチ運動」参加御礼と安否確認について
10月15日の安否確認訓練「白いハンカチ運動」には、多くの皆様にご参加いただき有難うございました。今回は、南新井自治会エリア内の自治会員以外のお宅にもご案内し、エリア内の112軒(うち7軒は会員外)のお宅で「白いハンカチ」を掲示していただきました。LINEやホームページから行った「デジタル白いハンカチ」でも45件の回答をいただき、白いハンカチとの重複もありますが、総回答157件のご参加をいただきました。(デジタル回答率29%)
「白いハンカチ運動」は、災害時に「わが家は大丈夫。」という目印として、道路から見える場所に白いハンカチ(白い布)を掲げていただくものですが、もう一つ、「私は大丈夫だから、他の方を助けてほしい。」という意思表示でもあります。実際の災害時、ハンカチを掲げていない家庭は、ご近所、地域、消防団の人が救助を早く行う際の目印となり、南新井での「共助」で重要な役割を担います。
南新井自治会のエリアには約800世帯(日野市公称値)のお宅がありますが、自治会への加入は187世帯であり、約8割のお宅の安否が自治会として把握できません。万一の災害時に、同じ南新井に住む方々が一人でも多く、安全でいられるように、「共助」ができる環境が求められます。そのためにも、自治会の加入率を高めて、自治会活動や防災活動を通じて「住民同士の顔の見える関係」を作りましょう。
(2022年2月26日)令和3年度第二回「白いハンカチ運動」参加御礼と安否確認について
2月26日の安否確認訓練「白いハンカチ運動」には、多くの皆様にご参加いただき有難うございました。今回は、南新井自治会エリア内の自治会員以外のお宅にもご案内し、エリア内の90軒のお宅で「白いハンカチ」を掲示していただきました。LINEやホームページから行った「デジタル白いハンカチ」でも49件の回答をいただき、白いハンカチとの重複もありますが、総回答139件のご参加をいただきました。(デジタル回答率34%)
「白いハンカチ運動」は、災害時に「わが家は大丈夫。」という目印として、道路から見える場所に白いハンカチ(白い布)を掲げていただくものですが、もう一つ、「私は大丈夫だから、他の方を助けてほしい。」という意思表示でもあります。実際の災害時、ハンカチを掲げていない家庭は、ご近所、地域、消防団の人が救助を早く行う際の目印となり、南新井での「共助」で重要な役割を担います。
南新井自主防災会では、今回の結果、および、いただいたご意見などを参考にして、有事の際の安否確認のあり方について検討してまいります。
✉南新井自主防災会< minamiarai-bousai@jichikai.org >
(2021年10月24日)令和3年度第一回「白いハンカチ運動」参加御礼と安否確認について
10月24日の安否確認訓練「白いハンカチ運動」には、多くの会員様にご参加いただき有難うございました。自治会員197軒中、124軒(63%)の会員宅で「白いハンカチ」を掲示していただきました。
また、「デジタル白いハンカチ」でも46件の回答をいただき、総数170件のご参加をいただきました。
「白いハンカチ運動」とは、災害時に「わが家は大丈夫。」という目印として、道路から見える場所に白いハンカチ(白い布)を掲げていただくものですが、もう一つ、「他の方を助けてほしい。」という意思表示でもあります。白いハンカチを掲げることで『安否確認』を短時間で容易に行うことができます。実際の災害時、ハンカチを掲げていない家庭は、ご近所、地域、消防団の人が救助を早く行う際の目印となります。南新井での「公助」で重要な役割を担います。
自主防災会では、今回の結果、および、いただいたご意見などを参考にして、有事の際の安否確認のあり方について検討してまいります。
✉南新井自主防災会< minamiarai-bousai@jichikai.org >
(2021年1月24日)令和2年度第二回安否確認訓練「白いハンカチ運動」へのご参加、有難うございました。
1月24日の第二回では、自治会員139世帯に加えて地域の方々21世帯、全体で160世帯にご参加いただきました。今回は新型コロナウイルス感染症予防のため、各地域の組長さんによる声掛けは無くして道路側から「白い布」の掲示があるかのみを確認しましたが、多くのご家庭のご協力で各組10~30分で町内の安否確認をすることが出来ました。
安否確認は参加されたお宅のご家族の安否確認にもなりますので、2時間ほどの訓練で334人相当※の安否を確認することができたことになります。(※日野市が公開する「大字新井」の平均世帯人数で換算)
初めて行った「デジタル白いハンカチ運動」にも多くのご参加をいただきました。全体の約1/4がデジタルでの参加でしたが、こちらはリアルタイムに安否状況が確認できて、デジタルの有効性を感じました。その反面でデジタルの課題も分かりましたので、改善しながら地域の安否確認方法を確立していきましょう。
南新井自主防災会長 白勢 元一
※注 大字新井は2021年1月1日現在で1,833世帯3,829人(世帯平均2.09人)となりますが、新井には沿線の大学生中心に単身世帯が41.4%と日野市内でも単身世帯の比率が高く、もう少し多い人数と思われます。