ボトックス
筋肉の収縮を抑える作用を持つ、ボツリヌス菌の毒素を利用した薬品です。
表情筋を麻痺させる作用があり、表情シワを改善させたり、
筋肉を萎縮させてボリュームを減らしたり、肩こりや食いしばりを改善することもできます。
2種類のボツリヌストキシン製剤を採用しています。
ボトックスビスタ®
米国アラガン社製
日本の厚生労働省と、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を取得しています
ヒト・動物由来のタンパク質が完全に排除されています
イノトックス®
韓国Medytox社製
日本では未承認ですが、韓国KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を取得しています。
ヒト・動物由来のタンパク質が完全に排除されています
製剤の違い
世界で発売されているボトックスは複数種あり、それぞれ特徴があります。
イノトックス®はアラガン社のボトックスビスタ®と分子量や添加物の特性が類似しています。
ですが、製造元や管理方法は異なるため、全く同一の効果が得られる保証はありません。
施術の流れ
診察の上、施術可能かどうか判断します。
注射する部位を冷やして痛みを抑えながら注射します。
注射した部位が、蚊にかまれたように少し膨らみますが、数時間以内に吸収されて落ち着きます。
施術後の日常生活への大きな制限はありませんが、注射部位のマッサージは1週間程度控えるようにしてください。
効果は48時間後から徐々に現れ、2週間程度で安定します。
施術の頻度は症状によって異なりますが、一般的には3~6ヶ月に1回のペースが推奨されています。
以下に該当する場合、施術を受けられないことがあります。
皮膚に炎症を起こしている方
妊娠中や妊娠の可能性がある方
授乳中の方
他院で3ヶ月以内にボトックス治療を受けた方
その他、医師が望ましくないと判断した場合
施術後の注意点
当日のサウナや極端な飲酒を控える
ボツリヌストキシンは熱に弱い特性があります。
サウナの熱や、血流が良くなり体温が上がることで、ボトックスの効果が薄れる可能性があります。患部のマッサージを避ける
予定外の部位に薬液が拡散することがあるので、術後3日から1週間はマッサージを控えてください。施術後3ヶ月間は妊娠を避ける
ボトックスは胎児や乳幼児への安全性が確立されていないため、避妊が推奨されています。ボトックス施術後に、施術した部位に何らかの治療を受けられる場合はご相談ください。
内容によっては施術が適さない場合があります。
ボツリヌストキシン治療の主なリスク
痛み・腫れ・内出血
アレルギー反応
表情に違和感を生じる可能性 など
ボトックスビスタ®
ご料金
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イノトックス®
ご料金
ご料金
注射後2週間以降で効果が不十分であれば無料で追加注射致します(1回まで)
ただし、エラと肩、ワキ、ふくらはぎは除きます