男の隠れ家BAR

オフィスビルに囲まれた街中にある古い木造住宅の2階。

住人がなく廃墟となっていた所を隣のビルのオフィスの社長さんが隠れ家バーとして改修。一人でひっそり飲んだり、社員さんが休憩したり、仲間とパーティーしたり。

予算は200万円程度。

改修前は放置状態が15年近く続き酷い状態だったので、お施主さんも不安な状態からの出発でした。

2間続く和室を一室にして、天井を抜き小屋裏を見せ、開放的な空間にしました。キッチン設備とカウンターを配置。

壁はしっくい塗に。既存の壁にパネルを貼る方が簡単なのですが、真壁の雰囲気を残すため、既存の土壁の上にしっくいを塗り重ねていきました。床の間の壁もしっくいで塗り込み、プロジェクターが写せるように。

家具や小物は全て、元々のお部屋にガラクタのように置いてあったものをチョイスして使いました。経済的ですし、雰囲気も合いやすいです。

施工前の写真↓