<第9回>
炎のストップウォッチャー・キビタキビオの
「野球データ分析活用入門講座」
東北楽天の頭脳
戦略ディレクターの行木茂満氏に聞く
データ活用の最新事情と戦略で大切なこと
開催日時:2024年12月2日(月)20:00~21:30
会場:オンライン(Zoomウェビナー形式)
参加:無料(事前登録制)
※アーカイブ配信はありません
(開催日以降は有料コンテンツなります)
第9回目となる「野球データ分析活用入門講座」では、東北楽天ゴールデンイーグルスでチーム戦略部・戦略ディレクターを務める行木茂満さんをゲストにお迎えして、プロ野球におけるデータ活用の最新事情やチーム戦略上、勝つためにはどんなことが大事なのか、野球ライターのキビタキビオ氏との対談形式で語っていただきます。
長年にわたりプロ野球の世界で的確な分析力によってチームを支えてきた戦略のプロフェッショナルである行木さんですが、試合中はベンチにも入って戦略面で首脳陣や選手のサポートを担っています。いまプロ野球の現場ではどんな形でデータ活用が行われているのか、これまでのデータ分析の変遷や進化、選手や監督・コーチ・アナリストとのコミュニケーション方法に至るまで、最新事情について約1時間に渡って解説をしていただきます。後半30分では事前に皆さまから受け付けるご質問にも回答いただく予定です(ご質問は申込フォームに記載してください。お時間の関係ですべてのご質問にお答えできませんので、予めご了承ください)
行木さんはデータ分析企業で米メジャー球団のデータ分析を担当したのち、2008年から東北楽天ゴールデンイーグルスでチーフスコアラーを務め、当時の監督だった野村克也氏のID野球を一番よく知る人物として「楽天の頭脳」とも評価されてきました。2013年には星野仙一監督のもとチームの日本一に貢献。2019年から千葉ロッテでチーム戦略部のディレクターを務め、2024年からは楽天に復帰して、現在はチーム戦略部・戦略ディレクターを務めています。
いま、プロ野球においてはホークアイなどのトラッキングデータが増え、チーム内ではアナリストや戦略部門が整備されるなど、データ解析とその活用は急激に進んでいます。一方で飛躍的に増えるデータ量と、各球団において取得できるデータが均一化されるなかで、その運用方法や取捨選択、選手の感覚・感性とのすり合わせなど、個々の選手に合わせた対応や試合の中における応用力なども重要な要素となっています。
今回のセミナーでは、長年にわたりプロ野球の世界においてスコアラー・戦略担当という役割で現場からの信頼と実績を積んできた行木さんから、現状のデータ活用の最新事情だけでなく、戦略上で本当に大切なこと、選手への情報伝達において変わったこと、変わらないことを含め、アマチュア野球に携る方々にも参考になるようなお話をしていただく予定です。
監督やコーチなど指導者の方々はもちろん、選手・マネージャー・アナリスト、そのほかこの分野に関心のある方々のご参加も可能です。今回はアーカイブ動画の提供はありません(後日、有料コンテンツとなります)ので、ぜひLiveにてご参加ください。
<受講対象>
・データ分析活用について知りたい野球チームの監督・コーチ・選手・マネージャー・アナリストなど
・チーム関係者、選手をサポートする家族など
・この分野について興味、関心のあるすべての方
<開催日時>
・2024年12月2日(月)20:00~21:30
※アーカイブ(録画)データの提供はありません。
開催日以降は有料コンテンツとなります。
<会場>
・オンライン開催(Zoom ウェビナー形式)
※参加者の皆さまの画面、音声が共有されることはありません。
※お申込者には開催日までに、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加方法をご案内いたします。
※「受講票メール」が届かないことや迷惑メールフォルダなどに振り分けれてしまう可能性があります。
※開催前日までに「受講票」メールが届かない場合、迷惑フォルダをご確認いただいたうえで、運営事務局までご連絡ください。
運営事務局:kibita@bbanalyticscourse.com
<定員>
・300名
<参加費>
・当日の参加は無料(事前登録制)
スピーカー
東北楽天ゴールデンイーグルス
チーム戦略部・戦略ディレクタ―
高校時代は関東第一でショート、副主将を務める。データスタジアムの前身、アソボウズ時代には1995年の日本シリーズでヤクルトにデータを提供するなど注目を集める。その後、データ分析企業でメジャー球団のデータ分析を担当したのち、2005年に楽天入り。2008年からチーフスコアラーを務める。当時の監督だった野村克也氏のID野球を一番よく知る人物として「楽天の頭脳」とも評価。2013年に星野仙一監督のもとチームの日本一に貢献。2019年からは千葉ロッテでチーム戦略ディレクター。2024年に楽天に復帰し、現在はチーム戦略部で戦略ディレクターを務めている。
フリーランスライター/編集者
1994年に八千代エンジニヤリング株式会社(建設コンサルタント会社)に入社し、エンジニアとして主に都市計画、宅地造成等に関する調査、計画、設計業務に従事していたが、2002年に退社。フリーのライターとして活動を始め、2003年からは『野球小僧』(白夜書房)の編集部員を務めながら、野球のプレーのタイムを計測する「炎のストップウオッチャー」を連載。2012年に再びフリーとなり、野球関係の記事や書籍構成など幅広く担当している。2014年より『球辞苑』(NHK-BS)に出演。その傍ら、アニメ・声優のインタビュー記事を手掛けることもある。
炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用 入門講座」とは?
データ分析、最新テクノロジーに関するノウハウや情報を発信し“野球DX人材”の育成を応援
近年、野球を取り巻く環境が大きく変わってきています。特にトラックマンやラプソードといった計測機器の普及により、データ分析・活用方法などが向上し、チーム運営への活用如何によって成績にも隔たりがではじめてきました。今後も野球のDX化、ビッグデータ化はさらに加速すると予想され、そうしたデータの活用、最新テクノロジーを使いこなす知識・スキルのある、なしによって二極化が進み、選手の能力やチームの成績はさらに差が広がっていく可能性もあります。
今後、指導者はもちろん、選手についてもこれまでのような<経験>や<感覚>だけにとどまらず、データという客観的な情報を活用しながら課題を理解し、どのようにパフォーマンスを上げていくかという“データリテラシー”の向上が求められるとともに、データアナリストや選手とのコミュニケーションを図るコーディネーターなども必要と言われますが、そのニーズに対して圧倒的な人材不足となることが予想されます。また野球を通じてデータを分析した結果に基づき意思決定・問題解決していく経験や、それによって養われる「データ分析・統計思考」は、今後も一般社会においてますます必要となるデータサイエンスや企業で必須となるデータドリブンの考え方、その入り口となる知識やスキルにもつながり、野球をやることの魅力のひとつになるかもしれません。
そこで炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用 入門講座~最新テクノロジーを使いこなして強豪チームを倒せ!」では、野球におけるデータ分析・活用や最新テクノロジーに関する基礎知識、最新情報、具体的な活用方法などのノウハウ・情報を発信し、“野球DX人材”の育成を応援していきます。