ウルセラ

リフトアップ治療の定番である、HIFU(ハイフ)です。
当院ではウルセラを採用しています。

ウルセラリフトの作用

ウルセラシステムを用いて行うリフトアップ治療がウルセラリフトと呼ばれています。

皮膚を切開することなく超音波の力を利用してリフトアップを行う「HIFU(ハイフ)」と呼ばれる治療の1つです。

ウルセラリフトでは、皮膚の深い層の組織がピンポイントで加熱、凝固されます。

かつ、焦点以外のポイントでは、温度上昇が低く熱によるダメージはほとんどありません。

焦点となった部位に選択的に作用し、その周りには正常な組織が残されるのです。

超音波で「見ながら、深くまで」

妊婦検診や、お腹の検査でエコーの検査を受けられたことはありますか?

ウルセラリフトでは、同じ仕組みを利用して、肌の下の状態をエコーで確認しながら治療を行います。

表皮、真皮、皮下脂肪を超えて、SMAS(スマス)と呼ばれる深い組織まで作用させることができます。

SMASは、多くのフェイスリフトで顔のたるみ治療のターゲットにされており、SMASを引き締めることがフェイスリフトに置いて重要なポイントです。

ウルセラシステムを使用することで、SMASや、SMASと繋がった組織をエコーで確認しながら、治療することができます。

唯一米国FDA*に承認されたHIFU**

2009年、眉の非侵襲的なリフトとして世界で初めてFDAの認可を取得し、2012年には顎下、頸部に対して承認されています。

ウルセラをはじめとして、様々なHIFU治療機器が使用されています。

しかし、類似機器の中で、FDAより承認されているのはウルセラだけです。


*FDA(Food and Drug Administration(アメリカ食品医薬品局))日本の厚生労働省にあたるアメリカの政府機関です。
**2018年1月現在
***医薬品医療機器等法上は承認を受けていません。

ウルセラ認定医を取得した医師が担当し、ショット数はメーカー推奨の日本人向けのショット数で行います。

目安は標準メニューに全顔で約320ライン、それぞれのお顔のパーツの状態に応じたベクトル法で施術します。

効果、痛み、赤みなどの副作用には個人差、部位による差がありますので、ショット数、エネルギーアップにつきましては個別でご相談を承ります。

ショット数アップについては、ショット数に応じて追加料金を頂きます。エネルギーアップは追加料金不要ですが、痛みや反応を見ながらご相談させて頂きます。

ウルセラリフト料金表

今後のウルセラのご料金に関しまして(2023年6月14日現在)

アメリカの金融引き締め政策が続いている関係で、一時期落ち着いていた円安が続いています。
そのため、ドル建てで納入されている消耗品(トランスデューサー)の価格が上がっており、
消耗品の在庫量と、今後の為替水準次第では予告なく値上げをさせていただく可能性があります

なるべく円高のタイミングを狙って消耗品の発注をかけておりますが、個人規模のクリニックでは限界もあります。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

目の周りの強化コースと口周りの縦じわについて

ご予約について

ご予約に関しましてはこちら、もしくはお電話(078-842-6482)でご希望日をお伝えください。
初診の方のご予約も承りますが、これまでの顔への美容診療歴について、簡単にお知らせください。

痛みについて

サーマクールやレーザーなどの処置に慣れていらっしゃる方ほど、ウルセラの痛みは我慢できる程度、と仰る方が多い印象です。
感覚の表現は難しいですが、「肌の深い場所を、細かい針で刺されているような、電気が走っているような」という表現が一番近いかもしれません。
額、首の下の方は痛みが出やすい場所です。逆に、頬は比較的痛みが少ない場所です。
施術中に適宜ご相談させていただきながら、部位ごとにエネルギーの調節を行います。

合併症について

ウルセラは、超音波で熱を与えることで組織を収縮させます。
ある意味、皮膚の下に「やけど」を作ることでリフトアップ効果を発揮しています。
そのため、以下のような合併症が見られます。


その他についてのお問い合わせ

当院では、輸入代理店を経由して購入した正規のウルセラ及びトランスデューサーを使用しています。