ICT & AI
※道徳授業でのICT活用とAIについて紹介しています。
※道徳授業でのICT活用とAIについて紹介しています。
効果的なICT活用のポイント
道徳授業では、さまざまな場面でICTを効果的に活用することができます。たとえば教材や資料提示の場面では、ICT(デジタル教科書等)を用いることで、プロによる範読を聞かせたり、挿絵や写真、動画などを豊富に提示したりすることができます。それにより、子どもたちの教材理解が深まり、興味・関心を高めることができます。また、教師にとっても授業準備の効率化が図られ、より充実した授業づくりが実現しやすくなります。
ただし、発問の場面においてはICTが効果的な時とそうでない時があると思います。
ICTが効果的・・・立場や判断を明確にする発問
(例)規則に反して姉弟を入園させた元さんの判断に賛成か反対かについて考え、その理由も含めて意見を交流する。(二通の手紙)
(例)2時間もかけて釣り銭を届けたエイブに何と言ってあげたいか。(6セント半のおつり-リンカーンの話-)
ICTが効果的ではない・・・心情を追及したり、分析したりする発問
(例)黙って祖母と並んで草取りを始めたのは、どのような気持ちからだろうか。(一冊のノート)
(例)なぜ、このような出来事が起こったのだろうか。(知らない間の出来事)
立場や判断を明確にする発問でICTを活用する場合は、以下の手順が有効です。
①判断や立場を問う。
②自分の考えを示す。※上の画像のように、ロイロノート等で共有する。
③自分とは異なる考えと対話する。※左の画像のように端末を持って動く。
・自分の考えを相手に伝える。
・相手の考えの理由を聞く。
・自分の考えを見直す。 ※考えが変わってもよい。
もし、端末の画面を見ているだけの子どもがいたら、「自分から動いて、自分の学びを手に入れてきて」と声をかけてあげるよとよいと思います。
道徳授業に役立つアプリ紹介
上でも述べたように、ICTを対話や議論のきっかけに使うことをお勧めします。自分の意見や考えを端末に入力してしまうと、時間がかかる上に、話し合いが深まりません。お互いに自分の意見を発表して終わりになってしまうからです。それではワークシートを使った授業と何ら変わりないことになってしまいます。
詳しくは以下の論文をご覧ください。
「共有のその先へ ―1 人 1 台端末を活用して 主体的・対話的で深い学びの実現を目指すために―」
自分と他者の考えが一瞬で可視化されるアプリにはさまざまなものがありますが、お勧めは「キラリ☆話し合いアシスト」(正進社)です。詳しく知りたい、活用したいという方は、是非、以下の案内をクリックしてみてください。