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石油とは、今で言う重油や軽油であったと思う。詳しくはわからない ので申し訳ない。
石炭窯への移行は、登り窯での焼成で多くの里山から赤松が消え、薪が高騰したことによるとも言われる。それにより安価な石炭を使用する様になった。
薪から化石燃料への移行は、この燃料費の問題が大きかったと思われる。その後石油~ガスへと窯は、進化していく。
この窯元でも現在は、ガス窯を使用している。
窯垣とは、窯で焼く時に使用した、部材や、焼きが失敗した製品を再利用して、石垣のようにしたもの。
窯焼きでは、多くの部材を使用する。
ツク ・エンゴロ・タナイタ・など。また、焼成に失敗した製品。
昔から廃材の有効利用は行われており、この窯垣もそのひとつである。
レンガが古そうである。
石油窯より若干大きめ。
中を見ると側面に溝があるので側面で燃やし、その炎はこの溝を通って窯上部へ上り中央から下へ向かい地下の煙道を通り煙突抜けたと思われる。
窯上部に草が茂り、古さをかもし出している。
海外で見た遺跡をほうふつさせる。
石炭窯より小さい。
徐々に現代に近くなるほど窯が小さくなっている気がする。
徐々にせとものが衰退していったことが伺える。
確認をしていないが、レンガの状態からすると、たぶん石油窯の煙突だと思う。
いったん地下をもぐった煙はこの煙突より排出される。