やりたい事1:消費電力量測定

消費電力も計測したくなり、ワットメーターシールドを作成しました。

追加でCTセンサー(電流計)を2個購入しました。

そして、こんな感じで作成してみました

向う側が発電電力、手前側が消費電力測定用のイヤフォンジャックです。

緑色のは、AC電圧測定用の接続用端子です

Arduino、Ethernetシールド、ワットメーターシールドを積み重ねると・・・

( *´艸`)チョーカッコイイ!!??

消費電力は、主ブレーカーの赤線と黒線にクランプします。

発電電力は、太陽光発電用ブレーカーの赤線と黒線にクランプします。

計測された結果を確認してみると・・・

(青線:発電電力、オレンジ線:消費電力)

発電電力は正しいワット数が計測出来ていますが、消費電力はなんか発電電力と同期しているように見えます。なんで??

発電電力の波形が消費電力側のA/Dポートにノイズとして影響しているのかと思い、消費電力側のCTセンサーを外してみると、消費電力が0Wになりました。どうやらノイズの影響ではないようです。

ブレーカー周辺をよく確認してみると、どうやら消費電力測定のつもりでクランプしていた線は、純粋に「使う電力」ではなく、「発電電力-使う電力」の線だったようです。

「使う電力<発電電力」の時

「使う電力>発電電力」の時

ブレーカーの形状からすると、使う電力に対してCTセンサーでクランプする場所(線)が物理的に存在していないため、純粋な「使う電力」測定はあきらめるしかないようです。

代わりに、売買電力を「+」「-」の符号付きでワット数を測定できるようにして

「使う電力<発電電力」の時

売買電力:-100W/発電電力:200W

消費電力=200W+(-100W)=100W

「使う電力>発電電力」の時

売買電力:+100W/発電電力:200W

消費電力=200W+(+100W)=300W

と、消費電力を計測できそうなので、売買電力測定を符号付きで測定する方法を考えてみたいと思います

つづきは(その2)で