足の爪が食い込んで痛みがある、傷になって治らないなどの症状でお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
爪や足の指の状態によって、治療方法をご提案します。
痛みのでる巻爪に対して行う治療です。
爪に食い込んだ組織をテーピングで引っ張って、食い込まないようにする方法です。
テープの貼り方さえ覚えてしまえば簡単にできる方法ですが、食い込んだ爪自体に変わりはないため、あくまで対症療法になります。
痛みのでる巻爪に対してできる、セルフケアです。
コットンを細かく割いたものを、痛みのでる爪の横に詰める処置を、連日ご自身で行う処置です。
食い込んだ爪が痛いときに行える治療ですが、傷があるときには、痛みのため難しいかもしれません。
深爪をしてしまった時に、対症療法的に行う治療です。
局所麻酔を行い、深爪をした爪と皮膚の間にシリコンチューブをいれて固定します。爪が皮膚にくいこむことを抑えることで、傷を治すことが主な目的です。
傷が治った後、爪が伸びきるまでの間にテーピングなどで再発予防が必要になることがあります。
巻き爪のために、爪の近くに傷ができて化膿している方を主に対象としています。指の付け根に麻酔をして、巻いている爪を一部切り取り、巻いた爪が生えてこないように薬品で処理します。
手術の後、1~2週間の間、自宅で軟膏の処置をしていただきます。
最終的に爪の幅が少し狭くなりますが、どうしても傷が治らない場合に、根治を目指せる方法です。
もともと爪の幅が広い人は、優先的に適応になる場合もあります。
爪の切り過ぎで、一時的に陥入爪になっている方向けの治療です。
麻酔をした上で、陥入爪に対する手術の術後の補助療法の一環として、爪の長さを稼ぐためにアクリル素材の人工爪を装着します。
当院では、巻爪の矯正を目的とした人工爪療法は行っておりません。
バネの力で曲がった爪を矯正する方法です。
フックが付いたバネ状の専用治療器具を爪に装着します。1ヶ月~2ヶ月程度装着が必要ですが、その間に徐々に爪の形が矯正されていきます。傷ができている方、爪が短い方、爪が弱く割れそうな方などは装着できません。