へべすは、宮崎県特産の柑橘類の果物です。大分県のカボスや徳島県のスダチとも似ています。へべすは他の柑橘に比べ皮が薄くて果汁が多く、優しい香りとまろやかな酸味が特徴です。
主に宮崎県日向地方で栽培されており、全国的な知名度はまだ低いですが、県内では少しずつ注目を集めている果物です。
へべすは、「ナチルリン」や「ナツダイン」といったフラボノイド成分を多く含んでいます。
また、必須アミノ酸のうち9種中8種含むことも特徴です。
()内は可食部100gあたりの数値です。へべス100gは、へべす2つ分程度の量です。
アスパラギン酸とグルタミン酸の数値は、宮崎県門川町熊野農園を参照しました。ナツダインの数値は宮崎県総合農業試験場・果樹部「へべす果実に含まれるフラボノイド類の含有量と存在部位」 を参照しました。
栄養素の効果はわかさの秘密 (wakasa.jp) 等を参照しました
へべすの美味しさをそのままに長持ちさせる秘訣を知って、食品ロスを減らしましょう。
へべすは皮が薄いという特徴をもっており、長期間にわたって保存することには不向きです。なるべく早く召し上がることで美味しさを十分に楽しむことができます。保存する際は、ラップで包むかビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室等の涼しい場所で保存しましょう。
へべすは、酸味が特徴的なので、みかんや日向夏のようにそのまま切って食べるよりも、絞るなどして果汁を楽しむのがおすすめです。
へべすの切り方は、まずヘタを真横にして、ヘタの部分と並行に真ん中の部分を半分に切ります。この切り方をすることで、果汁を無駄なく絞ることができるのです。
また、切ったあと絞る際は、断面を下ではなく上にして絞ることをおすすめします。こうすることで中の種が落ちてこないので、取り除く手間がかかりません。
有名ブランドや農園等記載
案)へべすシロップ かぼすでつくったことがあるので、へべすでもできるかも?
氷砂糖とカットしたへべすを瓶につめる→氷砂糖解けるまで待つ→水や炭酸で薄めて飲めるシロップ完成、凍らせたり固めてデザートにもできる