第8回 コロナ禍の交換留学

コロナ禍で2020年度のインバウンド留学、アウトバウンド留学は落ち込みましたが、止まることはありませんでした。2021年度はワクチン接種が進むことで交流は挽回傾向にありました。そのような環境の中で2021年度秋学期から2022年度春学期にかけて本学へのインバウンド留学は2019年度以前の国際教育・交流の姿にもどる気配でした。

 

2022年7月27日、本学白山キャンパス125周年記念ホールにおいて交換留学生修了式が挙行されました。フランス(14名)、イタリア(7名)、イギリス(5名)、中国(5名)、アメリカ(3名)、オランダ(3名)、ドイツ(3名)、韓国(2名)、オーストリア(1名)、スイス(1名)、フィンランド(1名)、マレーシア(1名)、リトアニア(1名)、台湾(1名)の14の国・地域から派遣され、所定の履修を終えた交換留学生48名に対して修了証が授与されました。その内9名が実渡航をともなわないオンラインでの留学でした。1セメスターないし2セメスターの留学でしたが、国内生や教職員との交流で多くのことを学ぶことができたとふりかえっていました。

 

2022年度秋学期には実渡航による交換留学生181名を受け入れる予定です。春学期に受け入れた交換留学生を含めると2022年度は216名の交換留学生が本学で学ぶことになります。一方、この秋学期に長期の交換留学、認定留学、休学留学に派遣される本学の学生は145名で、春学期にすでに出発している学生を含めると204名となります。

 

コロナ禍においてもこのように国際教育・交流は留まることはありません。インバウンド留学、アウトバウンド留学共に予期せぬ学修の阻害要因が発生しますが、多くの皆さまの支援をいただいているからこそ続けられています。引き続きご支援を賜りたいと願っております。 

ありがとうございます。

\この記事を書いた人/

副学長 髙橋一男

公開日:2022年9月1日