Osaifuの機能説明
予備知識:
Osaifuスタックは、2つのバックグラウンドから構成されています。スタックを開くとまず「帳簿」バックグラウンドが開きます。これは、一般的な家計簿同様、一週間分を見開きにした金銭出納簿です。日付と項目の交わるフィールドに適宜金額を入力します。(支出にマイナス記号は不要です)全ての入力が終わったら、「計算」ボタンをクリックして、合計金額を計算します。(残高と収支合計にはマイナス記号が付きます)
また、帳簿カードはメモリの許す範囲で増やしていくことができますので(当然ですね…)翌週のカードは「次のカードへ」ボタンをクリックして適宜作成して下さい。
もう一つは「集計」バックグラウンドです。帳簿の右側にある「項目を設定する」ボタンをクリックすることで開きます。ここでは、帳簿の「収入項目」と「支出項目」を変更できるほか、帳簿の項目別集計が出来るようになっています。例えば、一ヶ月区切りで帳簿を集計し、HTMLテキストに書き出しておくこともできます。
「日付」を変更して、記入時点のカレンダーを適用。
最初にスタックを開いたときには作成当時のカレンダーが表示されます。使い始める前に左上の「年、月」が表示された部分をクリックして、「日付を変更」して下さい。継続して使用する場合は、帳簿ページを増やすと日付は自動的に更新されますので、最初に開いた時だけでOKです。
「帳簿」は、一週間分の出納記録を記入。
Osaifuでは、一週間の帳簿をまとめて表示しますので、通常の金銭出納帳のように、数値を適宜入力するだけで入力は完了です。ただし、「数値は半角数字のみ」「コンマ、ピリオドで桁を区切らない」「改行を入れない」この3点だけは必ず守って下さい。
特に改行を入れてしまうと、先に入力した数値が行方向に移動してしまい、項目と一致しなくなり、計算間違いの原因になりますので要注意です。
「メモ」に、項目の詳細や、ちょっとしたメモを記録。
メモは、その名の通り簡単なメモを残す機能です。項目に補足したい事項がある場合などにお使い下さい。メモは一日ごとに用意されています。「日、曜日」の部分をクリックするとその日のメモが開きます。
「計算」で、その週の収支と、その時点の残高を計算。
Osaifuでは、帳簿の数値を変更した場合は、帳簿を閉じる前に自動的に収支の計算を行うように求められます。適宜「計算する」ボタンをクリックして帳尻を合わせて下さい。また、それを手動で行うのが「計算」ボタンです。計算には少々の時間がかかります。
「集計」は、各項目別に、帳簿の任意の範囲で集計。
帳簿がたまったら、一定の期間の収支を項目別に集計できます。帳簿の右側に「項目を設定する」ボタンがありますので、それをクリックして「集計」バックグラウンドを開きます。「集計」ボタンをクリックすると、全帳簿を項目別に集計します。
「日付指定で集計する」ボタンをクリックすると、日付けの入力を求められますので、範囲を適宜入力して下さい。その範囲で集計されます。
マシンパワーにもよりますが、いずれの場合も集計には相当の時間がかかりますのでご注意下さい。
「項目」は、使用の目的に応じた内容に変更。
「集計」バックグラウンドの左側の収支項目を書き換えることで、新たに作成する帳簿ページにその項目が反映されます。ご使用の目的に応じて使わない項目を削除したり、新たな項目を追加するのも自由に行うことが出来ます。(※項目数の合計が、収入で24以内、支出で48以内でないと正しく集計できなくなります)
過去に使っていた項目を再び使う場合、一字一句間違わないように記入しないと、別項目として扱われます
「書き出し」で項目別集計の結果をHTMLテーブルに書き出す。
項目別集計の結果を、HTMLテーブルに書き出すことが出来ます。収支をウエブで公開する人もあまり居ないとは思いますが、必要でしたらお使い下さい・・・(- -;;)
右側にある「テキストに書き出し」ボタンをクリックすると、帳簿(コンマ区切りテキスト)、または項目別集計(HTMLテーブル)のどちらを書き出すかをたずねるダイアログが表示されますので、目的に応じて選択して下さい。
バージョン1.04からは、帳簿データをコンマ区切りテキストで読み書きが出来るようになりました。これまでユーティリティを使っていたバックアップが「Osaifu」本体だけでできます。
帳簿データがたまったら、集計バックグラウンドの「テキストに書き出し」ボタンを押し、「帳簿」「書き出し」と選択して進めて下さい。保存ダイアログで指定した場所に、帳簿データがコンマ区切りテキストファイルとして書き出されます。
注意:ただし、このテキストでバックアップされるデータは、帳簿の「日付」「収入、支出項目」「金額データ」「メモの内容」のみです。それぞれの小計、収支などの計算値、集計値は出力されませんのでご注意下さい。