ハプスブルク史研究会

The Society for Historical Studies of Habsburg Monarchy

【バナー】 フーゴ=ゲルハルト・シュテュール《オーストリア=ハンガリー二重帝国国章》(Wikimedia Commonsより) 
【図】ミュールベルクの戦い(1547年)以降のハプスブルク家支配領域の地図(Wikimedia Commonsより)

ハプスブルク史研究会のホームページへようこそ

ハプスブルク史研究会は、1987年(昭和62年)に旧ハプスブルク帝国/君主国に関する歴史研究を促進し、日本におけるハプスブルク史理解をより豊かで開かれたものにすることを目的に設立された任意団体です。

【最新の情報】

【東欧史研究会・ハプスブルク史研究会2023年度個別研究報告会のお知らせ】(2023年9月14日更新)

東欧史研究会・ハプスブルク史研究会2023年度個別研究報告会につきお知らせいたします。

詳細につきましては、下記をご確認いただきますようにお願い申し上げます。

オンライン参加および懇親会についても、下記でご登録いただくことになります。この点くれぐれもご注意ください。


日時:2023年10月7日(土)-8日(日)

会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー11階 1113教室

アクセス https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html


一日目(10/7)

11:00 開会

11:10-12:30 佐藤健人(早稲田大学大学院修士課程)「ボヘミア連合規約の運用実態の検討―1619年8月の軍事援助をめぐる交渉を事例として―」(仮)

13:30-14:50 堺太智(早稲田大学大学院博士課程)「ナポレオン帝国」とイリリア諸州の統合ー「軍政州」の創設を巡ってー(仮)

15:00-16:20 山田朋子(明治大学・専修大学)「19~20世紀転換期のポーランド人社会と売買春をめぐる諸問題」(仮)

16:30-17:50 村上亮(福山大学)「第一次世界大戦の開戦原因論におけるボスニア併合の意義:ブフラウ会談をめぐって」(仮)


二日目(10/8)

10:30-11:50 直井大河(明治大学大学院修士課程)「ナチ期ウィーンにおけるユダヤ混合婚家族の生活史」(仮)

12:50-14:10 吉田友香(東京外国語大学大学院博士課程)「ポーランドの地域社会におけるホロコーストの想起」(仮)


小シンポジウム「ハプスブルク帝国の継承諸国における反ユダヤ主義の展開」

14:30 開会、趣旨説明(井出匠)

14:40-15:10 報告① 野村真理「黒いウィーンの反ユダヤ主義」

15:10-15:40 報告② 姉川雄大「戦間期ハンガリーにおける反ユダヤ主義・人種主義と複合差別体制」

15:40-16:10 報告③ 井出匠「両大戦間期のスロヴァキアにおける反ユダヤ行動」(仮)

(15分休憩)

16:25-16:45 コメント 井上茂子

16:45-17:00 コメントに対するリプライ

17:00-18:00 質疑応答


18:00 閉会


今回はハイブリッド開催になります。下記のフォームページから「会場」か「オンライン」かの参加方法をお答えください。「オンライン」ご希望の方にはZoomリンクをお送りします。


https://forms.office.com/r/smXMvZ98By


なお、懇親会は7日夜になります。参加を希望される方は、9/24(日)までにフォームページの方にご登録ください。


お問い合わせ:東欧史研究会委員会 阿南大 daianamisch@gmail.com

【2023年東欧史研究会とハプスブルク史研究会 報告者募集のお知らせ】(2023年6月26日更新)


ハプスブルク史研究会会員の皆様


東欧史研究会とハプスブルク史研究会は、2023年10月7日(土)、8日(日)に個別研究報告会を共同で開催いたします。

今回は早稲田大学での対面開催とZOOMによる配信を合わせたハイブリッド形態を予定しています。

また、今回は報告会二日目に「ハプスブルク帝国継承諸国における反ユダヤ主義の展開」と題した小シンポジウムを開催予定です。

そのため例年よりも報告可能な人数が少なくなることが予想され、早めに定員に達した場合には募集を締め切らせていただくこともございますので、あらかじめご了承ください。


つきましては、以下の要領で報告者を募集いたします。

若手研究者以外の方の報告も歓迎いたしますので、ふるってご応募ください。


●2023年度東欧史研究会・ハプスブルク史研究会合同個別研究報告会 報告者募集要領


開催日時:2023年10月7日(土)、8日(日)

会場:早稲田大学

内容:個別研究報告(自由論題) 卒論報告・修論報告・博論準備報告など

報告時間:約40分(ほかに質疑応答約20分)

応募方法:下記を7月31日までに、ハプスブルク史研究会事務局(habsburgshi@gmail.com)までお知らせください。


1.氏名・所属

2.報告題目(仮題可)、または研究テーマ

3.連絡先(e-mailアドレス明記のこと)

4.  オンラインでの報告を希望される方は、その旨を明記

 

なお、オンラインでの報告を希望される方には、スムーズな運営準備のために、報告会前に一度オンライン上の準備会に参加していただくことになりますので、宜しくお願い申し上げます。

※個別研究報告会のプログラム詳細は、応募締切後にお知らせいたします。

ハプスブルク史研究会2023第1回例会.pdf

【ハプスブルク史研究会2023年第1回例会のお知らせ】(2023年2月1日 更新)

ハプスブルク史研究会2023年第1回例会を開催いたしますのでお知らせいたします。

開催内容につきましては下記のとおりです。


●日時

4月8日(土) 14時-17時(Zoomによるオンライン開催:13時45分ごろより入場可)

※ミーティング情報・報告資料は後日お送りいたします。


●内容

【書評】

ペーター・パンツァー、沓澤宣賢、宮田奈奈編

『1873年ウィーン万国博覧会:日墺からみた明治日本の姿』思文閣出版、2022年。


【評者】(最大60分を予定)

鈴木楠緒子(文部科学省教科書調査官)


【編者・執筆者リプライ】 (各15-20分を予定)

編者:沓澤宣賢(東海大学名誉教授)

執筆者:堅田智子(関西学院大学助教)


※終了後、1時間程度の懇親会を予定しています。


【お知らせ:ハプスブルク史研究会2022年第2回例会のプログラム変更】(2022年11月19日更新)


11月26日のハプスブルク史研究会2022年第2回例会で予定しておりました春山雄紀氏の報告は、諸事情のため、報告者との協議も踏まえ、今例会では実施しないこととなりました。春山氏の報告を楽しみにされていた皆様には、ご迷惑をおかけいたしましたこと、並びに例会直前までご連絡が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。


以上の変更を踏まえまして、26日の例会プログラムを以下の通り修正いたしました。


●日時

11月26日(土) 14時-16時ごろ(Zoomによるオンライン開催:13時45分ごろより入場可)

※ミーティング情報・報告資料は後日お送りいたします。


●内容

報告:川内康史「参政権の拡大とガリツィアの政治状況―ポーランド系諸勢力を中心に―」

※終了後、1時間程度の懇親会を予定しています。

【ハプスブルク史研究会2022年第2回例会のお知らせ】(20221012日更新)


ハプスブルク史研究会2022年第2回例会を開催いたしますのでお知らせいたします。

開催内容につきましては下記のとおりです。


●日時

11月26日(土) 14時-17時(Zoomによるオンライン開催:13時45分ごろより入場可)

※ミーティング情報・報告資料は後日お送りいたします。


●内容

第1報告:春山雄紀「18世紀末プラハのキリスト教説教における救貧に関するレトリック」(仮題)

第2報告:川内康史「参政権の拡大とガリツィアの政治状況―ポーランド系諸勢力を中心に―」


※終了後、1時間程度の懇親会を予定しています。

【ハプスブルク史研究会特別例会のお知らせ】(2022年8月31日 更新)

この度、ハプスブルク史研究会は、エトヴェシュ・ロラーンド大学人文学部のションコイ・ガーボル教授(科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」(研究代表者:奥村弘)により日本に招聘)の講演会を特別例会として以下の要領で開催いたします。 

ションコイ氏は、中東欧都市史、都市遺産論、文化遺産をめぐる概念史などを中心に研究に取り組まれており、近年の代表的な著作には、Bolyhos tájaink (Budapest: ELTE Eötvös kiadó, 2016)、Historical Urban Landscape (Cham: Palgrave Macmillan, 2017)などがあります。 

皆様のご参加をお待ちしております。 



ハプスブルク史研究会特別例会「ションコイ・ガーボル教授講演会」 

(共同開催:科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」(代表:奥村弘) 研究グループ/開催協力:神戸大学人文学研究科人文学推進インスティテュート)


●日時

9月24日(土)14:00~

※報告70分/休憩の後に質疑応答(70分を予定)   


●開催場所

神戸大学人文学研究科 B132視聴覚室(対面+Zoomによるハイブリッド開催)


●講演内容

講演者: Sonkoly Gábor (Eötvös Loránd University) 

論題:Contemporary Hungary between History and Heritage - the political uses and abuses of the past 

※使用言語:英語配布資料等、日本語による補助あり 

※講演資料へのリンクはメーリングリストで事前に配布いたします。 


 ●申し込み方法

申し込みフォームからお申し込みください。締め切りは9月22日(木)です。 

※ハプスブルク史研究会会員の皆様は、オンライン参加を希望される場合にはお申し込み不要です。 

【2022年度東欧史研究会・ハプスブルク史研究会合同個別研究報告会 報告者募集のお知らせ】(2022年6月16日 更新)

ハプスブルク史研究会会員の皆様


今年も本会と東欧史研究会は個別研究報告会を共催いたします。今回も新型コロナウイルスの影響を踏まえ、ZOOMアプリを用いたオンライン上の開催ということになります。つきましては、以下の要領で報告者を募集いたします。皆様ふるってご応募ください。(また、会員の皆様にはお知り合いの研究者のご推薦もお願いいたします。)

なお、この報告会は個別報告会の一層の充実を図るため、いわゆる「若手」以外の研究者のご報告もお待ちしております。長年の研究の成果を共有することも本報告会の趣旨かと思いますので、今までに既に報告された方のご応募も大歓迎です。また、今回はオンライン開催の利点を活かし、海外留学・在外研究中の方のご報告もお待ちしています(その場合、報告時間などについてはご相談ください)。

また、今年度はロシアによるウクライナ侵攻により、かつてハプスブルクとロシアという二つの帝国の間にあった紛争多発地域「破砕帯(シャッターゾーン)」としてのウクライナのあり方にも注目が集まっています。地政学上の「破砕帯」という概念がどこまでの妥当性を持つのかということまで含め、本報告会が現在の世界情勢に対する東欧史研究、ハプスブルク史研究からの一つの回答の場になりうるような研究報告のご応募を歓迎します。いわゆるウクライナ地域のみならず、ポーランド地域やバルカン地域(対オスマン関係)、さらにはドイツ、フランスなどとの関係にかかわるものまで、ハプスブルクと他の「帝国」のはざまに位置した地域、またそれにかかわる事象の報告をお待ちしております。「破砕帯」にかかわる報告者の皆様には報告会の中で一つのセクションとしてご報告いただき、まとまった議論の場を設けることができれば、と考えております。

もちろん、それ以外の地域・事象についても、東欧史やハプスブルク史に関係する広い地域・時代・分野についての報告をお待ちしております。



ーーーーー【2022年度東欧史研究会・ハプスブルク史研究会合同個別研究報告会 報告者募集要領】ーーーーー

 

●開催日時:2022年10月8日(土)、9日(日)

●内容:個別研究報告(自由論題) 卒論報告・修論報告・博論準備報告など

●報告時間:約40分(ほかに質疑応答約20分)

●応募方法:7月31日までに「応募フォーム」からお知らせください。

 

なお、今回はオンライン開催ということで、報告時にZOOMアプリを用いる環境が必要になります。またスムーズな運営準備のために、報告会前に、報告者の方々には一度オンライン上の準備会に参加していただくことになりますので、宜しくお願い申し上げます。

※個別研究報告会のプログラム詳細は、応募締切後にお知らせいたします。


多くの皆様のご応募をお待ちしております。

【ハプスブルク史研究会2022年第1回例会のお知らせ】(2021年12月15日更新)

ハプスブルク史研究会会員の皆様

ハプスブルク史研究会2022年第1回例会の開催を下記の通りお知らせいたします。

皆様のご参加をお待ちしております。


●日時

1月29日(土) 14時開始

(Zoomによるオンライン開催:13時45分ごろより入場可)

※ミーティング情報は後日お送りいたします。


●内容

14時05分ごろ~

第1報告:河本真夕(神戸大学・院)

「ナバレーテ・エル・ムード作《聖家族》ー王妃アナ・デ・アウストリアとの関連」


15時30分開始

第2報告:加来奈奈(摂南大学)

「ネーデルラント女性総督をめぐる政治、外交、家族の絆―1532年ネーデルラント総督マリアとフランス王妃エレオノールの会談計画—」


※終了後、1時間程度の懇親会を予定しています。

【新刊のご案内】(2021年8月11日更新)

丸善出版より『中欧・東欧文化事典』(2021年08月発行予定)が刊行されます。

本事典の執筆には当会会員の方々、中欧・東欧地域の地域研究者、EUや現代政治、中世・近世史の研究者も数多く参加されており、会員の皆様方も広くご関心を持たれるのではないか存じます。

下記リンクより、出版社HPに行くことができますので、ご興味のある方はご一覧ください。

https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b304177.html


●内容紹介(丸善出版HPより)

”中欧、東欧、中東欧…。ドイツとロシアのはざまには、その地域に住む人々が自分たち自身の名称としても、「この地域」を一言で到底言い表せないほど多様で複雑な世界が広がっている。「中欧」という呼び名を持つ、多様で多彩な文化、古代から中世・近世にかけてヨーロッパの諸帝国と結びついた、深い思想や宗教的特徴を持つ、華やかな地域。あるいは「東欧」としての、近代から現代にかけて周辺諸大国の被支配地域・被支配民族として存在し、だからこそ、自由と解放、変革と自立、独自の道を求めて、繰り返し、果敢に立ち上がり、歴史に残る諸事件を刻んできた、独立心旺盛で、勇猛果敢な地域・民族・人々。本書では23章・340項目をかけて、この多彩で豊かな地域の全貌を紹介する。テーマごとの中項目でどこからでも読みやすい事典。”