著者について

ドナルド・パワーは、環境、社会正義、経済に長年の関心を持つプロのエンジニアです。彼はもともと機械エンジニアとして訓練を受けて働き始めましたが、キャリアの過程でデジタルエレクトロニクスとソフトウェアの分野に移りました。彼は主に設計と開発に従事してきましたが、ラテンアメリカの工学大学で 5 年間講義を行っていました。彼は工学科学の学士号とデジタルシステムの修士号を取得しています。

エンジニアとして、彼は光ファイバーの初期開発、ディーゼル排出ガス測定、マイクロプロセッサベースの計測機器の設計、マイクロプロセッサの応用に関するコースの設計と実施、GSM および地図生成用のソフトウェアの開発に携わってきました。

1990 年代に英国に戻ると、新自由主義のアジェンダが台頭し、英国産業の脱工業化、オフショア化、空洞化が加速し、環境と気候の危機がますます深刻化していました。それ以来数十年にわたり、彼は経済への関心を追求してきました。経済がこれらの問題の根源にあるように思われたからです。その結果が「An Economy of Want」という本です。