神楽とは
神楽(かぐら)は、日本の伝統的な舞楽です。主に神社や祭りなどの儀式や行事で演じられます。神楽は古くから日本の文化の中心的な要素の一つであり、神秘的な雰囲気や豊かな表現が特徴です。
私は神楽をしています
プロジェクトメンバーの稲田です。私は日南市北郷町にある郷之原神社で神楽をしています。
私が神楽を始めたきっかけは、小学校四年生のときに友人に一緒にやらないか?と誘われたことでした。最初は子獅子舞の舞手として参加して、そこから神楽もするようになりました。今でも続けていて、始めてから7年目になります。
舞にも様々な種類があり、その舞ごとに衣装も異なります。神楽面をつけたり、冠を被ったりと様々です。舞の中には問答と呼ばれる長い台詞を読みながら舞うものや面白おかしいものもあります。自分は問答覚えるために毎日読んで練習しました。問答がある舞は声をしっかり出さなければならないのですが、面をつけていると喉が圧迫され息苦しいためしっかり発声するのが大変です。また、面から見える視界はとても狭く、今自分がどこにいるのかも感覚で把握しておかなければならないため、始めたての頃はよく転びそうになりました。
獅子舞のある秋祭り当日は北郷町内各地で舞いながら回ります。小さい子獅子と大きい親獅子があります。見物される方は、獅子舞に頭を噛んでもらうと邪気を払うご利益があると言われています。ちなみに女性の方は青い雄獅子に、男性の方は赤い雌獅子に噛んでもらうとよいそうです。(下の写真 左が雌獅子、右が雄獅子です)。
ぜひ見に来てください!
日南市北郷町の郷之原神社では毎年花立公園で桜の下で「花見神楽」を奉納しています。また、月に一回夜神楽を神社にて奉納しています。どなたでも自由に見ることができるので気軽に立ち寄ってみてください。
11月には北郷町内をまわりながら獅子舞を行います。
郷之原神社の獅子舞は動きが激しく迫力満点です。小中学生がやる子獅子と大人の舞う親獅子があります。
郷之原神社
宮崎県日南市北郷島郷之原乙5032
アクセス:
北郷駅から車で3分
日南北郷ICから車で2分