ほくろ除去
ほくろ除去
この「ほくろ」が取りたいと言われて拝見すると、実際は「ほくろ」ではないケースもあります。
また、種類によってはレーザー治療ができない(除去しきれない)ケースもあります。
青色母斑、先天性色素性母斑などでは、切開が必ず必要になります。
物理的に削りとるか、穴をあけて、ほくろを取る治療です。
最終的に白くて丸い傷跡になりますが、数ヶ月〜1年程度、赤っぽい傷跡の状態が続きます。
基本的にはサイズや部位の制限はありませんが、部位によっては傷跡が目立つためオススメしない場合もあります
赤い色に反応するV-beamレーザーを照射する、ことで、赤い傷跡が早く成熟します。1)
V-beamの施術は、2週間後のご来院の際に行います。
以降は3〜4週間おきに、必要に応じて数回行います。
ピコレーザーで治療する場合は完全に除去できない場合もありますが、ほくろの色素の周囲を特異的に「焼き潰す」ことで、最低限のダメージでほくろの除去を目指します。
ただし、何回かの治療は必要になることが多く、何度かの再施術は必要になります。
ピコレーザーで治療できる「ほくろ」は平らで小さなものだけです。
膨らんでいるもの、大きなものは手術や削り取るタイプの治療が必要になります。
レーザーで炎症がおきる以上、施術後は色素沈着を起こす可能性があります。
単純切除による縫合、巾着縫合、局所皮弁などによる除去を行う場合があります。
サイズ、肌の状態、部位により切除がよい場合があります。また、診断のために病理組織検査が必要と考える場合もあり、こういった場合は保険診療で対応しています。
必要な手術や検査内容等により費用はことなりますので、詳しくは診察時にお伝えさせていただきます。