当日のセミナーダイジェスト
<第7回>
炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用入門講座」
知識ゼロでもわかる!トラッキングデータのキホン
<ラプソード超入門>
~ジャイロ回転ってなに?計測データの意味、分析・活用方法までざっくり理解
開催日時:2024年9月19日(木)20:00~21:30
会場:オンライン(Zoomウェビナー形式)
参加:無料(事前登録制)
※見逃し配信(アーカイブ視聴)あり
計測機器の普及によって、投手の投げる球質、打球の角度や回転数などが明確となり、これまでのような「キレがある」「伸びがある」といった感覚的な言葉が数値で可視化できるようになりました。こうした野球データ活用の進展に大きな貢献をしてきたのが、投球・打球をカメラとレーダーで計測する弾道測定分析機「ラプソード」です。メジャーリーグや日本のプロ野球チームはもちろん、いまでは高校・大学野球から中学チームに至るまで採用が進んでいます。
投球データでは球速以外に、回転軸や回転数、回転効率、リリースポイント位置などがリアルタイムで計測でき、取得したトラッキングデータはクラウド上に同期され、選手ごとのレポート作成、成長の推移なども確認することができるため、効率的なパフォーマンス向上につながるメリットがあります。
すでにこうした分析機を使いこなしているチームや選手が成績を上げる一方で、「ラプソード」という言葉は聞いたことがあってもよく分からない、導入するためにはどんな順序で何が必要なのか、そもそも「ジャイロ回転」や「有効回転数」ってどういう意味?と疑問に思っているかたも少なくないかもしれません。
そこで7回目となる「炎のストップウォッチャー・キビタキビオの野球データ分析活用入門講座」では、株式会社Rapsodo Japanでベースボールビジネスマネージャーを務める花城 健太さんをゲストに迎え、ラプソードとはどんなものなのか、なぜいま必要なのか、導入フローや必要なものといった基礎的な説明から、回転軸や有効回転数、ジャイロ回転といった計測データの意味についてもかみ砕いて解説していただきます。
また計測データをクラウド上で保存した後の管理・活用方法、プロ野球球団でアナリストが行っているような高度な活用方法にも触れていただくほか、最新のラプソードの導入事例などについてもご紹介いただきます。約1時間で解説するセミナー講義と、約30分を想定している質疑応答により、「ラプソード」について今までおぼろげながらの認識だった方でも、ざっくりながら体系的に理解していただくことが可能です。
監督やコーチなどの指導者の方々はもちろん、選手・マネージャー・アナリスト、そのほかこの分野に関心のある方であればどなたでもご参加が可能です。お申込みいただいた方には1週間限定でアーカイブ動画が視聴できるURLをご案内いたしますが、セミナー当日はゲストの花城さんにご質問ができるQ&Aの時間も設定しますので、ぜひLiveにてご参加ください。
<受講対象>
・データ分析活用について知りたい野球チームの監督・コーチ・選手・マネージャー・アナリストなど
・チーム関係者、選手をサポートする家族など
・この分野について興味、関心のあるすべての方
<開催日時>
・2024年9月19日(木)20:00~21:30
※見逃し視聴あり!
お申込み、ご登録いただいた方には、1週間限定でアーカイブ動画が視聴できるURLをご案内いたします。
<会場>
・オンライン開催(Zoom ウェビナー形式) ※参加者の皆さまの画面、音声が共有されることはありません。
お申込者には開催日の3日前までに、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加方法をご案内いたします。
※「受講票メール」が届かないことや迷惑メールフォルダなどに振り分けれてしまう可能性があります。
開催前日までに「受講票」メールが届かない場合、迷惑フォルダをご確認いただいたうえで、運営事務局までご連絡ください。
運営事務局:kibita@bbanalyticscourse.com
<定員>
・100名
<参加費>
・無料(事前登録制)
スピーカー
株式会社Rapsodo Japan
ベースボールビジネスマネージャー
2013年に外資メーカーの営業・マーケティングからキャリアをスタート。2022年に株式会社Rapsodo Japanに入社。プロダクトマーケティングマネージャーとしてマーケティング施策の立案・実行、新商品の日本市場への展開、またNPB球団の営業も担当。2024年3月より日本の野球事業の責任者。
フリーランスライター/編集者
1994年に八千代エンジニヤリング株式会社(建設コンサルタント会社)に入社し、エンジニアとして主に都市計画、宅地造成等に関する調査、計画、設計業務に従事していたが、2002年に退社。フリーのライターとして活動を始め、2003年からは『野球小僧』(白夜書房)の編集部員を務めながら、野球のプレーのタイムを計測する「炎のストップウオッチャー」を連載。2012年に再びフリーとなり、野球関係の記事や書籍構成など幅広く担当している。2014年より『球辞苑』(NHK-BS)に出演。その傍ら、アニメ・声優のインタビュー記事を手掛けることもある。
炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用 入門講座」とは?
データ分析、最新テクノロジーに関するノウハウや情報を発信し“野球DX人材”の育成を応援
近年、野球を取り巻く環境が大きく変わってきています。特にトラックマンやラプソードといった計測機器の普及により、データ分析・活用方法などが向上し、チーム運営への活用如何によって成績にも隔たりがではじめてきました。今後も野球のDX化、ビッグデータ化はさらに加速すると予想され、そうしたデータの活用、最新テクノロジーを使いこなす知識・スキルのある、なしによって二極化が進み、選手の能力やチームの成績はさらに差が広がっていく可能性もあります。
今後、指導者はもちろん、選手についてもこれまでのような<経験>や<感覚>だけにとどまらず、データという客観的な情報を活用しながら課題を理解し、どのようにパフォーマンスを上げていくかという“データリテラシー”の向上が求められるとともに、データアナリストや選手とのコミュニケーションを図るコーディネーターなども必要と言われますが、そのニーズに対して圧倒的な人材不足となることが予想されます。また野球を通じてデータを分析した結果に基づき意思決定・問題解決していく経験や、それによって養われる「データ分析・統計思考」は、今後も一般社会においてますます必要となるデータサイエンスや企業で必須となるデータドリブンの考え方、その入り口となる知識やスキルにもつながり、野球をやることの魅力のひとつになるかもしれません。
そこで炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用 入門講座~最新テクノロジーを使いこなして強豪チームを倒せ!」では、野球におけるデータ分析・活用や最新テクノロジーに関する基礎知識、最新情報、具体的な活用方法などのノウハウ・情報を発信し、“野球DX人材”の育成を応援していきます。