第36回 SDGs12 つくる責任、つかう責任
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第36回 SDGs12 つくる責任、つかう責任
今回は、SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」について考えてみたいと思います。私は、企業活動の規制に関係する経済法を専門としており、企業側(製造側)の「つくる責任」について検討したことがあります。
もう一方の「つかう責任」の主体には、我々消費者も含まれます。我々は日常生活において多くの物を消費し、最終的に不要になれば物を廃棄します。各自が物を長い間、大切に使うこと心がけることで、目標12の達成に貢献できるように思います。
自分自身を振り返ってみると、割合と物持ちが良く、物を長く使うことが多いように思います。写真にある文房具は自宅書斎で使っているものですが、今から40年以上前の小学校3年生の時に「お道具箱」に揃えたものです。穴開けパンチは、手が小さかったので両手で押しながら学校のプリントに穴を開け、ファイルに綴じていたことを思い出します。カッターは、もはや替刃が手に入りませんので、残りのコマを使い切った時が寿命となりますが、まだしばらくは使えそうです。ホッチキスは、最近のものよりも重いのですが、その分しっかりと作られており、頁数が多い資料でもきちんと綴じることができます。
このほか、3年前まではMacで年賀状の住所管理をしており、印刷用のインクジェットプリンタは学部卒業論文を印刷した頃から四半期以上にわたり使っていました。プリンタ自体は問題なく稼働していたものの、手元にストックしていたインクカートリッジが手に入らなくなったため、やむなく廃棄しました。
子供の頃から使っている文房具を眺めつつ、ささやかながらSDGsの目標12の達成につながればと思っています。
\この記事を書いた人/
公開日:2025年1月4日