セミナーダイジェスト動画 ↓
開催日時:2024年5月20日(月)19:00~20:30
会場:オンライン(Zoomウェビナー形式)
参加:無料(事前登録制)
※見逃し配信(アーカイブ視聴)あり
近年、野球を取り巻く環境が大きく変わってきています。計測機器の普及により、データを計測・分析して選手の能力向上やチームの勝利に結びつけるための取り組みが当たり前の時代になりました。特にデジタルネイティブと言われる若い世代を中心に、YouTubeやSNS等を通じて選手自ら情報を取得できるようになり、知識量が格段に増えてきている背景があります。一方で、旧世代を中心とした監督・コーチといった指導者のなかには、データを活用した今の時代にあった指導法にアップデートできずに、若い世代の選手たちへの指導方法やコミュニケーションに悩んでいる方も多いかもしれません。計測機器などのテクノロジーが進化したいま、指導者はこれまでのような<経験>や<感覚>だけにとどまらず、データという客観的な情報を活用しながら選手に分かりやすく課題を理解させ、いかにパフォーマンスを上げていくかという指導力も求められています。
そこで「炎のストップウォッチャー・キビタキビオの野球データ分析活用入門講座」の第4回目では、投球・打球をカメラとレーダーで計測する弾道測定分析機「ラプソード」を日本でいち早く導入し、慶應義塾大学野球部助監督時代には東京六大学リーグで優勝を果たすなど、データ活用による精力的な選手育成で実績を積み上げている朝日大学教授・林卓史さんをゲストに迎え、「データ解析・分析を活用した最新コーチング術とは?」をテーマに約1時間30分に渡ってじっくり解説をしていただきます。
林卓史さんは選手としても岩国高校で甲子園に出場し、慶應義塾大学時代には東京六大学で投手として通算21勝。社会人の日本生命時代には2002年に日本選手権で優勝されるなど、華々しい活躍をされてこられました。現役引退後は指導者に転身。データを活用した指導でプロ野球選手も輩出し、コーチングに関する研究では博士号も取得されています。さらに、2024年4月から新設された「ジャイアンツU15ジュニアユース」のコーチに就任するなど、現場の最前線で活躍を続けています。
2023年11月に上梓された著書「球速の正体~最新データ分析で投手の球質を解き明かす」では、「今はコーチングにも①テクノロジーによる計測データ ②言葉による感覚的なアドバイス、この2つの根拠が必要な時代となっている」と説いている林さんですが、今回のセミナーでは、「指導者としてどのようにデータ活用に向き合うべきか?」、「データを活用した指導にあたり、選手やチーム関係者とどのようなコミュニケーションをとるべきか?」というところに焦点をあてる予定です。林さんご自身の指導経験をもとに、最新の事例などもご紹介いただきながら「計測・分析を活かしたコーチング術」について解説していただきます。
監督やコーチなどの指導者の方々はもちろん、選手・マネージャー・アナリスト、そのほかこの分野に関心のある方々のご参加も可能です。お申込みいただいた方には1週間限定でアーカイブ動画が視聴できるURLをご案内いたしますが、セミナー当日は林さんにご質問ができるQ&Aの時間も設定しますので、ぜひLiveにてご参加ください。
<受講対象>
・データ分析活用について知りたい野球チームの監督・コーチ・選手・マネージャー・アナリストなど
・チーム関係者、選手をサポートする家族など、この分野について興味、関心のある方
<開催日時>
・2024年5月20日(月)19:00~20:30
※見逃し視聴あり!
お申込み、ご登録いただいた方は、1週間限定でアーカイブ動画が視聴できるURLをご案内いたします。
※「受講票メール」が届かないことや迷惑メールフォルダなどに振り分けれてしまう可能性があります。開催前日までに「受講票」メールが届かない場合、迷惑フォルダをご確認いただいたうえで、下記の運営事務局までご連絡ください。
運営事務局:kibita@bbanalyticscourse.com
<会場>
・オンライン開催(Zoom ウェビナー形式) ※参加者の皆さまの画面、音声が共有されることはありません。
お申込者には開催日の3日前までに、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加方法をご案内いたします。
<定員>
・100名
<参加費>
・無料(事前登録制)
↓ X(Twitter)をフォローして最新情報がチェックできます
スピーカー
朝日大学・教授
朝日大学教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学卒。選手として岩国高校で甲子園出場。1997年に東京六大学野球春季リーグ優勝、日米大学野球選手権に選抜され、優勝に貢献。東京六大学野球で通算21勝。日本生命野球部でプレーし、2002年に社会人野球日本選手権優勝。指導者として、慶應義塾大学などで指導を行う一方、投手へのコーチングに関する研究で博士号を取得。著書に「スピンレート革命 回転数を上げればピッチングが変わる」(ベースボールマガジン社)、「球速の正体 最新データ分析で投手の球質を解き明かす」(東洋館出版)がある。
フリーランスライター/編集者
1994年に八千代エンジニヤリング株式会社(建設コンサルタント会社)に入社し、エンジニアとして主に都市計画、宅地造成等に関する調査、計画、設計業務に従事していたが、2002年に退社。フリーのライターとして活動を始め、2003年からは『野球小僧』(白夜書房)の編集部員を務めながら、野球のプレーのタイムを計測する「炎のストップウオッチャー」を連載。2012年に再びフリーとなり、野球関係の記事や書籍構成など幅広く担当している。2014年より『球辞苑』(NHK-BS)に出演。その傍ら、アニメ・声優のインタビュー記事を手掛けることもある。
炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用 入門講座」とは?
データ分析、最新テクノロジーに関するノウハウや情報を発信し“野球DX人材”の育成を応援
近年、野球を取り巻く環境が大きく変わってきています。特にトラックマンやラプソードといった計測機器の普及により、データ分析・活用方法などが向上し、チーム運営への活用如何によって成績にも隔たりがではじめてきました。今後も野球のDX化、ビッグデータ化はさらに加速すると予想され、そうしたデータの活用、最新テクノロジーを使いこなす知識・スキルのある、なしによって二極化が進み、選手の能力やチームの成績はさらに差が広がっていく可能性もあります。
今後、指導者はもちろん、選手についてもこれまでのような<経験>や<感覚>だけにとどまらず、データという客観的な情報を活用しながら課題を理解し、どのようにパフォーマンスを上げていくかという“データリテラシー”の向上が求められるとともに、データアナリストや選手とのコミュニケーションを図るコーディネーターなども必要と言われますが、そのニーズに対して圧倒的な人材不足となることが予想されます。また野球を通じてデータを分析した結果に基づき意思決定・問題解決していく経験や、それによって養われる「データ分析・統計思考」は、今後も一般社会においてますます必要となるデータサイエンスや企業で必須となるデータドリブンの考え方、その入り口となる知識やスキルにもつながり、野球をやることの魅力のひとつになるかもしれません。
そこで炎のストップウォッチャー・キビタキビオの「野球データ分析活用 入門講座~最新テクノロジーを使いこなして強豪チームを倒せ!」では、野球におけるデータ分析・活用や最新テクノロジーに関する基礎知識、最新情報、具体的な活用方法などのノウハウ・情報を発信し、“野球DX人材”の育成を応援していきます。