「西条吉行の家」の上棟/2018年7月

基本設計と実施設計をさせて頂いた2世帯住宅が上棟の日で一日中現場に。お昼には、お施主さんや大工さんと一緒にお弁当食べます。建物の骨組みが一気に出来上がる大事な工程の日で沢山の大工さんで順序良く組み立てていきます。大抵のお施主さんも立ち合って大工さんと顔を合わせます。大工さんとお施主さんのコミ二ケーションの場としても大事とですし、単純に見てるだけで面白いです。

施工の中工務店さんは、吉野杉にこだわって家づくりをされています。完成して隠れてしまう大壁の柱も120角の吉野杉を使っています。これは中々の贅沢な使い方。最近は105角の集成材などを使ってる所も多いのです。

感動するくらい凄く材が綺麗でした。隠して見えなくなってしまうのがもったいないです。ですが、中工務店さんとしては、見えない所もいや見えない所だからこそ、良い材を使いたいというポリシーです。

朝から始まり夕方には2階まで組み上がります。私は肉体労働はしませんが、差し入れを買ってきたり等して、また炎天下なので大工さんほどではないですが体力奪われます。

最後の写真は欅の八角形の柱に養生が巻いてあるもの。これは中工務店さんのコダワリで入りましたが養生が取れるのが楽しみです。