第15回 春がきた

ようやく春が来ました。3年間我慢に我慢を重ねてきた制約だらけの日々に別れを告げ、すでに葉に変わり始めた桜や美しい草花を愛でながら、語り合い、笑い、体を動かし、一緒に何かを楽しむことができる、そんな日々に近づきつつある、と大いに期待を寄せている新学期の始まりです。

この4月、赤羽台キャンパスには、福祉社会デザイン学部と健康スポーツ科学部が誕生し、全14学部となりました。すべてのキャンパスで新入生たちの笑顔が溢れ、先輩たちと共に豊かな学びと交流が繰り広げられますように。

福祉社会デザイン学部の学生が学ぶWELLB

健康スポーツ科学部の学生が学ぶHELSPO

 日本では会計年度に合わせて新学期は4月からに決められたとされていますが、冬の眠りから醒めた草木が芽吹き、豊かに注ぐ太陽の光と雨の恵みを受けながら育ってゆく、そのイメージが人間の教育の場でも共有されているような気がします。新学期は私達に新たなことに挑戦する意欲をもたらしてくれます。皆さんは何に挑戦しますか。3月に卒業した先輩たちが紙の花びらに思いを託してくださった「東洋桜」、そこに寄せられたメッセージを少しご紹介します。

「好きな分野を追求できるのは大学生の間が最大のチャンス!!」「失敗を恐れずやりたいことに突っ走れ!」「自分の価値を大事に」「Study hard, Travel harder」・・・元気が出てきますね。

 

さあ新しい旅の出発です。まずは、桜餅をいただき一息いれましょうか。



\この記事を書いた人/

学長 矢口悦子

公開日:2023年41