目的 & 学び方
目的 & 学び方
※道徳授業の目的と学び方について、私が大切にしていることを紹介しています。
※道徳授業の目的と学び方について、私が大切にしていることを紹介しています。
何のために道徳的な価値を理解するかと言えば、自分を映し出す鏡を作るためだと思います。道徳の授業は、その鏡に自分を映し出して、「何を大切に生きていくか」「どうしたらよりよく生きられるか」等を考え、自分を明らかにしていくのです。
価値を理解すればするほど、鏡が増えるわけですから、自分のことを見つめやすくなり、自分が明らかになっていくのだと思います。
意見を言うのは、もちろん自分のためでもありますが、頑張って意見を言うと友達のためにもなります。その頑張って言ってくれた友達の意見から、特に自分と異なる考えから学ぶのが道徳の醍醐味です。そして最後に、誰のどんな意見が自分に学びをくれたか伝え合いましょう。
この約束のサイクルを回すことで、違いを楽しみながら、共に成長し合える学級を作っていくことができると思います。
道徳の授業は、教師の中にある答えを子どもに教える・理解させるものではありません。答えは子どもがもっている(まだ答えになっていない原石の状態かもしれませんが)ものです。そして、それを見つけ出す・作り出すのが道徳の授業です。子どもが答えをもてるようになるためには、普段からの道徳教育で種をまいておく必要があります。特活や総合で行う体験、各教科の授業、日常生活における教師の話など、さまざまな場面で子どもたちの豊かな心を育て、それを道徳の授業で補ったり、さらにもう一段階深めたり、関連付けたりすると、「あの時、先生が言っていたことはこういうことなんだ」「だから○○は大切なんだ」「これからは○○していきたい」と語る姿が見られると思います。