AI支援で表計算を使う
GoogleスプレッドシートはMicrosoftエクセルと互換性があります
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右上のAIアイコンをクリックすると右サイドパネルにGeminiが表示されます。スプレッドシートを表示したままでプロンプトから様々に指示をすることができます。
GoogleスプレッドシートのAI支援機能は、日々の作業を大幅に効率化し、専門的な知識がなくても高度なデータ分析やタスク実行を可能にします。主に以下のことができます。
テーブルの自動生成: イベント計画やプロジェクト管理、予算管理など、目的に合わせた表をプロンプト(指示)から瞬時に作成できます。
データの分類: 顧客からの問い合わせ内容やレビューなどを、指定したカテゴリー(例:「肯定的な意見」「改善要求」など)に自動で分類できます。
テキストの自動生成: データの情報に基づき、商品広告のキャッチコピーや顧客へのメール返信文などを自動で作成できます。
スマートフィル(拡張版): 既存のデータパターンをAIが認識し、自動で続きのデータを入力してくれます。これにより、手動でのデータ入力の手間やミスを減らせます。(現時点では一部機能は日本語非対応)
データの要約とインサイト生成: スプレッドシート全体のデータ内容を分析し、重要なポイントや傾向を要約して提示します。データ量が多かったり、複雑なシートの内容を素早く把握するのに役立ちます。
数式の自動作成: やりたい計算内容を自然な言葉で指示するだけで、適切な関数を提案・作成してくれます。複雑な関数を自分で調べる必要がなくなります。
グラフの自動作成: 分析結果や指示に基づいて、データを最もわかりやすく示すグラフを自動で作成します。
Google ドライブファイルの要約: スプレッドシートを開いたまま、Google ドライブ内のドキュメントやGmailの内容を要約できます。
画像生成: プロンプトに従って画像を生成し、シートに挿入することも可能です。
これらの機能は、Googleが開発した高性能な生成AIモデルであるGeminiが搭載された「Gemini in Google スプレッドシート」や、**=AI()**という新しい関数を使って利用できます。
マーケティング: 顧客レビューをAIで感情分析し、ポジティブな意見とネガティブな意見に分類することで、製品改善のヒントを得る。
人事・採用: 採用候補者の履歴書データを分類・要約し、面接の準備を効率化する。
営業: 営業レポートのデータを分析させ、売上傾向や今後の戦略に関するインサイトを得る。
これらのAI支援機能を活用することで、これまで手作業で行っていた多くのタスクを自動化し、より創造的で価値の高い仕事に集中できるようになります。
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