【第4回】 電圧を計測する方法は(分圧)

前回、ピーク電圧が7Vほど出力されていることが分かったので、分圧により電圧を下げる必要があります。

分圧とは・・・

電気回路において、2つ以上の抵抗器直列に接続したときに、一方の抵抗器にかかる電圧は2つの抵抗器に掛かる電圧より低くなる。このようにして電圧を下げ、必要な電圧を取り出すことを分圧という。オームの法則より、2つの抵抗器に掛かる電圧は抵抗器の抵抗値に比例する。また、この回路は分圧回路と呼ばれる。

(Wikiペディアより)

つまり、ある電圧を出力している端子に2つの抵抗を直列につないた時、それぞれの抵抗の両端の電圧は、2つの抵抗の値に比例するということで、例えば、3Vの電圧を出力している端子に、1kΩと2kΩの抵抗を直列につなぐと、1kΩ抵抗の両端電圧は1V、2kΩ抵抗の両端電圧は2Vになるということです。

今回のACアダプタに対しては、以下のような回路を考えました

10kΩの両端電圧を取り出せばArduinoのアナログ入力出来ます

もともとACアダプタにくっついていた基盤をそのまま流用できそうなので、以下のように抵抗をくっつけることにした

で、実際につけたのが以下の写真

無事分圧でき、期待の電圧を取り出すことが出来ました

今回使った金属皮膜抵抗は↓ココから買いました

とりあえず一通りそろえるのが楽なので、初心者にはオススメかもです。