オープンソースのDebianには、安全性と互換性がある程度確認されている「安定版」と、次の安定版の開発のために、ある程度、不完全な状態で公開している「テスト版」。さらに、暫定公開している、開発途上の「不安定版」というのが存在している。
もちろん、これまで私が試してきたのは、すべて「安定版」だが、私の旧世紀モノのパワーマックでは、一部正常に動作できなかった。「安定版」でうまく動かないのだから、テスト版や、不安定版など動くわけがない。と、試しもしなかったが、「どーせ動かないんなら、一度、話のタネに試しておこうか!」と、つまらん好奇心に基づいて、GNU Linux Debian lenny (テスト版)を試すことにした。
おさらい。
「安定版」で、私のパワーマック(Apple PowerMacintosh 7500 + Interware G3/500)で、不満だった点をおさらいしておこう。
私が目指すLinuxPPCは、ウエブブラウズやメーラーが使えるのは当然として、主として「お絵描き」用途に使いたいため、ペンタブレット(現状はADB接続)のドライバは必須。普通はソースコードからのコンパイルで対応するのだが、ありがたいことに、etch以降では、システム標準でタブレットドライバーが用意されている。つまり、増設のUSBボードさえ動けば、最低限、ペンタブレットの買い替え(USB接続のもの)だけでいいのだ。もちろんADB接続のまま使えれば言うことはないが、重要なのは「USBボードが認識できて、タブレットドライバーが動くこと。」この一点!
Debian Lenny (テスト版)のインストール
debianの公式ミラー(もしかすると、本家以外は、テスト版や不安定版は置いていないかもしれない)から、testまたはlennyというディレクトリをたどって、powerpcのインストーラディレクトリに接続。そこからnet-inst用のカーネル(vmlinux)とラムディスク(initrd.gz)をマックにダウンロード。これをBootXのカーネルディレクトリに置いて、インストーラを起動する。(ここまでの手順は、安定版とまったく同じ)
安定版と同じ手順でインストーラは動くのだが、インストーラの最後に、「ブートローダなしでのインストール」という項目が削除されてしまっているため、quikのインストールでハングアップして、インストールは中途半端で終わってしまう。(もちろんNewWorld機ならば大丈夫だろうが…)この状態で再起動すると、ユーザが登録されていないため、無条件で管理者権限でのみの起動になる。もちろんユーザ登録やグループ登録、権限の変更などが手動でできる人なら、多分それでも問題ないのだが、私は、この不安定なシステムはあきらめた。
そこで、まず、安定版etchで基本インストールした後、lennyにアップグレードする方法を採った。カーネルのバージョンが大きく変更されている場合は、この方法だと不具合が出る恐れがあるが、etch 2.6.18-4 → lenny 2.6.24-1(6月現在)なので、大きな問題はでないはずだ。
※etchのインストール方法は省略。詳しくはdebian_note_ppc part2をどうぞ。
etchが立ち上がった状態で、管理者でログインし、aptのリポジトリを変更する。
# vi /etc/apt/sources.list
とやると、
# deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main
deb http://security.debian.org/ etch/updates main
deb-src http://security.debian.org/ etch/updates main
~
~
インストール時に選んだミラーによってurlは違うが、だいたい、こんな感じになっているずだ。この「etch」のところを「lenny」に変えて保存。
# aptitude clean
で、キャッシュをクリア
# aptitude update
で、パッケージのソースを更新。
# aptitude dist-upgrade
もしくは、
# aptitude safe-upgrade
とやると、半自動的に依存関係を整理して、アップデート可能なファイルを選び出してくれるので、Yesと叩き込んでインストールしてやるだけだ。ちなみに、distとsafeとの違いは、知らない(汗)
基本インストールだけなら、小一時間でアップグレードできるだろう。再起動が促されるかもしれないが、その前に、インストールされたての/bootディレクトリから、カーネルと起動ラムディスク
を、マック側(BootXのあるボリューム)に書き出しておく。もしも、直接マックボリュームをマウントできないならば、Sambaや、FTPサーバへのアップロードでも方法はなんでもよい。
test版Lennyの起動
ここから先は、lennyのカーネルと起動ラムディスクを、マックボリュームに移動してあることが前提です。
Macを起動。BootXのLinux Kernelsフォルダに、カーネルと起動ラムディスクを置く。
再起動。BootXの選択ダイアログで、新しいカーネルと起動ラムディスクを選択してLinuxをブート。
ペンギンマークが出てLinuxが起動したら、すでにLennyになっているということだ。ところが、Linuxのファイルシステムをマウントする直前にエラーを吐いて止まった。
scsi_mod.c がどうのと表示されている。
気を取り直してもう一度やり直す。今度は正常にログインプロンプトまで到達。ところが、また、いくつか操作をしている途中で同じようなエラーで止まった。
はてな?
なにやらディスクドライバにバグがあるらしい。(かなり後になって気づいたことだが…)これでは、デスクトップ環境を入れてもまともには動かない。
よくよくメッセージを観察してみると、scsiを読み込むところで、「CDドライブのトレイが閉まったままです。」などという表示が出たあとに、必ずエラーで止まる。CDドライブのトレイが閉まってるのは当たり前だが、なにか勘違いしているらしい… ドライブにメディアを入れた状態だと問題が出ないため、おそらく、CDドライバにバグがあるとみなして、これを外すことにする。(CDは使えなくなるのだが…)
試行錯誤の末、たどり着いた方法は、カーネルモジュール(/lib/modules/2.6.24-1-powerpc/kernel/)のディレクトリの中を探して、sr_mod.koと言うのを見つけたら、これを
# mv sr_mod.ko sr_mod.ko.bak
などと名前を変えて、モジュールの再構成をする。
# depmod
# update-initramfs -u -a
新しい起動ラムディスクができたら、/boot 以下から、ラムディスクだけを再びマックボリュームへ移動。これをBootXの起動ラムディスクにして、再起動すればいい。CDロムドライバ抜きで起動するはずだ。(一応、CDドライブは、通常のscsiディスクとして認識だけはされるが、当然使えない。)
※補足:CDドライバや、USBドライバなどは、カーネルモジュールとして起動ラムディスクに格納されている。UDEVでプラグを抜き差しすると読み込まれるドライバならば、modprobeのブラックリスト(/etc/modprobe.d/blacklist)に書き込めば、カーネルがドライバを読み込まないようにもできるのだが、起動プロセス中に読み込まれるドライバは、それをやっても意味はない。そこで、バギーなCDドライバ抜きの起動ラムディスクをわざわざ作って、マックボリュームに移動させたわけ。
デスクトップ環境の整備
CDドライブが使えないのは辛いが、エラーで止まるよりはまし。バグの修正を待つことにして、とりあえず、デスクトップで遊ぼう。
追加インストールするのは、最低限以下のもの。
それに、メディアプレイヤーや、ウエブブラウザ、日本語フォントなども
これだけで、約1ギガバイトほどになるが、なんとか最低限のデスクトップ環境はできる。
例によって
# aptitude install #####~(上のファイル名を半角スペース区切りで列挙)
ギコギコ小一時間待つ。(設定が必要なものもあるので、適当に答える…)
再起動。
ログイン画面に到達。
「せ、狭っ!!」
画面解像度が800×600に固定されているらしい。こういう場合は、Xサーバの再設定だが、XFree86と違い、 # dpkg-reconfigure xserver-xorg
とやっても、デバイスや、キーボードなどは設定できるが、解像度は変わらない。
しょうがないから、設定ファイルを手動で書き換える。端末を立ち上げ、管理者モードで
# vim /etc/X11/xorg.conf
~ ~ Section "Monitor" Identifier "L465" HorizSync 24.8-80 VertRefresh 50-75 EndSection Section "Screen" Identifier "Default Screen" Device "Configured Video Device" Monitor "L465" DefaultDepth 24 SubSection "Display" Depth 24 Modes "1280x1024" "1024x768" "800x600" EndSubSection EndSection ~ ~
モニタのセクションと、スクリーンのセクションだけを、ディフォルトから、上のように書き換えた。(上記は私の実際の設定。お持ちのディスプレイの諸元表を調べて、数値は正しく設定しましょう。)
ついでに、右クリックエミュレーションの設定もしておく。
# vim /etc/sysctl.conf
~ ~ # 3-button mouse emulation # turn on emulation /dev/mac_hid/mouse_button_emulation = 1 # Send middle mouse button signal with the F11 key /dev/mac_hid/mouse_button2_keycode = 87 # Send right mouse button signal with the F12 key /dev/mac_hid/mouse_button3_keycode = 88 # For different keys, use showkey to tell you what the code is. ~ ~
いろいろ書いてある一番下に書き加えて保存。(デビアンの説明書のコピーです)
再起動。
画面も最大解像度で使えるようになったし、右クリックもファンクションキーでどうにかエミュレーションできる。動作もCDドライブを外した状態なら比較的安定している。「はやくドライバ直してくれ~っ!」
追加機能
メニューに搭載されている音量スライダーをコントロールしている、音量調整ツールが、ちゃんと動作しないので、以下のファイルを追加
# aptitude install alsa-base alsa-tools gnome-alsamixer
このalsamixerで出力デバイスとボリューム値が正しく設定され、再起動してもリセットされなくなる。
さらに
# aptitude install gnome-sysytem-tools ntp
これで、システム時計の設定が自動化できる。他にも便利なユーティリティがいろいろ使えるようになる。
もうひとつ、マック機でDebianを使うときに不便なのが、フロッピー。マウントはダブルクリックひとつでできるが、右メニューでアンマウントしても、ディスクが出てこない。ウインドウズと違ってフロッピーの排出ボタンがないから困ってしまう。
私は、当初、いちいち「針金」でフロッピーを取り出していたのだが、ejectというコマンドでアンマウントと同時にディスクを排出することができることがわかった。
# eject -f /dev/fd0
とやるだけで、マウントされたフロッピーが出てくる。しかし、いちいちコマンド入力するのも面倒なので、ランチャーを作ることにした。
メニュー上で右クリック(F12キー)、「パネルへ追加」を選択。アプレット選択ダイアログが出てきたら、「カスタムアプリケーションランチャー」をダブルクリックして新しいランチャーを作成する。
種類は「アプリケーション」、名前には「フロッピー排出」などと適当な名前をつけて、「コマンド」に以下のコマンドを入力しておこう。
/usr/bin/eject -f /dev/fd0
できたら、「OK」ボタンを押す。メニューにランチャーアイコンができるはずだ。フロッピーはこれをクリックするだけで「アンマウント」されたのちに、ウウイ~ンッ♪と「排出」される。
うれしい悲鳴。
テスト版だけに、まともに動くことすら期待していなかったのだが、なんとetchでは不可能だった機能が多々あることには驚かされた。
まずは、最大の懸念だったUSBカードが使える。halデーモンのおかげで、fstabに何の記述もせずに、外付けドライブや、フラッシュカードリーダが自動的に認識されたうえに、ちゃんとメディア名がついた状態でマウントされてくる。下手なウインドウズよりもよくできてるじゃん♪
それから、メディアプレーヤでは諦めていたWMV3コデック(Windows Media 9)の動画が見られるようになった。etchでもMacクラシックでも不可能だった、ヤフーやNHKなどのストリーミングが、見られてとても便利だ。
また、ウエブコンテンツの拡張機能として、もっとも普及率の高いFlashコンテンツもある程度動作する。mozilla系のプラグインとして、gnashのほかにswfdecというのもかなり使えるので、用途に応じて使い分けるといいだろう。
それから、画像ビューア(EOG)で、リモート画像が一覧表示(コレクション)できるようになった。etchでは、ローカルディレクトリにある画像だけしか一覧表示できなかったのが、改善されている。これはかなり便利だ。ただし、FTP経由だと、サムネイル3つくらいで、なぜかハングアップする…
そらから、我々にとってパソコンの使い勝手をもっとも左右するといってもいい、日本語入力メソッドが、かなり進化している。メニューバーにアプレットで埋め込むと、ことえりライクな使い方が簡単にでき、しかも、カスタマイズの自由度も増した。ワンタッチでユーザ辞書にアクセスできるのもとても便利だ。
とにかく、lennyが安定版になるのが楽しみでもある。
ただいま稼働中…
2008年07月12日
メインのウエブブラウザとして選んだgaleonだが、突然、プリント機能が使えなくなった。プリントコマンドを選択すると、プリントダイアログの代わりに「xprintってのがみつからない」とかなんとか表示が出て失敗する。数日前まで、印刷できていただけに意味がわからない。で、xprintというサーバ(?)をインストールしてみるが、まったく状況は変わらない。仕方がないから、galeonの代わりに、最近メジャーアップグレードがなされたというfirefox3を使ってみた。
もちろん、MacOS9では、インストールすらできない最新ブラウザだから、あまり期待はしていなかったが、これが、結構使えることがわかった。iceweaselという代替パッケージ名となっているが、ほぼfirefox3と同じと考えていいようだ。当分の間、これをメインに使ってみる。
※ iceweasel-l10n-ja という日本語化パッケージもあるので、メニューやダイアログが英語では困る場合は、同時にインストールしておこう。
2008年07月14日
今日の差分アップグレードで、カーネルがマイナーアップデートされた。バージョンは…
linux-image-2.6.25-2-powerpc
で、それに伴い、(CDドライバにバグのあった)カーネルモジュールと起動ラムディスクが更新された。もちろん、私の期待はCDドライバのバグ修正。さっそく、マック側に新しくなったカーネルと、ラムディスクを書き出し、それをBootXの起動用に置き換えた。
再起動! コンソール画面になんだか余計な表示が増えて、うっとおしいが、結果は成功。CDの読み込みでシステムがクラッシュすることはなくなった。もちろん、CDドライバのバグは修正され、内蔵ドライブの読み込み(書き込みはまだ試したことがない…)に関しては問題が出なかった。ぐれーとっ!
2008年07月16日
今日の差分アップグレードで、Xserverのビデオドライバーが更新された。
私のマックに載せてあるビデオカードはATI Rage128。いままではxserver-xorg-video-atiというATI汎用ドライバーを使っていたが、これがエラーを返して起動しなくなった。どうやらRage128用の設定が除外されたらしく、ATIとは別に、新たに xserver-xorg-video-r128というビデオドライバーがインストールされた。(ちなみに、いままではATIとr128の同時インストールはできなかった)
で、コンフィグを小修正。/etc/X11/xorg.confにドライバ名を明示しておく…
Section "Device" Identifier "Configured Video Device" BusID "PCI:0:13:0" Option "UseFBDev" "true" EndSection
から、
Section "Device" Identifier "Configured Video Device" Driver "r128" BusID "PCI:0:13:0" Option "UseFBDev" "true" EndSection
と、一行加えて保存した。これで、いままでどおり動いた。
2008年9月
日付を記録し忘れたが、差分アップグレードで、カーネルのマイナーチェンジが行われた。
ビデオドライバーも修正がくりかえされ、今はドライバの指定も不要となっているはずだ。カーネルのバージョンは
linux-image-2.6.26-1-powerpc
FireFox使用中に突然フリーズすることを除けば、重たいなりにソコソコ動く。できれば、CPUをもう少し速くしたいところだ。
2008年10月
PM7500にはレガシーインターフェイスしかないので、 USB&FireWireのコンボカードをPCIに挿してある。販売元の「玄人指向」の説明によれば、OSXを載せればUSB2.0で動作するとのことだが、PM7500の場合、OS9・1までが正式対応なため、USBは低速でしか使えない。
ところが、Linuxカーネルは、ちゃんとこのカードをehci_hcdドライバーを立ち上げてUSB2.0で認識している。もしかしたら、高速転送できるのか! と期待したものの、実際に対応ストレージなどを接続してみると、認識はするがディスクの内容は読めないまま固まる。まあ、速度のことはしかたがないとして、ディスクが読めないのは不便なのでehciドライバを使用停止にしておいた。方法は、modplobeのブラックリストに書き込んでudevが自動的にドライバを読み込まないようにする。
/etc/modplobe.d/ 以下をさがしてblacklistというファイルをエディタで開く。これに…
blacklist ehci_hcd
と一行書き加えて、保存。再起動。
これで、USB2.0対応ディスクや、フラッシュメモリなどもUSB1.1の低速ドライバーで動作する。
2008年11月
画像ビューアが快適と書いたが、起動と終了に時間がかかっていらいらする。そこで、gThumbをインストールする。
# aptitude install gthumb
これで、デジカメ画像の管理も簡単。一覧表示もサクサク動く。ちょっとした画像の変換やカタログ作成などにも使えて便利だ。
2008年11月22日
日本語表示に問題が無いと書いたxpdfだが、埋め込みフォントの場合だけ。フォントが埋め込まれていない書類では日本語が表示されない。そこで、日本語表示のための追加ファイルを入れる。(リポジトリに"non-free"を含めておかないと見つからないかも…)
# aptitude install xpdf-japanese
2008年12月03日
xpdfでの問題は解決したが、gnomeでディフォルトの「ドキュメントビューア」(evince)では、依然日本語は文字化けする。しかし、同じ悩みの人はいるもんだ。これを修正する方法がネットを探したら出てきたのでさっそく試す。
# aptitude install evince ghostscript xpdf-japanese cmap-adobe-japan1
おそらく、xpdf-japaneseをインストールしたときにすべて入っているはずなので、以下のコマンドでシンボリックリンクを張るだけだ。
# mkdir -p /usr/share/poppler/cidToUnicode
# mkdir /usr/share/poppler/cMap
# ln -s /usr/share/xpdf/japanese/Adobe-Japan1.cidToUnicode /usr/share/poppler/cidToUnicode/Adobe-Japan1
# ln -s /usr/share/fonts/cmap/adobe-japan1 /usr/share/poppler/cMap/Adobe-Japan1
これでディフォルトのビューアでも日本語の表示ができるようになった。xpdfよりも日本語フォントが美しく表示されているぞ!
2009年02月20日
ほぼ、毎日のように修正されていたテスト版lennyだったが、ここ数日、修正がピタリと止まった。
2月14日。テスト版だったlennyが、正式にDebian 5.0としてリリースされたそうだ。
2009年03月04日
Operaブラウザを使ってみた。公式サイトからダウンロードページをたどると、自動的に Linux PPC用の.debパッケージを落とせるようになっている。現在使えるバージョンは9.63。パッケージをダウンロードしたら…
#dpkg -i opera_9.63.2474.gcc4.qt3_powerpc.deb
でインストール。qt関連のファイルが依存関係で自動的にインストールされるが、なぜか日本語が入力できないので…
# aptitude install uim-qt
を追加して、uimを使えるようにした。あと、日本語フォントの表示がめちゃめちゃだったので、設定し直し完了。軽くて快適!
ただし、フレーム表示がものによってはできないバグあり…
2009年04月15日
カーネルがマイナーアップデートしていたので、safe-upgradeにて更新。
linux-image-2.6.26-2-powerpc
カーネルとラムディスクのイメージをMac側に書き出して、再起動。起動にやや時間が要する。動きもややもたつく感じで重い。途中でハングするのも相変わらず… ほとんどメリットなし。
2009年06月8日
カーネルの修正があったので、アップデートをかけた。最後の問題だった途中でハングすることがなくなり、ようやく、まともに長時間動作させられるようになった。
と、いうことで、この「テスト版」の記録はここまで。つづきは、次のページにまとめます。