2019年度 明治安田こころの健康財団助成「不良な生活環境解消条例の執行状況分析―医師の専門性と住民の民主性との協働―」(研究代表者、稲葉一将)
平成28年度 大幸財団 第5回人文・社会科学系学術研究助成「ごみ屋敷問題についての共同研究」(研究代表者、古橋忠晃)(平成28年10月~平成29年9月まで)
「考える会」の活動から派生したのが、いわゆるごみ屋敷現象についての学際的共同研究です。フーコー等も書いているように、歴史的に国家の健康政策と不可分の関係を有してきた医療主体が国家行政やNGO等の社会組織といかなる関係を切り結ぶべきかという問題は、医療福祉の行政民間化政策や社会的排除といった今日における国家と社会の変動との関わりにおいて、医療の枠内にとどまらない人文社会科学における一つの重要な研究課題となっていると、私たちは考えました。
なお、この活動は、以下の助成を受けております。
平成27年度 三菱財団 人文科学研究助成「ゴミ屋敷問題に関する多角的研究」(研究代表者、古橋忠晃)(平成27年10月~平成28年9月まで)