釧路川左岸の標高66mのビルからの釧路湾
毛綱毅曠デザインのキャッスル・タワー
ホテル。右手の白い建物は旧日銀支店
同じく旧魚河岸に立つショッピングセンター
(愛称はMOO)。中央に鶴のデザインがある 幣 舞橋には春夏秋冬を表す4基の女性裸像が立っている(これは佐藤忠良による夏。他 は船越保武、柳原義達、本郷新)
幣舞橋から見る落日
細岡展望台からの釧路湿 原。霧の彼方であったがそれでも大満足。
港文館。実質は啄木資料館(右手に啄木 の立像)
丹頂鶴自然公園の2羽。タンチョウは釧路市のシンボルのようである。
釧路川。前方に幣舞橋が見える。
P大島昌二:釧路レポートです2025.8.7
釧路へ旅行し親族あてに短い写真レポートにしたものをそのままお送りします。暑熱
によって阻まれた活動に対するささやかな抵抗です。最後に一枚快晴の摩周湖の写真
を加えました。友人の作品ですが許可を得て転載しました。私の写真には手前の林と
濃霧だけが写っていましたがそれと同じ場所からの写真です。
7月末から8月1日まで5日間、北海道の釧路市へ行ってきました。そこには確実に涼し
さと、しっかり見てみたいと思っていた釧路湿原があるからでした。カムチャツカ沖
の巨大地震で外出や交通が制限されるなど一部行動が制限されましたが霧の町という
世評のある釧路周辺は最高気温が25度程度で快適に過ごすことができました。
釧路は釧路川をはさんで左岸の高台と右岸の平地に分かれ、市の中心部を全長113mの
幣舞橋(ぬさまいばし)が結んでいる観光資源に恵まれた町でした。オーバーツーリ
ズム以前でレンタカーをしなければ周辺に多い観光地の代表的スポットを地元の観光
バスや電車などを利用します。郷土愛に溢れるボランティアが活動しています。
意外なことに僅か74日しか滞在していない石川啄木の歌碑が26もあります。啄木は渋
民村を「石を持て追われ(た)」とうたいましたが釧路では「さいはての駅に下り立
ち雪あかりさびしき町にあゆみいりにき」とうたっています。左岸の高台には遊郭が
あり単身で釧路に移った啄木は(丹頂鶴のように?)大いに羽を伸ばしたようです。毛
綱毅曠(もずなきこう)という釧路出身の建築デザイナーは郷土の誇りのようです。
彼の手になる幾つもの建物が見ものです。広く知られていないのは2001年に僅か59歳
で亡くなっているためと思われます。リンクを添付しておきます。
<https://share.google/yQWeHPJ46hNAQ8L4F>
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大島昌二