ホーム
このサイトは
太陽光発電を導入した際、金額的にカラー電力モニタを買えなかったため、高機能電力計を自分で作ってやろうと奮闘した際の記録を残したページです。
電力計を自作しようと考えている人の助けになればと思います。
最終的に、4チャンネルの電力計測が出来るようになっているため、発電電力+使用電力の2系統の計測が可能な仕組みとなっています。
(最近の家屋は単相三線式なので、発電に2チャンネル+使用電力に2チャンネルの、計4チャンネル必要になります)
電力測定部はArduinoというマイコンキットを使用し、インターネット経由でWebページにUPしています。
電力表示はWebページ側で行っており、外出先からでもスマホ等を利用し電力を確認できます。いわゆる、IOTってやつですな。
標準の電力モニタより高性能に仕上がったのでは?と満足しています^^
2014/05/30現在、以下のようなスペックになっています
≪電力計測結果出力≫
- 20秒に1回Webページに電力計測結果を送信します
- 2分に1回Webページに電力計測結果を送信し、Webページに結果保存します
≪電力結果閲覧≫
- Webサイトで確認が出来ます
- 20秒毎の最新電力は、TOPページで確認できます
- 2分、5分、30分、1日、1か月の単位の電力はグラフで見える化しています
≪電力レポートメール送信≫
- 1日に1回、前日分の電力量レポートを指定メールアドレスに送信します
- 発電、使用電力と、売買電力量及び、1日の履歴を添付ファイルにつけて送信します
シロートが作ったものなので、回路も改善ポイントがあるかもしれません&プログラムにもバグとかあると思いますが、ひとまず問題なく運用できています。
・・・どんなWebページ?と興味ある方は、左下のリンクから計測結果ページに飛んでください。
Aruduinoって何?
Aruduinoとは「アルドゥイーノ」と読むらしく、AVRというCPUで構成された、組み込み向け汎用ボードである。
組み込みのプログラムというと、タイマーやら割り込みやら、レジスタの設定やら、ガリガリにコーディングをして組むのだが、Aruduinoには、基本的なブート部分と、フレームワークが組み込まれており、お手軽に組み込みプログラムを作成することが出来るプラットフォームです。
こんな感じのボードです
void setup() {
// Pin13を出力モードに設定
pinMode(13, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(13, HIGH); //Pin13をHIGHに設定
delay(1000); //1秒待つ
digitalWrite(13, LOW); //Pin13をLOWに設定
delay(1000); //1秒待つ
}
たったこれだけのプログラムで、Pin13を1秒おきにOn、Offできます。組み込みプログラムも、ずいぶん手軽になったものだなぁ・・・と思います。
今回はこのマイコンボードを使用して、発電・消費電力用の電力計を自作しました。