① Googleドライブにあるスプレッドシート(EXCEL)のファイルを開く。スプレッドシートアプリからでも開けます。
パソコン上にあるEXCELファイルを使う場合は、一旦、Googleドライブにアップロードして下さい。
② スプレッドシートが開いたら右上のGeminiアイコンをクリックします。
すると右側のサードパネルが開いてこのスぺレッドシートのデータの概要を表示します。
③ 以下のプロンプトでデータの分析を依頼します。グラフも付けてもらいます。
「このデータから得られるインサイト(気付き)を分析して下さい。併せて分析グラフも作成して下さい」
分析結果がグラフと一緒に生成されます。回答の最下位にある[挿入]をクリックするとEXCEL表の別タブ(グラフ1)に結果が追加されます。[コピー]押すとクリップボードにコピーされるのでGoogleドキュメントまたはワードに貼り付けます。
レポートが、まだ英文やプログラム文が混在していて、このままではレポート(報告書)としては使えません。
まだ試行中なので今後の改善に期待します。
④ 課題と対策が述べられていなかったので追加でプロンプトしました。
「課題と今後の対策を書いてください 」
すると、結構まともな分析結果を返してくれました。
このデータから導き出される課題と今後の対策は以下の通りです。
課題
高額商品への依存: 「Mac Pro」や「Apple Vision Pro」といった高額商品が売上高に大きく貢献している一方で、これらの商品の需要変動が全体の売上に与える影響が大きい可能性があります。
売上の変動: 特定の日に売上のピークが見られるものの、全体としては売上高と販売数量にばらつきがあります。これは、安定した売上を維持するための戦略が不足している可能性を示唆しています。
支払い方法の偏り: クレジットカードが主要な支払い方法である一方で、他の支払い方法の利用が少ない可能性があります。多様な支払い方法に対応することで、顧客の利便性を高める機会を逃しているかもしれません。
地域的な集中: 大阪府、福岡県、東京都といった特定の地域に売上が集中しており、他の地域での販売機会が十分に活用されていない可能性があります。
今後の対策
商品ラインナップの多様化とプロモーションの強化:
対応する課題: 高額商品への依存
対策: 中価格帯や手頃な価格帯の製品の販売促進を強化し、顧客層を広げます。また、抱き合わせ販売やアクセサリーの割引など、すべての価格帯の製品で平均取引額を増やすための施策を検討します。
販売・マーケティング戦略の最適化:
対応する課題: 売上の変動
対策: 売上のピークと谷の原因(例:プロモーションイベント、季節需要、競合他社の活動)を分析し、オフピークシーズンにターゲットを絞ったプロモーションを含む一貫したマーケティングカレンダーを作成し、売上を安定させます。リピート購入を促すためのロイヤルティプログラムも検討します。
支払い方法の拡充とインセンティブの提供:
対応する課題: 支払い方法の偏り
対策: モバイル決済プロバイダーとの提携を検討したり、デビットカード決済の割引など、あまり利用されていない支払い方法にインセンティブを提供したりすることで、多様な顧客の好みに対応し、新たな顧客層を獲得できる可能性があります。
地域別販売戦略の強化:
対応する課題: 地域的な集中
対策: 売上が低い地域で市場調査を行い、顧客のニーズと好みを把握します。ターゲットを絞ったマーケティングキャンペーン、地域パートナーシップ、または未開拓地域での新たな実店舗やオンライン販売チャネルの開設を検討し、顧客基盤を拡大します。
AIの分析に留まらず、あなたが考える様々な切り口からの分析をプロンプトから依頼して下さい。営業分析に大変役立ちます。