新井自治会では、今年も地域の防災への取り組みを強化しています。自治会だよりでは、年5回に分けて、防災に役立つ情報をお伝えしていきます。今月は「防災クイズ」です。
※「防災クイズ」の答え:各問題をクリックすると、正解と解説が表示されます。
Q1:豪雨のとき、家の排水口から水が逆流するのを防ぐために効果的な方法は?
A:大きなポリ袋に水を入れて排水口を塞ぐ
B:ブルーシートで排水口を覆う
豪雨のときなど、急激な水位の上昇により、下水管が満水の状態となり、下水が逆流し、トイレや風呂場、洗濯機の排水口などから、水が吹き出ることがあります。そのようなときは、ビニール袋に水を入れた『水のう』を置くと、逆流を抑える効果があります。
『 水のう 』の作り方
ゴミ袋などの大きめ(45リットル程度)のビニール袋を二重、三重に重ね、半分(20リットル程度)ぐらい水を入れ、口をきつく縛る。
トイレの逆流防止には、『水のう』を便器の中に入れておく。
玄関等の前に隙間なく並べると、浸水を軽減できる。
Q2:台風に備えて、事前に窓ガラスに貼っておくと良いものは?
A:養生テープ
B:飛散防止フィルム
台風によって窓ガラスが割れる主な原因は、飛来物の衝突です。風圧だけで割れることは少なく、どこからか飛んできた物がぶつかることで窓ガラスが割れます。風速20~25mになると物が飛ぶようになるため、台風がくると分かったら外に置いている荷物を室内に取り込みましょう。
なにも対策していない状態で窓が割れると、ガラスの破片が散らばってケガをするおそれがあります。また、割れた破片が散乱することで、避難経路が確保できなくなる、雨風で部屋の中が汚れて散らかるといった二次被害も考えられます。
飛散防止フィルムなら台風に備えて対策できる
飛散防止フィルムとは、ガラスが飛び散るのを防ぐフィルムのことです。ガラス自体が強化されて割れにくくなるわけではなく、あくまでもガラスの破片が飛散・落下するのを防ぐシートになります。
あらかじめ窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておくと、台風や地震で窓ガラスが割れてしまっても、床にガラスの破片が大量に散らばることがありません。ガラスの破片が風で舞ったり、落下することが少ないので、なにも対策していない場合と比べて安全を確保できます。
飛散防止フィルムでの対策が出来ないときは
台風による窓ガラス割れの緊急時の防災対策としては「養生テープ」などを窓ガラスに貼ることで、被害を軽減できるようです。貼り方としては、養生テープを碁盤目状に貼り、最後にバツ(×)マークにテープを貼ることで、簡易的ではありますが可能な限り飛散を防止することができるようです。
Q3:自分の住んでいる地域の災害時の危険を教えてくれるマップは?
A:サバイバルマップ
B:ハザードマップ
「ハザードマップ」とは、河川の氾濫、堤防の決壊といった水害時の被害を最小限にくい止めることを目的として、浸水が予想される区域や避難場所、避難経路などの各種情報を誰がみてもわかりやすいように、地図上に現したものです。ハザードマップが自分の住んでいるところで作成された場合は、災害時に安全にまた速やかに避難できるよう、その内容をよく確認しておきましょう。
日野市洪水ハザードマップ
この地図は、国土交通省が平成28年5月30日に公表した多摩川水系(多摩川・浅川)の浸水想定区域図を基に作成し、これらの川が氾濫した場合に想定される浸水範囲、浸水する深さ、安全に避難する方向、避難所などを示した地図です。
日野市では、今までより浸水する区域が約168ヘクタール拡大し、市面積の約四分の一にもなります。また、以前から浸水が想定されていた区域でも深さの表記が変わっていますので、ご確認ください。
Q4:地震に備えて、家具の転倒防止対策で効果的に使えるものは?
A:段ボール
B:粘着力の強いガムテープ
段ボール箱が転倒防止になる理由
家具の上に天井までピッタリ段ボール箱を置くと、揺れの力が加わった際、家具が倒れようとしても上にある段ボール箱が邪魔になって倒れることが出来なくなります。倒れないだけではなく、動きが抑制され、揺れそのものもかなり軽減されるようです(東北大震災の時の食器棚の状態から推測)。
この状態を発生させるためには、揺れの力が加わった際、家具より先に段ボールが飛び出し落下してしまっては意味がありません。ですので段ボール箱は必ず天井までピッタリサイズでなければなりません。天井までの距離が大きい場合には、段ボール箱が二つになってもOK。ただし三つ四つと数があまり多くなると、かえって不安定になりかねませんので、二つくらいまでが適当かと思います。
日野市防災情報の最新情報は、日野市ホームページ、または、日野市LINE公式アカウントで参照ください。
大地震や河川氾濫時の災害対応は行政だけでは回りません。台風19号での日野市の記録が参考になります。
自分・家族は自分たちで守る! 何ができるか?どう守ればいいか? 普段からの意識が大切です。
気象庁:防災情報(日野市)
現在、日野市に発令中の防災情報、天気、キキクル(危険度分布)、大雨・台風、地震・火山情報など。
国土交通省:川の防災情報(南新井付近)
ふれあい橋の上流側・下流側に設置された危機管理型水位計の現況と推移が確認できます。
最も身近な場所の状況はこちらで確認できるので、警報が出ている時には川に近づかないでください。
国土交通省:川の防災情報(日野市)
浅川(高幡橋)・多摩川(日野橋)の水位と雨量の状況、レーダでの雨量分布の推移が確認できます。
また、浸水想定区域図はハザードマップよりも詳細な浸水想定が表示されています。
国土交通省:川の防災情報(浅川橋)
日野市での浅川の洪水予報は、上流の八王子市大横町にある「浅川橋」上流の水位が基準となります。
東京都:防災マップ
スマホ版は位置情報と連携し、広域で防災マップを見るのに便利です。
日野市:防災マップ・洪水ハザードマップ・避難所💻📱
浅川・多摩川が氾濫した場合に想定される浸水範囲、深さ、安全に避難する方向、避難所などを示したハザードマップはこちらです。ご自宅周辺の浸水想定と、浸水時の避難所までのルートを確認しましょう。
国土交通省:ハザードマップポータルサイト💻📱
・重ねるハザードマップ~災害リスク情報などを地図に重ねて表示~
洪水・土砂災害・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に自由に重ねて表示できます。
・わがまちハザードマップ~地域のハザードマップを入手する~
各市町村が作成したハザードマップへリンクします。地域ごとの様々な種類のハザードマップを閲覧できます。
日野市:災害時の情報発信(メール配信・防災無線)💻📱
最近の住宅は遮音性能が高く、日野市防災無線が聞こえにくいようです。
事前にメールやSNSで防災・緊急情報を受信できるようにしておきましょう。
東京都:防災マップ
PC版では災害時の徒歩による帰宅ルート(勤務先から自宅までなど)の検索ができます。帰宅ルートを印刷して普段から所持しましょう。
京浜河川事務所:洪水浸水想定区域図💻📱
多摩川・浅川の洪水浸水想定区域図(想定最大規模、計画規模、浸水継続時間:想定最大規模)や家屋倒壊等氾濫想定区域図(氾濫流、河岸侵食)を閲覧することができます。
京浜河川事務所:氾濫シミュレーション(多摩川)💻📱
多摩川、浅川、大栗川に大雨が降って河川の堤防が決壊した場合の氾濫状況をシミュレーションした結果を閲覧することができます。
安否確認のサービスは、各電話通信会社毎に別々のサービスとして提供されています。
南新井自治会ホームページ事務局では、自分の安否を登録するのは一つのサービス(例えば災害用伝言版web171)に限定して行い、他の人の状況を検索するのは全通信会社のサービスをまとめて検索する「J-anpi」を使う方法を推奨します。
ご家族で、「安否を登録するサービス」と「安否を登録する電話番号」を決めておくと、伝言板に伝言がない場合でも「通知希望」を登録しておくことで、新たに伝言の登録があった際に通知をメールで受け取ることができます。この時の「安否を登録する電話番号」を自宅の電話番号にしておくと、家族全員で安否状況を共有できます。(災害用伝言版 web171 の場合)
安否情報まとめて検索「J-anpi」
「J-anpi」は、「電話番号」または「氏名」を入力することで、各通信事業者の災害用伝言板および報道機関、企業・団体が提供する安否情報を対象に一括で検索し、結果をまとめて確認することができます。
各通信会社のサービス
NTT東日本 災害用伝言板(web171)
災害用伝言板(web171)は、インターネットを利用して被災地の方の安否確認を行う伝言板です。災害用伝言板(web171)は、加入電話・ISDN・ひかり電話・携帯電話(090、080)・PHS(070)・IP電話(050)を含め全ての電話番号で登録が可能です。また、災害用伝言板(web171)はNTT docomo・au・SoftBankの災害伝言掲示板システムと連携しており、災害用伝言板(web171)に登録した情報は、携帯電話各社の災害伝言掲示板からも検索することが出来ます。
NTTドコモ 災害用安否確認
災害が発生した時に、家族や友人などと安否の確認ができる災害用伝言板・災害用音声お届けサービスの利用方法を事前に知っておきましょう。
au 災害用伝言板サービス
KDDI・沖縄セルラーでは、災害時に家族・親類・知人などとの安否確認にご利用いただくため、災害用伝言板サービスを提供しています。
ソフトバンク 災害用伝言板/災害用音声お届けサービス
災害時の安否確認手段としてご利用いただける「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」をご紹介します。
ワイモバイル 災害用伝言板サービス
大規模災害発生時に災害用伝言板に安否情報を登録し、その安否情報をインターネット(他社携帯電話含む)から閲覧することが可能なサービスです。
知ろう・学ぼう・防災知識
いざという時のために、知って置きたい災害知識
水害から命を守る!避難のこころえ(リーフレット)
水害の危険性、平時の心得、避難情報、気象情報の解説など水害に関する基本的な知識をリーフレット形式でコンパクトにまとめました。非常用持ち出し・備蓄品リストや緊急時の連絡先を記入できるメモも付いておりますので、ご家族でお使いいただけます。
大雨や台風から命を守るために!!~save yourself~(水害リスクコンテンツ)
水害リスクに関する知識、大雨や台風から命を守るためのポイント、早めの避難行動の重要性についてわかりやすく解説する映像と、映像で学んだ内容の復習や水害について自分自身で考えさせるワークシートを作成しました。
TOKYO VIRTUAL HAZARD -風水害-
臨場感あふれるVR動画で風水害の脅威を疑似体験できるとともに、いざという時にとるべき行動なども学習できるものとなっています。被災体験と防災学習体験の2部構成となっており、それぞれ河川の氾濫、土砂災害、高潮による氾濫の3種類の風水害について視聴できます。
地域防災力向上
災害発生時に被害を最小限に抑えるためには、行政による「公助」のみならず、地域住民による「自助」・「共助」それぞれが、災害対応力を高め、連携していく必要があります。都では、防災市民組織等の成功事例や、自治体の特色ある支援施策等を全国から情報収集し、テーマごとにとりまとめた活性化サポートガイドを作成しました。
東京都日野市の治安情報(ガッコム安全ナビ)
東京都日野市における治安情報をまとめたページです。東京都の事件種別の分布や不審者に多い特徴、最新の事件一覧などが確認できます。また、地図・マップでの表示に切り替えることもできます。
日野市新井の治安情報:新井と新井の周辺(0.4km四方以内)で発生した治安情報
犯罪情報マップ(警視庁)
日野市内での犯罪発生状況のマップ(1ヶ月間更新)
子どもや女性の防犯情報(2週間更新)・・・日野市新井周辺
犯罪発生状況(2週間更新)・・・・・・・・日野市新井周辺
東京消防庁マップ(東京消防庁)検索欄に住所や郵便番号(1910022)を入れて検索すると、近隣にある消火栓・防火水槽の位置や、周辺の出火危険度・延焼危険度などを見ることができます。
メールけいしちょう
警視庁では、各地域で発生した「犯罪発生情報」や犯罪を防ぐために必要な「防犯情報」等をメールでお知らせします。「メールけいしちょう」に登録して、被害にあわないよう情報を活用してください。
日野警察署ホームページ
侵入窃盗(本年の累月計)
空き巣、事務所荒し、出店荒し、金庫破りなどの認知件数を掲載しています。
非侵入窃盗(本年の累月計)
乗り物盗、ひったくり、すり、万引きなどの認知件数を掲載しています。
日野市ごみ分別アプリ(日野市)
ごみ分別アプリでは、収集スケジュール、ごみ分別辞典(キーワード検索)などの情報確認や、ごみの出し忘れ防止アラーム設定などができます。
東京都防災アプリ(東京都)
いつも・いざというときにも役に立つ、東京都公式の防災アプリです。「あそぶ」「まなぶ」「つかう」をコンセプトに、楽しみながら防災の基礎知識を得られるなど、災害時に役立つコンテンツが搭載されています。「東京防災」「東京くらし防災」「災害時モード」の3つのモードで構成されていて、これらのモードを使い分けることで、防災対策を楽しく学びながら、いざというときにも役に立つ、とっておきの防災アプリです。
防犯アプリ Digi Police(警視庁)
Digi Policeは、警視庁犯罪抑止対策本部が東京都内の犯罪発生情報や防犯情報をお届けする防犯アプリです。マイエリアを設定すると、設定した地域の犯罪発生状況がトップ画面に表示されます。地図情報では、コメントを貼り付けてSNSやメールなどでご家族やお友だちと共有することもできます。防犯情報のほか、防犯ブザー機能、痴漢撃退機能などを備え、さまざまな人に役立つアプリとなっています。
東京消防庁公式アプリ(東京消防庁)
消防や救急の知りたい情報をいつでも・どこでも・手軽に入手できる安全安心情報ツール!チャットボットやマップ機能を中心に、多くの機能を備え、ユーザー個々の興味関心に合わせて利用できるアプリです。
Yahoo!防災速報(Yahoo!ジャパン)
緊急地震速報や豪雨予報、避難情報などをいち早くお知らせ。
NHKニュース・防災アプリ(NHK)
最新ニュースや災害情報をいち早くお届け。速報や災害・避難情報をプッシュ通知でも。マップ上で雨雲や台風、河川情報をチェック。さまざまなライブ配信も。NHKの公式アプリです。