9月6日、日本防災士会江戸川区支部主催で「防災のための必要スキルの習得」を名目に?実際は会員を中心とした親睦を目的に、バーベキューパーティーを開催しました。
当日は防災士の会員のみならず会員の家族や、江戸川区の防災に興味のある方々など約40名弱の参加者が集まり、親睦を深めました。
今回の「名目上」の設定は、災害発生後、停電が発生している中でどのように生き残るのか、食料面から考える、すなわち「停電すると冷蔵庫が使えない」→「冷蔵庫の食材が腐る前に食べてしまおう」→「火起し」「調理」「分配」までどのぐらい時間がかかるか、また、実際にできるのか、の検証を行ったということです。
こうして災害発生を念頭にバーベキューパーティーを行ってみると、防災訓練でよく実施される「非常食体験」のようなスムーズな調理・配給は、予め誰が作るか決め、非常用の釜が予めセットされ、お湯も予め沸いている状態である「平時だか ら」できることだと改めて認識しました。
災害時にバラバラな人を組織化(役割分担)し、食料を調理・分配するだけでも強烈なリーダーシッ プと集まった人の 相互の協力意識がないとかなり厳しいと痛感しました。
<追 伸>
ある企業が何もないグランドに備蓄の釜を持込み、備蓄食料を簡易調理して6000人に配布する訓練を 9月1日に実施したが、配布し終えるまで 4時間かかっている。
つまり、一番最初に食糧の配給を受けた人は、4時間後には「次の食事」をもらいに来ることになるので調理係 と配給係は永遠に作り続け、配給し続けなければいけないことになります(笑)
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