12月13日、東部区民館1F会議室にて志賀幹事を講師にお招きし、「阪神大震災の教訓」に
ついてお話いただきました。
ご自身が家具の下敷きになってお父さんが助けるまでの数時間は身動きが取れなかったこと、
家具の倒壊防止対策をしていなかったので食器棚などが倒れ、靴無しでは家の中を歩けない
ほどガラス破片等が散乱したこと、ライフラインでは電気の復旧は早かったもののガス・水はな
かなか復旧しなかったことなど、当時を振り返っていただきました。
また食器は高価なもの程よく割れた、自治体はガスコンロを抽選で配ったなどのエピソードなど
も披露され、その上で事前の耐震対策の重要性や大地震が発生した場合でも活動できる工夫
(めがねは枕元に、靴、連絡手段の確保、行動のシミュレーション、金銭)など、体験・経験から
くるアドバイスを多数いただきました。
当日は江戸川区役所・災害対策課長がご臨席され、当時の災害・避難者の様子や復旧過程に
ついて熱心に質問され、メモされていました。
また学習会に参加された方々から、災害弱者の問題、水の確保の問題、災害復旧時の学校
(体育館が避難所なので通常の授業はなかなかできない)と子供たち、心的ストレスなどの話
題が出て、予定された終了時間をオーバーするほど熱心な討議が行われました。
学習会終了後、都営新宿線瑞江駅の近くにて忘年会を開催、親交を深めるとともに、今年の
活動の反省、来年の活動の展望などについて話し合いました。
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