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一里塚本業窯の一日体験の陶芸教室は、電動ろくろでの作陶が基本であるが、手びねり、下絵付け、などの体験教室も行っている。ろくろであれば作陶時間は、約1時間見ておいたほうがよいだろう。作陶前に何を作るか事前に決めておこう。1作品を作るのに、実際の作業は15~20分程度。体験者が少なければ、ゆっくりと体験できるだろう。そのときは、周囲の雰囲気もじっくり味わって体験してほしい。
瀬戸市の中でも、このような明治時代からあるモロ(作業場)での陶芸体験教室ができる場所は、この一里塚本業窯以外に他にない。
窯主は、英語対応可能であるので外国人観光客でも対応できる点もこの一里塚本業窯の特徴である。
こちらが電動ろくろの体験ができる作業場「モロ」。建物は、明治時代のものである。
手を濡らす瓶は、昔、登り窯で焼かれたもの。
さらにその瓶が置かれている円形の台は、昔、動力と言われた大きなろくろである。
文化財になりそうな昔のモノが、陶芸教室で違った形で利用されているのも他の教室では見れない部分である。
実際の電動ろくろ体験教室の風景。
白熱球が、おもむきがあって良い。
(ただ最近は、本当の白熱球は、時代にそぐわないので使用していない。)
釉薬の見本。
体験教室で作った作品に色をつけるための釉薬の見本。
色の種類はそれほど多くないが、瀬戸らしい色にできる。
ちなみに私は、黄グリーン(黄瀬戸)色とクリーム(灰釉)色が好きである。