<第6回>
炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用入門講座」
血糖値のデータ管理でパフォーマンスは最大化できる!
試合で100%の力を発揮するための“心の見える化”とは?
~その基礎知識から野球選手におけるメンタルコントロールの事例まで
開催日時:2024年7月29日(月)19:00~20:30
会場:オンライン(Zoomウェビナー形式)
参加:無料(事前登録制)
※見逃し配信(アーカイブ視聴)あり
血糖値からのアドレナリン解析によるモニタリングで選手のコンディションを可視化し、感情状態を適切に管理することでパフォーマンス向上につなげるという取り組みがいま注目を集めています。
・練習試合では結果がいいのに、公式戦になると能力を発揮することができず、成果を残せない。
・なぜかいつも本番では100%の実力が出せない・・・
こんな悩みを持つ野球選手は多いかもしれません。試合中やその前後に起こる緊張や不安などの自律神経の乱れ、睡眠の乱れ、アドレナリンのタイミングや量など、複雑な肉体的・精神的な乱れがあるとパフォーマンスが思うように発揮できません。
血糖値からメンタルを読むー。東京大学野球部出身で東洋大特任准教授として血糖値に関する研究を行ってきた加治佐平さん(株式会社SympaFit代表)によると、「ストレス、寝不足、緊張、様々な不調の原因は血糖値の変動を可視化することで明らかになります」といいます。血糖値が高い=アドレナリンの分泌量が多いという原理と、近年は血糖値と自律神経の相関性もわかってきており、その数値を管理することで選手の「心の見える化」が可能になり、プレッシャーに苦しむアスリートの心の状態を解析できるというメリットがあります。
加治佐さんが代表を務めるスタートアップ企業のサービスでは、選手の体にセンサーを取り付け、24時間リアルタイムで血糖値(グルコース値)を収集。睡眠スコアやアドレナリンレベルの個人データを解析することで、コンディションを可視化し、そのデータをもとに個人に最適化した練習、食事、生活習慣などのアドバイスを行い、パフォーマンスの向上につなげています。すでにプロ野球選手をはじめ、社会人・高校野球の選手や陸上選手などでも導入が進み、多くの選手のパフォーマンス改善で成果を上げているといいます。
そこで6回目となる「炎のストップウォッチャー・キビタキビオの野球データ分析活用入門講座」では、この分野で研究を重ねてきた加治佐平さんをゲストに迎え、血糖値をモニタリングにすることでパフォーマンス向上につなげるという原理の基礎から、具体的な取り組み方や改善方法、野球選手の血糖値管理によるメンタルコントロールの事例、逆にアドレナリン出力で失敗してしまった具体例なども含め、1時間30分に渡って最新動向を解説していただきます
監督やコーチなどの指導者の方々はもちろん、選手・マネージャー・アナリスト、そのほかこの分野に関心のある方々のご参加も可能です。お申込みいただいた方には1週間限定でアーカイブ動画が視聴できるURLをご案内いたしますが、セミナー当日はゲストの加治佐さんにご質問ができるQ&Aの時間も設定しますので、ぜひLiveにてご参加ください。
<受講対象>
・データ分析活用について知りたい野球チームの監督・コーチ・選手・マネージャー・アナリストなど
・チーム関係者、選手をサポートする家族など、この分野について興味、関心のある方
<開催日時>
・2024年7月29日(月)19:00~20:30
※見逃し視聴あり!
お申込み、ご登録いただいた方には、1週間限定でアーカイブ動画が視聴できるURLをご案内いたします。
<会場>
・オンライン開催(Zoom ウェビナー形式) ※参加者の皆さまの画面、音声が共有されることはありません。
お申込者には開催日の3日前までに、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加方法をご案内いたします。
※「受講票メール」が届かないことや迷惑メールフォルダなどに振り分けれてしまう可能性があります。
開催前日までに「受講票」メールが届かない場合、迷惑フォルダをご確認いただいたうえで、運営事務局までご連絡ください。
運営事務局:kibita@bbanalyticscourse.com
<定員>
・100名
<参加費>
・無料(事前登録制)
スピーカー
東洋大学 特任准教授
株式会社SympaFit 代表取締役
東洋大学 特任准教授/血糖値でメンタルを読む「SympaFit」
㈱SympaFit 代表
東京大学野球部投手、フルマラソン2:55:40、バイオセンシング、広島出身、鹿児島育ち
フリーランスライター/編集者
1994年に八千代エンジニヤリング株式会社(建設コンサルタント会社)に入社し、エンジニアとして主に都市計画、宅地造成等に関する調査、計画、設計業務に従事していたが、2002年に退社。フリーのライターとして活動を始め、2003年からは『野球小僧』(白夜書房)の編集部員を務めながら、野球のプレーのタイムを計測する「炎のストップウオッチャー」を連載。2012年に再びフリーとなり、野球関係の記事や書籍構成など幅広く担当している。2014年より『球辞苑』(NHK-BS)に出演。その傍ら、アニメ・声優のインタビュー記事を手掛けることもある。
炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用 入門講座」とは?
データ分析、最新テクノロジーに関するノウハウや情報を発信し“野球DX人材”の育成を応援
近年、野球を取り巻く環境が大きく変わってきています。特にトラックマンやラプソードといった計測機器の普及により、データ分析・活用方法などが向上し、チーム運営への活用如何によって成績にも隔たりがではじめてきました。今後も野球のDX化、ビッグデータ化はさらに加速すると予想され、そうしたデータの活用、最新テクノロジーを使いこなす知識・スキルのある、なしによって二極化が進み、選手の能力やチームの成績はさらに差が広がっていく可能性もあります。
今後、指導者はもちろん、選手についてもこれまでのような<経験>や<感覚>だけにとどまらず、データという客観的な情報を活用しながら課題を理解し、どのようにパフォーマンスを上げていくかという“データリテラシー”の向上が求められるとともに、データアナリストや選手とのコミュニケーションを図るコーディネーターなども必要と言われますが、そのニーズに対して圧倒的な人材不足となることが予想されます。また野球を通じてデータを分析した結果に基づき意思決定・問題解決していく経験や、それによって養われる「データ分析・統計思考」は、今後も一般社会においてますます必要となるデータサイエンスや企業で必須となるデータドリブンの考え方、その入り口となる知識やスキルにもつながり、野球をやることの魅力のひとつになるかもしれません。
そこで炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用 入門講座~最新テクノロジーを使いこなして強豪チームを倒せ!」では、野球におけるデータ分析・活用や最新テクノロジーに関する基礎知識、最新情報、具体的な活用方法などのノウハウ・情報を発信し、“野球DX人材”の育成を応援していきます。