第17回 量子情報関西 Student Chapter

ご参加いただきありがとうございました!

日程

2014年11月11日(火)

場所

京都大学理学研究科 セミナーハウス

主催

量子情報関西 Student Chapter

共催

国立情報学研究所 量子情報国際研究センター

参加申請〆切

2014年10月31日(金)

講演会

田中 宗 氏 (京都大学基礎物理学研究所)

「クラスタ分析に対する量子アニーリングの適用」

D-Wave Systems社による、「世界初の商用量子コンピュータ」の発表を受けて、量子アニーリングの注目が、学術界のみならず、産業界からも高まっている。量子アニーリングは組合せ最適化問題に特化した量子情報処理技術であり、量子ゆらぎ効果と自己組織化を元に、実験的に組合せ最適化問題の最適解を得ることができる手法である。
私は、多数のデータを少数のグループに帰属する、いわゆる「クラスタ分析」に対する量子アニーリングの有用性に関する研究を行ってきた。本講演では、その研究結果並びに、量子アニーリングの基礎について、主に歴史的概観や実験的実装に関する側面の紹介を行う。

参考文献
[1] 田中宗、栗原賢一、宮下精二、「量子アニーリング法を用いたクラスタ分析」
[2] Kenichi Kurihara, Shu Tanaka and Seiji Miyashita, "Quantum Annealing for Clustering", Proceedings of the 25th Conference on Uncertainty in Artificial Intelligence (UAI2009).
[3] Issei Sato, Kenichi Kurihara, Shu Tanaka, Hiroshi Nakagawa, and Seiji Miyashita, "Quantum Annealing for Variational Bayes Inference", Proceedings of the 25th Conference on Uncertainty in Artificial Intelligence (UAI2009).
[4] Issei Sato, Shu Tanaka, Kenichi Kurihara, Seiji Miyashita, and Hiroshi Nakagawa, "Quantum Annealing for Dirichlet Process Mixture Models with Applications to Network Clustering", Neurocomputing, 121, 523 (2013).
[5] http://www.shutanaka.com/study.html に幾つかのプレゼンテーション形式のファイルがあります。

大関 真之 氏 (京都大学大学院情報学研究科)

「量子アニーリングの限界点」

量子力学の断熱時間発展と熱・統計力学における準静的過程には数理的な関係がある.この数理関係を駆使して、量子アニーリングとシミュレーテッドアニーリングの収束定理が同質の内容で示される.またシミュレーテッドアニーリングの問題を量子アニーリングの問題に焼き直す事が出来るし、逆もまた然りである. 本講演では、この数理的関係を紹介して、量子アニーリングとシミュレーテッドアニーリングの違いについて紹介する.その違いを通して、量子力学を駆使した独自の性質はどこに現れるのかについて議論する.また時間が許せば、D-waveの成功により最近注目を集める量子アニーリングのこれからについて、講演者の偏見を語る予定である.(全てを信じてはならない.)


研究室見学

高橋研究室


ポスターセッション

発表者の募集は終了いたしました。
現在発表者を募集中です。発表を希望される方は、参加申し込みの際に発表タイトルと概要(任意)をお知らせください。

ポスターボードは、縦(高さ)180cm x 横(幅) 90cmです。A0サイズ推奨です。

(以下敬称略・届出順)
松崎 雄一郎 (NTT物性科学基礎研究所)
「Improving the coherence time of a quantum system via a coupling with an unstable system」

Here, we propose a counter-intuitive use of a hybrid system where the coherence time of a quantum system is actually improved via a coupling with an unstable system. If we couple a two-level system with a single NV center, then a dark state of the NV center naturally forms after the hybridization. We show that this dark state becomes robust against environmental fluctuations due to the coupling even when the coherence time of the two-level system is much shorter than that of the NV center. Our proposal opens a new way to use a quantum hybrid system for the realization of robust quantum information processing

根来 誠(大阪大学基礎工学研究科)
「室温固体中超偏極核スピンの回転座標系における断熱消磁」

小川 和久 (京都大学工学研究科)
「Observation of Geometric Phases in Three-State Systems for Two-Photon Polarization」

小林 俊輝(大阪大学基礎工学研究科)
「局所操作による多体エンタングル状態の拡張」

山本 悟(大阪市立大学理学研究科)
「A Study of Pulse Sequences for Adiabatic Quantum Algorithms in Molecular Spin Quantum Computers」

植田 信也(京都大学理学研究科)
「Toward quantum simulation of impurity systems using a Yb-Li mixture in an optical lattice」

富田 隆文 (京都大学理学研究科)
「Towards realization of magnetic ordered structures in an optical lattice using quantum annealing」

栗山 十織(同志社大学理工学研究科)
「Evaluation of Shannon Entropy for Non-Existence of Solutions to Mean King's Problem」 

下岡 孝明(大阪大学基礎工学研究科)
TBA

小林 聡(大阪大学基礎工学研究科)
「Electric Field Effect on Electron-Spin Coherence Time of Single NV center in Diamond」

木本 泰平(京都大学工学研究科)
「不確定性関係によるエンタングルメント検出」

一ノ瀬 友宏(京都大学理学研究科)
「Lieb型光格子中のYbを用いた量子シミュレーションに向けて」

鈴木 泰成(東京大学工学系研究科)
「共振器中の真空場と強く結合した原子集団における非線形性の理論」


懇親会

居酒屋くれしま 百万遍本店

懇親会費 3500円/人

スケジュール(予定)

 13:30 - 14:00受付 
 14:00 - 16:15講演会(各1時間、途中休憩15分程度)
 16:15 - 16:30写真撮影
 16:30 - 18:00研究室見学(高橋研) + ポスターセッション
 18:00 - 懇親会 

参加申請および交通費補助申請は、下記を参照の上、世話人までお送り下さい。

世話人:富田隆文(京都大学理学研究科 量子光学研究室)tomitaあっとscphys.kyoto-u.ac.jp


参加申し込み・交通費補助申請

参加申し込み要項

個人で参加される場合

氏名(ふりがな)

役職(M1,助教等)

所属

[ポスターセッションがある場合]ポスター発表の有/無

[研究室見学がある場合] 研究室見学の参加/不参加

懇親会 参加/不参加

を記入の上、幹事のメールアドレスにお送りください。 また、交通費の補助を希望される方はその旨をご記入ください。

同一研究室で複数人が参加される場合

(可能であれば)研究室単位で上記の項目を記入し、幹事のメールアドレスにお送りください。

交通費補助申請要項

・第17回関西Student Chapter交通費補助について(2014年10月17日 更新)

交通費の補助を希望される方は申し込み時にその旨をお知らせください。

補助は交通費が最小で5000円を超える方に限らせていただきます。

予算が限られている都合上、希望者全員の補助は出来ない可能性があります。ご了承下さい。

共催

国立情報学研究所 量子情報国際研究センター(中心研究者:山本 喜久)
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