メニューは左上の ☰ です
【重要な特徴】
ここで製作されるコーヒーカップ・マグカップに付いている取っ手に特徴があ る。
簡単に言うとこの取っ手は、カップから伸ばして付けるのである。
(こう言うと誤解を生むかもしれないが、まるで伸ばしていくかのような製法である。)
粘土の塊をカップ側面に付け、そこから取っ手をはさむようにもって引っ張って伸ばしていく。
(文で書くのは非常に難しい。実際に見てもらいたい。)
このように手で伸ばして付ける為取っ手の形状が手の形状に馴染むため、完成品の取っ手はまるで吸い付くようにフィットする。(ここまで言うと 大げさであるがそんな気がするのである。)
(そばちょこふうこーひーかっぷ)
灰釉
こちらのコーヒーカップは最近人気が高い。
もとは、昔ながらの蕎麦猪口(そばちょこ)をコーヒーカップにアレンジした製品。ポテッとした雰囲気と無地で極端にシンプルなフォルム。これこそ機能美と 言えるのではないだろうか。
使えば使い込むほどを貫入のはいりや、色が変化していき、自分の一部と化していく。
(そばちょこふうこーひーかっぷ)
黄瀬戸 唐草文様
こちらのコーヒーカップも最近人気が高い。
貫入や色の変化を好まない人はこちらを購入していく。
こちらのコーヒーカップは長年販売しておりロングセラー品。
麦わら手は、非常に手間がかかることから、若干高めで最近は蕎麦猪口(そばちょこ)風コーヒーカップに押されている感がある。が、高級感があり、いまだ人 気である。
麦わら手の文様が 取っ手の内側部分まで丁寧に書かれているところなども見逃せない。
なんと伝統的な馬の目皿の文様をコーヒーカップに移植した。
実はこのコーヒーカップに馬の目の文様を入れるのは、バランスを 取るのに非常に苦労している。
馬の目の大きさ、目の数、渦の数が、このコーヒーカップに合った 大きさ、数になるまで何度も失敗している。
やっと瀬戸らしいコーヒーカップとして出せるレベルになった品。
私の好きなデザインのひとつである。
黄瀬戸
立ちのあるコーヒーカップ。
見た目がマグカップっぽいのでこう呼んでみた。
若干高さがある分、量が入るので、一度に多く飲む人には、おすすめ。
黄瀬戸の色が非常に綺麗出た一品。
男性に人気のロングセラー。
なぜかマグカップは男性に人気のようだ。
内側が無地で白っぽい色なので、何を入れてもその色が引き立つ。
これでビールを注ぐと細かな泡が立ちおいしく飲める。その場合そのおいしい泡でビールの黄金色は見ることができない。
菊花と唐草文様
こちらも麦わら手カップと同じデザインで、呉須(ごす)の染付け柄のもの。
この染付けは、染付けがはっきり残らず若干ぼやけた染付けに仕上がっている。
染付けは、合成顔料、合成釉を使えば、簡単にクッキリとした絵柄を出すことができるが、天然素材を使用すると、このように絵がぼやけた仕上がりになる。
黄瀬戸
陶器のビアカップは、ビールをおいしくする。細かな泡が出て、ビールのおいしさを逃がさないからのようだ。
最近は、ビールに氷を入れて飲むのも流行っているらしい。
屋外などでは、ビールが温まらないのでいいかも。
内側灰釉 外側鉄釉
こちらは、ビアカップに取っ手が付いたもの。
取っ手つきが良いか無しが良いかは、好みが分かれるところ。
ほかの色もあるので、取っ手と色は自分の好みで選んでほしい。
中でも鉄釉は、不安定なため毎回焼き上がりの色が異なる。
運がよければ一目ぼれするほどの色にめぐり合えるかも。
灰釉
口元が折り返してあり、めずらしい。
口元に厚みが出るので割れにくく、唇への感触は滑らかだ。
但し、好みが分かれるところである。口を離すとき飲料の切れが悪くなるからだ。
それでもこのカップは、厚みを持たせながら、口元をシャープさを持たせているのでさほど苦にならないだろう。