第24回
第24回 量子情報関西 Student Chapter
ご参加いただきありがとうございました!
日程
2018年5月15日(火)
場所
京都大学 吉田キャンパス 総合研究8号館
講演会:NSホール(3階)
ポスター会場:会議室1 (2階 中会議室 221)
総合研究8号館についてはこちらの地図が参考になります。
主催
量子情報関西 Student Chapter
参加申し込み〆切
締め切り日:5月8日(火)
ページ下部にある「参加申し込み」からお申し込み下さい。
講演会
1. 竹内 勇貴 氏 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所 メディア情報研究部 情報基礎理論研究グループ)
「非万能量子コンピュータによる量子スプレマシーの実証」
量子コンピュータの古典コンピュータに対する優位性を実証することは量子スプレマシーの実証と呼ばれ、近年盛んに研究されている。実際、最近の量子コンピュータに関するニュースで量子スプレマシーという単語を耳にしたことがある人もいると思う。本発表では、量子スプレマシーとは具体的にどういう意味なのか、どのような量子計算モデルが量子スプレマシーの実証に使えるのかなど、量子スプレマシーの基礎から最近の研究までを我々の研究を交えつつ紹介する。
2. 森前 智行 氏 (京都大学 基礎物理学研究所)
「セキュアクラウド量子計算と量子計算の検証」
ほぼ古典の能力しかない利用者が、遠隔にある量子クラウド上で、計算内容を秘密にしたまま量子計算を実行することができる。これはセキュアクラウド量子計算あるいはブラインド量子計算と呼ばれている。また、量子クラウドが正しい量子計算を行っているのかどうかも、利用者はほぼ古典の能力のみでチェックすることができる。これは量子計算の検証(verification)と呼ばれている。本講演では、これらのプロトコルについて、基礎から最新の成果まで解説する。
ポスターセッション
ポスター発表者を募集しております!
発表を希望される方は、参加申し込みの際に発表タイトルをお知らせください。
ポスターボードの大きさはA0です。
(登録順・敬称略)
小野 滉貴 (京都大学 高橋研究室)
「Quantum simulation of Kondo effect with two-orbital system」
福井 浩介 (北海道大学大学院 情報科学研究科 情報エレクトロニクス専攻 光エレクトロニクス研究室)
「Analog-Assisted Entanglement Distillation with the GKP Qubit」
湯淺 亘 (京都大学大学院 理学研究科 数学専攻)
「A_2 skein representations of pure braid groups」
西尾 真 (慶應義塾大学 総合政策学部 バンミータ研究室)
「An Automated Tool for Mapping Program Variables to Qubits on the IBM Q Topologies」
山家 一樹 (京都大学 宮寺研究室)
「一次元量子格子模型の非平衡定常状態における仕事評価」
森 隼基 (京都大学 宮寺研究室)
「量子熱機関における効率と仕事率の一般的な性質」
高倉 龍 (京都大学 宮寺研究室)
「一般確率論におけるfine-grained型の不確定性関係」
御手洗 光祐 (大阪大学 北川研究室)
「Numerical Analysis of Quantum Circuit Learning」
高橋 唯基 (京都大学 理学部)
「Generation of repumping light for direct laser cooling and trapping of Polyatomic CaOH」
高田 珠武己 (東京工業大学 理学院 物理学系 西森研究室)
「散逸のある全結合スピン系のダイナミクス」
懇親会
場所は「百万遍 しゃらく」です。
懇親会費については3200円を予定しております。
スケジュール(予定)
参加申し込み
下記参加登録フォームからお申し込みください。
参加申込は終了しました。5/9
今回は遠方から参加いただく方への旅費補助は行わない予定です。あらかじめご了承ください。
当日受付にてお茶菓子代100円を頂きます。
よろしくお願いいたします。
世話人:濵村 一航(京都大学大学院工学研究科 宮寺研究室 hamamuraあっとnucleng.kyoto-u.ac.jp)