GeminiのAPIキーとは、Googleが提供するAIモデルである「Gemini」の機能をアプリケーション・プログラムから利用するために必要な、個人を識別するための認証コードです。
プログラムの環境変数として設定したり、コード内で直接指定したりして、Gemini APIに接続するために使用します。
具体的には、以下のような役割と重要性を持っています。
プログラムからGemini APIへのアクセスを許可する:
利用制限の超過や、正しいコードでないとエラー通知されて利用できません。
使用状況の追跡と課金:
APIキーによって、あなたのGemini APIの使用状況がGoogleによって追跡されます。無料利用枠を超えた場合の正確な課金や、利用状況の分析が可能になります。
セキュリティ:
APIキーが漏洩すると、第三者があなたのプロジェクトの割り当て(利用制限)を使い切ってしまったり、料金を発生させたり、非公開データにアクセスしたりする可能性があります。
無料版で発行したAPIキーに利用期間の制限はありません。ただしアクセス回数や一部機能に制限があります。
月間トークン数: 約数万トークン
1日あたりリクエスト数: 数十〜数百回(用途により変動)
1リクエストあたり: 数千トークンまで対応
超過した場合はAPIが一時停止、または追加請求の案内が表示されます。
最新の仕様や上限は公式サイトで事前確認をおすすめします。
Gemini APIキーの取得方法
① Google AI Studioにログインします。
② APIキーの作成: [Gemini APIキーを取得する]あるいは Google AI Studio ホーム画面上部の[Get API Key]をクリックする。
③ [APIキーを作成]をクリックする。
④ APIキーが発行される。APIキーは一度しか発行されないので、忘れないようにコピーしておく。
⑤ 取得済みの場合、Google AI Studio ホーム画面上部の[Get API Key]をクリックするとAPIキーが表示される。