このページでは、状態目標、結果目標、行動目標の3つの目標を記載しています。また、このプロジェクトを行うにあたってのテーマが書いてあります。ぜひ、ご覧ください。
今年度のデジタルアグロポリスプロジェクトでは、「持続可能な中山間地域」というテーマについて研究することになりました。
わたしたちのグループでは、まず初めに、中山間地域の課題について分析しました。この分析によって、中山間地域の課題は主に3つに分類することができること考えました。また、それらの課題がその地域の持続可能性を妨げる要因となると考えました。
①「環境/自然」の持続可能性に影響
……地球温暖化、災害(地震や大雨)、害虫被害、害獣被害、耕作放棄地、大量廃棄
②「社会/ヒト」の持続可能性に影響
……出生率の低下、高齢化、都市部への人口流出、なり手不足、文化や歴史の継承が途絶える
③「経済/産業」の持続可能性に影響
……低収入、輸入作物の流出、食料自給率、食料危機、海外情勢の影響、燃料価格や物価高騰化
中山間地域が課題を解決し持続可能な地域であるためには、どのような行動が必要なのか考えました。
話し合った結果私たちは「自立」「交流」「連携」の3点が重要であると気づきました。
・中山間地域が「自立」すること
……地域として、農家として、経済的・社会的に自立する
・中山間地域が「交流」「連携」していくこと
……他作物の農家、他年代の農家、他地域、他業種と交流、連携
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「自立」「交流」「連携」という行動を起こすため、「関係人口」創出という取り組みは大きな効果を生むのではないかと考えました。
・関係人口によって中山間地域が客観的に分析される →中山間地域が「自立」することに繋がる
・関係人口の創出のために魅力を発信する →中山間地域の「交流」「連携」に繋がる
関係人口を生み出すために私たちは何をできるか考えました。
その結果、「ホームページ作成」「シェアリングエコノミー」の2つの活動に挑戦することになりました。
それぞれの取り組みで、中山間地域と他の地域、中山間地域の農家同士の交流を生み出すことを目標としています。
ホームページ →中山間地域と他の地域の交流を生みだす
シェアリングエコノミー →中山間地域の農家同士の交流を生みだす
テーマ① 中山間地域の、社会や人の持続可能性に関する活動
取り組み
1.ホームページ作成
2.ホームページに記入された情報を色んな人に見てもらう
3.神社の神楽など伝統文化の継承につながるような記事を掲載する
目的
自分の地域やその伝統、中山間地域、農業、農作物について知ってもらう
テーマ② 中山間地域の、自然や環境の持続可能性に関する活動
取り組み
1.シェアリングエコノミー(機械などをその地域の人たちでシェア)
2.廃棄される作物の加工と再利用
目的
農作業の大型機械など、今ある資源を地域みんなで活用する。廃棄される野菜や果物を活用する。