「異所性蒙古斑」「太田母斑」「外傷性刺青」は保険適応でレーザーの施術が可能です。
当院では、組織へのダメージが軽減できるとされる、ピコレーザー「エンライトンSR」による治療をご提供しています。
必要に応じて、麻酔クリームなどで表面麻酔を行い治療します。
小さなお子さんから、気になるので治療したいという大人の方まで対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
多くの病院では旧来の「Qスイッチ付きルビーレーザー」「Qスイッチ付きアレキサンドライトレーザー」「Qスイッチ付きヤグレーザー」で治療が行われています。
従来機の治療では、レーザーの発振速度が遅かったり、レーザーの口径が小さいなどの問題もあり、痛みを伴うレーザー治療に時間がかかり、治療を受ける子供たちに我慢をさせることになり、はがゆい思いをすることが多くありました。
ピコレーザー「エンライトンSR」の発振速度は最大10Hz、最大口径は8mmで、スピーディーな治療が可能です。もちろん、ピコレーザーであり、あざ以外への肌への負担を軽減できることが期待されます。
①診察
形成外科のご予約をお取りください。色のこさや状態、あざの種類に応じて治療をおこなうかどうか、どういったスケジュールで行うのかご説明をします。
②治療準備
必要に応じてレーザー照射部位に麻酔クリームをぬって、15分〜60分程度の待機時間をとります。
待機時間中は外出していただける場合もありますが、低年齢のお子様で広範囲の麻酔クリームを使用する場合などは、院内での待機をお願いする場合もあります。
③レーザー照射
レーザー機器を用いて、あざの部分にレーザーを照射します。照射時間は数分~10分程度で、範囲や症状によって異なります。
④治療後のケア
レーザー照射後は、皮膚に軟膏を塗布して保護します。ご自宅でのケア方法もご案内します。
⑤経過観察・再診
治療後は定期的に経過を確認し、必要な場合は数ヶ月おきに追加治療を行います。
形成外科の診察のご予約をお取りください。可能であれば、当日施術をいたします。
治療回数は1回ですむ場合もあれば、3ヶ月毎に数回治療が必要になる場合もあります。