第29回

第29回 量子情報関西 Student Chapter

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


日程

20226月27日 ()

場所

Zoom(講演・ポスターセッション) によるオンライン開催を予定しています。

主催

量子情報関西 Student Chapter

講演会

金田 文寛 氏 (東北大学電気通信研究所 / 准教授)
タイトル: 多重化伝令付き単一光子源の開発
アブストラクト:

単一光子は最も基本的な光量子状態のひとつであり、多くの思考実験や量子情報プロトコルに登場してきた。一方で、これまで単一光子発生のための様々な手法が開発されてきたものの、どの手法も低効率、低確率、発生光子の識別性のうちのいずれか、もしくは全てが問題となっており、小規模な量子光学、量子情報実験しか実現されていない。本発表では、理想的な単一光子発生に向けて近年開発が進んできた多重化伝令付き単一光子源を紹介する。そして、最近我々が実証した時間多重化法やその周辺技術、そして更なる開発の展望について紹介する。

久保 健治 氏 (mercari R4D/大阪大学藤井研究室)
タイトル: 「量子金融アルゴリズム / 物理卒院生のキャリアパス
アブストラクト:

金融工学においては、デリバティブ価格計算、リスク評価などに大量の計算リソースを必要としている。

量子アルゴリズムを用いてモンテカルロシミュレーションや微分方程式のシミュレーションを効率よく実行することで、より正確に価格やリスクを評価することが可能になる。

本発表では、量子アルゴリズムの金融工学への応用の基礎、現状の課題、将来の展望について紹介する。

講演者は大学院で物理を学んだ後、金融機関に就職し、その後、企業の研究開発組織で研究を行っている。

物理学を学ぶ学生に、どのようなキャリアパスが存在するかを、講演者の経験をもとに紹介する。


ポスターセッション

ポスター発表者を募集しております。レビューなどの発表も歓迎です。
発表される方は、参加登録フォームにおいてタイトルのご記入をお願いします。
お気軽にご参加ください!

※ポスターセッションはZoomのブレイクアウトルームを使って行います。

(登録順・敬称略)

根来誠(大阪大学QIQB)
「阪大QIQBにおける量子コンピュータの整備」

白井菖太郎 (東京大学大学院 総合文化研究科 先進科学研究機構)
「2次の非線形性を用いた超伝導共振器の状態測定手法の検討 」

奥野大地 (京都大学理学研究科)
「Neutral ytterbium atom array toward quantum computing」

懇親会

オンラインで開催予定です。


スケジュール(予定)


14:00-14:05 開会の挨拶・諸連絡

14:05-15:05 講演①
1
5:20-16:20 講演②

16:20-16:30 写真(スクリーンショット)撮影&休憩

16:30-18:00 ポスターセッション・フリーディスカッション

18:00-19:30 懇親会 

参加登録

以下のフォームからお願いします。

第29回量子情報SC 参加申し込みフォーム

回答締め切り:6/20 (月)

参加登録は締め切りました。

回答締め切り以降の参加登録は、世話人にお問い合わせください。

世話人

大阪大学 山本研究室 D1 小林史佳
mail: fkobayashi_at_qi.mp.es.osaka-u.ac.jp

大阪大学 山本研究室 D1 村上翔一
mail: smurakami_at_qi.mp.es.osaka-u.ac.jp

(お問合せの際は_at_を@に変えてください)