そして、「もし先祖の時代にいきていても、予言者の血を流す側にはつかなかったであろう」などという。こうして自分が予言者を殺した者たちの子孫であることを、自ら証明している。先祖が始めた悪事の仕上げをしたらどうだ。(マタイ 23:30-32 新共同訳)

はじめに
 

 元京都帝国大学教授 黒正巌(1895-1949) の1930年代における論文等を集めて閲覧できるようにした。黒正巌は百姓一揆の研究者として知られているが、ナチス・ドイツ(国民社会主義ドイツ労働者党)、統制経済、労働奉仕制を称揚する政治的活動を行った。

 黒正巌著作集(2002 思文閣出版)には、この方面での重要な文献が所収されておらず、所収されている文献目録にも掲載されていない。実際、この著作集を出したものは、黒正巌を再評価することで自らの利益を得た。彼らの活動の結果、黒正巌の不自然に偏った評価が一般化した。そして、レイシズムが再生産されている。黒正巌は、ユダヤ人差別が一般的ではなかった当時の日本社会において、率先してナチス流のユダヤ人差別を持ち込んだのであって、当時の社会的圧力などといって許されるものではない。

 本サイトでは、現在アクセスしにくくなってしまった黒正巌の文章を用意した。ちなみにこれらの文献の著作権の保護期間は終了している。


News

宮澤 正典 
論文: 昭和戦時下における新聞の親ナチ・反ユダヤへの傾斜―それに同調しなかった人々― 
一神教学際研究(JISMOR)10 /2015年3月発行 において,

朝日新聞での連載記事 労働に歓喜するドイツ青年 (昭和11年 「大阪朝日新聞」)について言及があります。

また、2014年1月26日の講演でも言及されています。

YouTube 動画






黒正巌 →労働に歓喜するドイツ青年 (昭和11年 「大阪朝日新聞」)より





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